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友情について想いを馳せる夏

時の流れに身を任せて。

今年の夏は、小学生のときからの友人、Mと会える事になった。

2年ぶりかなあ。
(猛暑の中会う私達はちょっと変わり者かもしれないが。)

会う日にちを決め、場所やお店を決めていくうちに、今までの思い出が走馬灯のように駆け巡った。

私の場合、思いついたこと。格好悪い記憶のオンパレード。いまいち甘えてばかりの人生というか、反省しきり。

また、今の私は後悔ばかり。前向きになれない私がいるのだ。これは病気をした経験が拍車をかけている。今まで通りにはいかないものがどうしてもある。頭では理解しているつもりでも、中々気持ちがついていかない。

コロナの影響も大きい。とくに友人知人と会いづらくなった。私ってこんなにぼっちだったかあと再確認してしまった。
(今年は、コロナもだいぶ落ち着きをみせてきてくれたが。)

駆け出しのライターとして出会ったメンバーたちが、毎回特定のテーマに沿って好きなように書いていく「日刊かきあつめ」です。

今回のテーマは「#2024 夏」です。

今年の夏は、個人的にはやっと、心穏やかになってきた年でもあった。
気持ちの区切りがついたというか。
ある種の諦めとこれからへの新たな期待も入り混じる。
そんな時期に、学生時代の友人に会えるのだから、嬉しい事この上ない。

ここで改めて、友情について考えてみた。

友情とは難しい。

ずっとつかず離れずでいるのは無理かもしれない。しかし、それはそれでいいではないかあと思う。

人間とは生き物だから。変わるだろうし。

ふと、昔からの友人に会う事がきっかけで、文学の名著を読んでみた。

タイトルそのままズバり「友情」。

思春期に読んだ方が良いとされる良著だが、私は卑屈な内容のような印象がして、その時期に敢えて読まなかった。

実際読んでみると、ナルホド〜若い頃はよくもまあこんな細かい事を気にするなあ?って?
恋についての著作としても有名なこちら。残酷なようでいて、こちらもふむふむと唸る。(皆さん、恋愛は大胆不敵?でいきましょう。ちょっと違うかあww)

ラストはその揺るぎない友情に圧倒された。若いうちに読んでおけば良かったかも。

人は変わる。それでいい。お互い寄り添える友情が続いたなら、尚いい。

2024年夏。人生色々だが、まだまだ希望を抱くおばちゃんの私、鈴木乃である。

Textby: SuzukinoAyako
編集:真央 →


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