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介護経営の戦略

日経ヘルスケア「サバイバル時代の介護経営メソッド」を読みました。

私が選んだポイントは以下の3点。

①科学的な介護を実践する
→老健清雅苑•野尻晋一氏のVISIT活用経験から。
•リハビリ会議などで丁寧な説明ができて、利用者や家族の満足に繋がった。
•LIFE関連の加算を算定できると年間120万円の増収になる。

②処遇改善加算の要件変更に、「あるべき姿」が示されている
→例)
•職業体験の受入や職業魅力度向上の取り組み
•有給休暇の取得しやすい環境整備
•ケアの好事例や利用者や家族からの謝意等の情報を共有する機会

③職員定着のポイントは「ペルソナ」
→ペルソナとは、法人が求める人物像を明確にして採用活動を行うこと。
そのペルソナに合わせて、研修体系を作り、人材育成を行う。それを実践する施設では「10年やって、人材確保と定着に困らなくなってきた」

私の感想

上記①について
LIFEのフィードバックの有効性はまだ実感できていないのが本音ですが、私の情報不足かも知れません。ただ、野尻氏がみるようにビッグデータを介護に活用する流れは必ずやってくると思います。LIFEを実直に実践していくことが今は大事です。

上記②について
国に介護職の給料上げろ、という他力本願ではなしに、現場の実践から魅力アップとか収入アップさせるのが本来だろ。私はそのようなメッセージを読みとりました。働きやすく、やりがいのある職場を自分たちで作ろう。

上記③について
いかに目先の人手不足に追われて、間に合わせの補充を行なっているか。を思い知らされます。誰でもいいからすぐ働ける人を紹介会社に見つけてもらうんじゃない。自分たちはどういう仲間を求めていて、そんな人物が働きたいと思う職場はどう作っていくのか。
「ペルソナ」はヒントになると思いました。


ありがとうございました。

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