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『迷走する日本思想ーあるいは日本思想のクイア性』

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次回作のドラフト(草稿)です。 日本語で考えること、日本思想、日本語をどれだけ外から見れるか、その試みを日本人として、ひとりのマイノリティ、クィアとして、クイアに解釈すること。日…
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2021年5月の記事一覧

田辺元の「死の哲学」

田辺元の「死の哲学」

日本思想を語る上で欠かせないのは、もちろん見方にもよるが、例えば福沢諭吉、中江兆民、西田幾多郎、和辻哲郎、九鬼周造、などはさらりとあがる。

ちょっと偏ってみると、柳田國男(毛色が違う)、吉本隆明(マジか?)、柄谷行人(微妙か?)、中沢新一(人によっては怒るか?)、東浩紀(アンチが多そう)、千葉雅也(ファンです、頑張れ〜)などが、するっと(?!)挙がる。

だが、なかなか田辺元は入らないと思われる

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