見出し画像

【眠り】とはなんだろう?無意識の世界で体が果たす役割が神秘すぎる

眠りについての問題はとても様々ですね。
特に、現代人の多くが抱える問題になってきている不眠症
眠れない、という問題。これはとても苦しいものに違いありません。
自分は寝たくて布団に入っているのに、全然寝付けない、そんな経験を誰もが一度はしたことがあると思います。
特に楽しみで楽しみでしょうがない遠足の前の日とか・・・。
スー(@bacteria_suzu)です。
本記事にお越しくださりありがとうございます。
眠りたいけど興奮してしまって眠るどころではない状態ですね。
しかし、そんなのん気な不眠症ではない、毎日毎日苦痛を伴う不眠症は、もう薬に頼るしかないのでしょうか?
残念ながら、睡眠薬が不眠症の治療には効果がないことは明らかなのです。
体にあるリズム時計の狂いを修理しないと不眠症と決別するのは難しいかもしれませんね。

睡眠の役割とは

まず、睡眠状態の私たちの体の中では何が起こっているのでしょう。
起きている時にはいろんなことが意識できる私たちも、一旦眠ってしまうと外的要因以外のものは完全に意識できないですよね。
と、思っていますよね。
まぁ、それはちょっと置いといて・・・。
とにかく眠っている状態というのが、私たちの体にどれだけ大切かを具体的にみてみましょう。

⒈ 脳のメンテナンス

睡眠の脳における影響というのはかなり大きいといわれています。
眠たいな、もう少し寝たいな、という感覚は体ではなく脳そのものが休息を要求していると考えられます。
脳はとてもデリケートな組織で、脳を休息させるためだけではなく、翌日に備えて修復させているのが「睡眠」なんです。
さらに睡眠は、認知機能にも影響を与え、睡眠不足では大脳の情報処理能力に悪影響を及ばし、判断力や記憶力が低下するともいわれています。

⒉ 体の発育促進・細胞再生の促進

「寝る子は育つ」んです。
睡眠中には体の成長を促す成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンによって子供の骨や体が作られるので、成長期の子供の発育促進には欠かせません。
大人にとっての成長ホルモンの役割とは、細胞の新陳代謝を良くし、切り傷やすり傷、火傷などの傷の治癒促進、強く丈夫な骨や若々しい肌を保つといった重要なものです。
細胞が活発に再生されれば、免疫力・自薦治癒職が高まり、病気に強い体づくりができますね。
起きている時には他で消費している細胞の代謝が、睡眠という安静の状態ではいろんなんところの修復・補修を行ってくれているようです。

⒊ 体の老廃物の排泄促進

朝起きるとまずトイレに行きたくなりませんか?
それは、睡眠中に体内の老廃物が処理されているからです。
日中のうちに体内で生じた「活性酸素」を、睡眠によって分泌される「メラトニン」というホルモンによって活発に無害化されているんです。
起きてからしばらくの時間は「排泄の時間」ともいわれますから、体の掃除で出たゴミをきちんと出し切ってから1日をスタートしたいですね。

人が眠る本当の理由はわからない

「睡眠」によって、記憶を整理しているとか、疲れた体を調整しているとか、そういったハード面での研究はたくさんなされているようですね。
そして、実際いろんなことが解明もされています。
しかし、人が眠るようになった本当の理由というのは、実のところ全くといっていいほど解明されていないといいます。
人が自ら眠ることを選んだのか、
体が反射のような感覚で眠りに落ちたことがきっかけなのか、
ちょっと目を閉じてみたら寝ちゃっただけなのか、
どっちにしろ、現在は眠ることが当たり前になっているのです。
ではなぜ、体が疲れ切っているはずなのに眠れない、という現象が起こるのでしょうか?

体内時計に沿って生活する遺伝子

私たちは体のリズムを24時間周期で制御する遺伝子をもっています。
それが体内時計ですね。
この体内時計のリズムが乱れると、いわゆる不眠症になってしまう可能性が高くなります。
太陽とともにある。
そんなことが起源なのでしょうか。
太陽とともに目覚め、太陽が沈むと同時に家の中で睡眠の準備を整える。
そんな生活が脈々と受け継がれてきたおかげで、私たちは頭で考えて睡眠をとるのではなく、遺伝子レベルの本能で眠れているのかもしれません。

眠ろうとすること自体が異常

生まれたばかりの赤ちゃんのように、おっぱいを吸いながらいつのまにかスースー寝息を立てている、それくらいの快眠こそが人にとっての本来あるべき眠りなのではないでしょうか。
成長とともに、いろんな時間軸に支配され、自分の意思とは全くかけ離れた行動を取らなければならないことの連続・・・。
「8時までには布団に入りなさい!」
とか言われたりね。
そして、日中の生活でもストレスが溜まることが多くなり、次第に普通に眠ることができなくなる。
「眠らないと、眠らないと・・・」
異常な心理状態になっていくことは、誰しもが秘めている無意識の悪循環なのです。
本来は眠ろうとすることなく眠るはずの体が、全く眠ろうとしてくれない、それがさらに大きなストレスとなります。
そうなると、睡眠の本質なんてどうでもよくなりますよね。
とにかく眠れたら正解、くらいの異常な思考になりがちです。
これこそが現代人が抱える闇かもしれません。

夢の中で自分の行きたいところへ行く

もうこれは完全に私の妄想です。
アナスタシアの本の影響100%です。

人が物理的に空間を瞬間移動できないのであれば、意識だけでもいろんなところに行きたいという強い願望が「眠り」を生み出したのでは?

そう、夢を見るために眠る、ということもあるのではないでしょうか。
そして、訓練し意識を高めていけば、人は自分の行きたいところへぶっ飛ぶことができるかもしれないのです。
無意識に見ていると思っている夢ですが、入眠前に強く抱いた想いに影響されることは十分あり得るでしょう。
夢についてもそのほとんどがはっきり解明されていません。
でも、確実に人は寝ながらにして夢を見ているのです。
神秘ですね。
その夢、一度自分の意思でコントロールしてみませんか?
私たちにはその能力が備わっているそうですよ♪

まとめ:体内時計のリズムを整えて夢をコントロールしながらいい眠りを

睡眠が果たす役割はとても大切なものでした。
私たちの意識が睡眠によって次第に遠のいていくにつれ、体内ではいろんな神経やホルモンがムクムクと活動し始めるのです。
そうして身体や脳の機能を修復してくれているんですね。
あまりにも当たり前すぎる習慣だけに、そこに高い意識を向けることが今までありませんでした。
しかし、この当たり前が当たり前でなくなったとき、睡眠がただの苦痛になるのかもしれません。
役割があるだけに「絶対睡眠が大事でちゃんと寝たほうがいい」という概念になりがちですが、それが自分を苦しめることになっては元も子もないですね。
そんなときはまず体内時計のリズムを整えることを優先し、あとは夢をコントロールできると信じて意識旅行を楽しむくらいの気持ちで眠ってみてはいかがでしょうか♪
睡眠についてのあれこれはこちらの記事↓↓↓にまとめています。よかったら覗いてみて下さいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?