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台風14号

中心の気圧が910hpaだそうで、ものすごく風が強い台風のようです。
(参考までに大気圧=1気圧は1013hpaなのでかなり気圧が低いことが伺えます。)

9月17日の21時現在、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

https://www.data.jma.go.jp/multi/cyclone/cyclone_wind_advisory.html?lang=jp


気象庁の「風の強さと吹き方」を見ると
非常に強い風から猛烈な風が吹き荒れるそうです。

「非常に強い風」
人は何かにつかまらないと立てない。
屋根瓦・屋根葺材が剥がれ始める。
シャッターが揺れる。

「猛烈な風」
木造住宅が倒壊し始める。
鉄骨構造物が変形する。
樹木・電柱・街灯が倒れる。
ブロック壁が倒壊する。

樹木、電柱、街灯が倒れるのは恐ろしすぎますね・・・。

中心の気圧が低ければ周りからどんどん風が吹き込んで中心では上昇気流が巻き起こり、水分が上空に噴き上げられまた雲が発達していきます。

海面の上で勢力が落ちないのは水分の供給が絶えず行われるからで、陸に上がってしまえば勢力は衰えていきます。

右ねじの法則を当てはめると風が吹き込んでくる向き、上昇気流が起こるということがいつでも思い出せますので、受験生の方は右ねじの法則を応用して覚えることをおすすめします。(台風だったり低気圧は北半球では反時計回りに回転して、中心では上昇気流が起こります。)

右手の親指は上昇気流を、人差し指から小指までが風が吹き込んでくる向きを表しています。

南半球では台風だったり低気圧は時計周りになります。(左ねじの法則で覚えるといいかと思います。)

自転の影響なのですが北半球と南半球で回転が違うって不思議な感じがしますよね。

とにかく大きくて強いと言われている今回の台風14号。

被害が最小限に抑えられることを願っております。

九州地方にお住まいの方に被害がありませんように。




サポートしていただけたら、実験用具を買うか、実験用の薬品を買うかまだ決めていませんが、生徒さんたちと授業のために使いたいと考えています。