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脱腸?!初めての動物病院-家に来て3日目-

脱腸?!力んだら赤くぷっくりと肛門が!!

私にとって動物病院は
「年に1回フィラリアの薬をまとめてもらいに行く場所」でした。

以前飼っていたタローは、最後の時を迎える17歳ごろまではそうだったから。
子犬の時、うんちにギョウ虫がいて慌てて病院に駆け込んだことはあったけれど。

 そんな元気なタローに慣れていたから
「雑種犬は元気で血統書付きの犬は弱い」と聞いても
「わたしの飼う犬は元気」と、根拠のない自信がありました。

が、念願の黒柴すずちゃん。
お迎えした2日後には下痢と肛門が少し飛び出てとても痛そうな状態に…!!

病院が閉まっていたので、動画をとってペッツオーライ(一年間は無料だから…とペットショップでいわれて、使うことないけどな〜ととりあえず加入した動物の体調等相談できる有料サイト)に相談!
獣医師の人が動画を見て、アドバイスをくれる。というものです。
で、当たり前だけど診断は「すぐに病院で診察を受けましょう」と。

だよね…。

動画診断を受ける為の画面

初めての動物病院

そして翌朝、バスタオルとペットシーツにすずを包んで抱き、家に一番近い動物病院に主人と並び、一番に診察を受けました。
ええ、あれほど飼うのに最後まで反対していた旦那様ですが、仕事を時間休みもらって付き添ってくれるほど、一番心配してたんですよね。
なんだかんだヤサシイ。

で、結論。
脱腸ではないけれど、力み過ぎて(下痢を出したいけど、もう出るものがないから)肛門がぷくっとでている。
下痢は通常は止めないほうがいいけれど、これはワンちゃんにとっても辛いので
とりあえず下痢止めをしたほうがいい。ほんとに脱腸になってもいけないし、低血糖にもならないように点滴と注射を。

という診断でした。
脱腸でなくて、良かった…。

塗り薬をぬって、10秒ほど肛門を押してください。と軟膏と飲み薬が処方されました。

これだけだと、まあとりあえず良かった。

なんですが、動物病院の先生がなんていうか
「…えっ、もしかしてすごい腕が悪いの??」
と。

まず、最初に下痢止めの注射を打ったときに、すずが
「キュイーン!!」とすごい鳴いたんですね。
すると
「柴は大袈裟だから。特に、この子は大袈裟だね」
と。無表情で言われました。

そうなんだ〜、タローは狂犬病の注射とかケロッとしてたけど犬種で違うんだ。
と素直に受け取りました。

続いて看護師さん(ていうのかな)が、すずを抱き抑えて点滴を打ったのですが
「先生!!もれてます!!」
が、計3回。。えっ、ちょっと多くない??

そのたびにまだ1キロほどのすずは点滴を刺し直され
「おかしいな〜」とつぶやく先生。

で、最後には点滴が皮下注射でちょっと液がもれるんですが、そこから最初に注射で打った下痢止めが漏れ出ている可能性があるから、ともう一度注射して薬を足すと言われ、
「キュイーン!!」と、響く鳴き声。。。

いや、何回針で刺されたの…。

「明日は休みだから、何かあれば別の病院に行ってみて」
「夕方に、一応電話して容態を教えて」

と、無表情ながら気を使ってくださる言葉はいただいたので、悪い先生ではないのでしょうが、こんなに点滴って漏れるのかな。と疑問もあり、
(夕方に電話したら、「なんで掛けてきたの?」と言われてので、「えっ??」って再び思う。泣)
病院の相性というか、先生の腕というか、

病院選びって難しいな。
と10数年ぶりに犬との生活を再び始めて、三日目にして感じました。

後日

犬を飼ってる人って、やっぱり多いな。と感じたのは
「犬飼い始めたんですよ〜」
というと、職場の同じ部署にもごろごろと
「うちも飼ってるよ!」「何犬?」
と、アドバイスいただける方々がいたこと。

で、一連の出来事を話すと、こぞって
「注射が漏れるとか聞いたことない」「いくらなんでも点滴の挿し直しすぎ」
と言われ、やっぱりそうだよね。と。
10年以上病院営業しているし、お客さんも多そうだと思って行ってみたんですが正直ウチは合わなかった。ということで、
素直に以前タローがお世話になっていた病院へ行きました。

ワクチン接種もあり、注射もしてもらいましたが
「キュン」とも何も言わず!!(感動!!)
しれっと先生や看護師さんに尻尾振ってました。

うん、やっぱりわんこの注射ってこうだよね。


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