見出し画像

イスラム教のラマダンを明日から開始

今年からアラビア語の勉強を開始し、今は週3回マンツーマンレッスンをしています。語学は言葉や単語、発音だけでなく、文化、宗教、思想などその言葉が生まれた背景や価値観が色濃く出ているものですが、アラビア語は特にイスラム教と深くつながっており、イスラム教の考え方を学ぶことは避けても通れないと思います。

レッスンの中で、ラマダンについての質問をしてみたら、エジプト在住の先生は「ラマダン!!大好き~~」と言ってびっくり。さらにシリア人の先生も「ラマダンはとっても良いです」と言います。一か月続く断食にともなう辛い苦行だと思っていましたが、どうやらそれだけではないらしい。

断食は、「日中飲まず食わず」ということで日の出前のある時間(今年は日本では3時半前後)から日没後のある時間(日本では今年は18時すぎ)まで食べないという意味で、夜は食べることができるのです。その夜、食べてもいいよ、という時間に食事をとることをイフタールと呼び、家族みんなでパーティーのような豪華な食事が並びます。

約15~16時間断食をした後にそんなに食べて大丈夫??!と驚きますが、食事をとる前に水やサラダやデーツを食べたりしてお腹をならすそうです。

みんなで日没後の食事をワイワイとるのでご近所や街中がお祭りのような雰囲気らしく、ラマダン中は悪口をいうことは禁止され、さらに貧しい人には施しをすることが推奨されているので、みんなが助け合い優しい気持ちになれる、、という社会や家族の雰囲気がとても良いらしい。

ところで、私は明日の夕方からだと思っていて、明日は普通に食事できると勘違いしていたら、どうやら明日の日の出かららしい。

さらに日の出の時間を調べて5時すぎだから4時50分に起きればよいかと思っていたら、Imsakと言って何時までに食べ終わるかという時間が決まっているらしく3時42分でした。夜中・・!!

明日は3時20分に起きて、軽く食事してから二度寝の予定です。もし寝坊したら一日中飲まず食わずでめちゃくちゃしんどいらしい(汗)。まずは早起き必須!どんな体験になるかワクワクしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?