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足の老化防止には、山を歩くのが良い

近藤四郎「ひ弱になる日本人の足」を読みました。

私が選んだポイントは以下の3点。

①歩くのに適した靴とは
→正常歩行ができる靴。そんな靴とは、足の外から内の「あおり」ができて、しかも爪先の「蹴り出し」が強くできる靴。ジョギングシューズは、後端が削ってあるので、足のあおりを妨げる。
足指の付け根の関節位置に当たる本底の部分だけが曲がるものがよい。どこでも曲がるズック靴より、厚底スニーカーや革靴のほうが良い。

②ヒトの足は走るのに向いていない
→ヒトの足の骨は、サルと比べて足根部が大きい。ヒトの足は踵から大地にしっかり着地して、足指で蹴り出して歩くのに優れている。

③55歳くらいから足のあおりがなくなってくる
→あおりの動きは、足首のうち返し、外返し。我々の足は、その動きで地面とバランスをとっている。
自然道を歩くと、土の凹凸に富み、傾斜面を歩けば、自然と内返し、外返しができる。更に言えば、自然道を歩くには裸足で歩くのが一番いい。

私の感想

上記①について
私が仕事の時は革靴を履いています。正常歩行ができる革靴を選んで、足のあおりができるようにします。

上記②について
「born to run 人は走るために生まれた」という本にあるように、ヒトの身体は山の中を長く走るのに適しでいると私は思っています。走るときは、踵をつかない身体の使い方。歩くには踵から着いて、しっかり蹴り出す。私はヒトの身体は、歩くにも走るにも良いと、理解しました。

上記③について
老化して転びやすくなるのは、足首の内返し外返しが少なくなるから。そう理解すれば、老化防止には山を歩くのが良いということになります。

私も日頃から土の自然ない道、傾斜のある山道を歩いて運動します。

ありがとうございました。

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