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「自分に優しく」と「自分に甘く」

こんにちは。今日は、流行りの自己肯定感とやらに関係するかもしれないけど、もしかしたら人によっては難しいと感じるかもしれない部分について少し書き残そうと思います。

HSPと自己肯定感

HSPさんは罪悪感や自己否定と一緒に生きているといっても過言ではないと思うのですが、自己肯定感を上げたかったら「自分に優しくしよう」ってよく見かけると思います。

私もつい最近まで「優しく」と「甘く」の違いが全くわからず、すごくあいまい~な感じでいたのですが、今日の昼くらいに母と話をしていて突然意味がわかったんです。

「自分に優しく」
やろうと決めて、ゆっくりでも続けてきたことが「どうしてもできなかったとき」に、自分を責めないこと。

「自分に甘く」
やろうと決めたことをそもそも実行せず、それをなぁなぁにして、良い方向に進もうとしないことを見て見ぬ振りすること。

自分で一番わかりやすくまとめるとこうなるのですが、この違いって結構難しくないですか?
「優しくする」の基準について、「あなたが大切だと思う人にやってあげることを自分にもやりなさい」っていうのもありがちかと思いますが
そもそも家族以外に大切な人がいない人はその感覚すら難しいと思います。私のことなんですけどね。

ひとつ例をあげますね。
汚い話なのですが、私は精神的につらくなると本当にセルフネグレクトがひどいです。平気で何日もお風呂に入らなかったり、部屋も一瞬でゴミ屋敷化させたり。
無職の今でさえ、頭の中がぐるぐるしたりいろいろなフラッシュバックでメンタルがだめになって外に出る必要がない間はお風呂にすら入らないこともあります。
これが「自分を甘やかしている」状態だと思います。もちろん、薬やプロの助けが必要な方は別の話ですが、私は自分がいっぱいいっぱいだから、当たり前の生活を見て見ぬ振りしているわけです。

セルフネグレクトの悪循環を脱したい

ダメなときは本当に3日4日入らないのですが、さすがに体調が悪くなってきます。メンタルも元々の落ち込みにネグレクトから来る落ち込みが重なってすごいことになります。

そこで、9月に入ったら絶対に毎日お風呂に入ろうと決めたのですが。
その数日後にいきなりカレイの寄生虫に当たってしまったらしく、一晩で3回吐くほど調子が悪かったときはさすがに優雅にシャワー浴びて・・・なんてできなくてトイレとベッドの行き来で夜が終わりました。
でもそれってしょうがないですよね。まさか吐きながらお風呂入るわけにもいかないし、その日はそれでよかったわけです。
※しっかり中まで焼いたし、アニサキスは加熱してあれば問題ないって見たのに・・・( ;∀;)

問題はここで、今までは「もうダメじゃん。一回ミスしたならもうおじゃんだわ」と思ってまたお風呂にすら入らない生活に戻ったと思います。
ですが今は「あの夜はどうにもできなかったよね。わかる。今日は二日分ゆっくりお風呂入ろうね」と言って、自分をお姫様抱っこしてお風呂場に向かうことができる気がします。

ここなんですね。前者は悪循環の見本のような考え方です。できない→やらない。後者は、できない→じゃあ次はやろう。

いや、そんなこと当たり前だろと思う方もいるとは思いますが
本当に、本気で、自分を大切に・自分に優しくの意味がわからない人に届いてほしいです。私だけじゃないと信じてます。


自己肯定感って色んな所で騒がれすぎてそろそろ(笑)がついてしまいそうな感じになってますが、すごく大切だと思います。
大げさなことじゃなくて、人に見せびらかすことじゃなくて、自己満でいいんだと思います。だって自分が自分にしてあげることだから。

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