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犬の飼い方-すずころ日和 今昔-

下手したら30年近く前の犬の飼い方

私にとって初めてのわんこ、タローを飼い出したのは1990年代。
近所のわんこたちは小屋と共に外で飼われ、猫も平然と住宅街を闊歩していました。
もちろんネットも今のようにないので、犬の飼い方は見よう見真似とそれこそ
飼っている人から聞いて仕入れる情報のみ。

タローは生後2ヶ月、と言われて我が家に来ました。
(母は絶対1ヶ月サバをよまれている、と言ってるほど「犬」な顔した子でした。なんていうか、ふわふわした子犬期はなく、犬って感じでしたね)
来た日から当たり前として外庭の自転車置き場の柱に繋ぎ、来た日から当たり前のように外へ散歩へ行く。
タローは、初日こそ散歩を200メートルくらいしか歩きませんでしたが、
2日からはガンガン歩き、トイレも自然と大も小も散歩中にしてました。
庭でするのは子犬の時の、嬉しい時の嬉しょんくらい。

うんちの始末はコツを掴むまでは試行錯誤しました。
1 スコップで取る→スコップが汚れ、うんちもうまくとれないことが多い
2 ナイロンで掴む→手が感触を感じるし、下手するとこれまたうんちが崩れる
ずっと2のやり方でしたが、1年くらいすると、あらかじめナイロン袋の口を広げておき、タローがもよおした瞬間にさっとナイロン袋を下に持っていく。
で、直接ナイロン袋に用をたしてもらってうんちをキャッチしていく。
すると道も汚れないし、始末も早い。
このやり方をマスターすると、道ゆく人が「おお」って言ってくれてました。

そんな先代タローのトイレ事情。
※タローは、写真のわんちゃんのような白いわんこでした。

今の犬の飼い方

ワクチンがおわって、免疫がつくまでは外で散歩はしてはいけない。

すずが我が家に来たのが5月5日。
庭にでてOKが5月27日→1ヶ月後、やっと外散歩OK!
もう7月前半。
なんて長い道のりなんだ、外散歩。

初めての外庭。土がこわくて石から降りない。


そして振り返る過去。
犬が来たのが嬉しくて、念願のお散歩にはタローが来た初日から行ってたよ…。
ワクチン?すみません、知らなかったのでしてないんです。
今考えると無知って怖い。
でも、タローは18歳近くまで元気に生きてくれました。ありがとう。

室内犬なので、トイレは完備でお迎えしたすず。
幸いペットショップでしつけてくれていたのか、最初からトイレでしてくれました。が、ホッとしたのも束の間、トイレ以外でもする。小も、時には大も。
トイレトレーの網にうんちは挟まるので掃除が大変。
でも、網を外すとトイレシートで遊ぶ、食べる…!
子犬期ってこんなに大変なのか。あれ、おかしいな。
私の犬歴18年は、すずによってあっさりと打ち砕かれていきます。

そして、外で散歩するようになってからは、うんちをなかなかしない!
柴は綺麗好きなので、自分の居場所ではなく外でするようになる。
と聞いてはいたのですが、いざ散歩にでても、ほんとしてくれない。

ある本で「柴犬を飼う同士で、うんちをした場所の情報交換をする」と書いてあったときに「うそだー」と思ってましたが、ほんとなかなかしないんですね。
柴犬あるある。本当だった。

もよおしてきて、やっとくるくると回りだしてもちょっと車とか通ると、ピッとひっこんでしまう。なんでだよ!出しなよ!!

必然的に何度かうんちをした場所めぐりをして、いつも小一時間歩いています。
タローは飼い主の時間で散歩しても、いつも散歩がはじまったらトイレ。
こちらが用事がある時は10分くらいの早散歩でも、とりあえずサッとしてくれる。
すずはあくまでも自分のペースで、トイレ。
1時間散歩を下手すると、夜2回。私に運動しろってことなのね。。

そんな感じで、タローの時のようにナイロン袋を下にスタンバイさせたら、ピッとうんちがひっこんでしまいそうなので、こわくてまだ私のうんち回収早業は再現できていません。
タイミングを逃すと、さらに何十分もまた歩くんだもの…。

犬種あるある。信じてなかったけれど、ほんとでした。

読んでいただきありがとうございました。





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