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クラフトフェアまつもとでレベルの高い作品に触れた後はイオンでカレー♪

クラフト=手工芸品、民芸品、工芸品など工作もつの総称。
手作りの日用品にデザインを取り入れたもの。
一品製作の美術品ともちょっと違う、個性を放ちながらもどこか日常に溶け込んで自然になじむ使いやすい作品。
ステキですよね。スー(@bacteria_suzu)です。
本記事にお越しくださりありがとうございます。

毎年5月に行われる、クラフト市でも国内最大規模の『クラフトフェアまつもと』
ざっくりと行ってみたいと思っていたけど、結婚して主婦になり母になり、家庭ののなかを合理的に無駄のないようにまわしていく日常の中で、クラフト雑貨を生活に取り入れることがやや贅沢なことのような気がして、そこまで必要を感じることなくここまできていました。
今回(2018年)も、5月にどこかキャンプに行こうかという話が持ち上がって、行ったことのない長野県はどう?だったらちょうど時期が重なるクラフトフェアに行ってみたくない?という軽い流れからの
「ちょっと行ってみよか〜」
となったわけです。
もちろん何か目当てのものがあるわけでもなく、下調べもショップチェックも皆無でした。
前日にキャンプしてますからね。
しかし、そんな私たちでも十分楽しめたし、手応えを感じることはできました。
初クラフトフェアで私たちが何を見、何を感じ、どう行動したのか、少ない写真材料とともに見ていきましょう♪

『クラフトフェアまつもと』は広すぎ多すぎ!

キャンプのついでに寄るという“ついでスタンス”で臨んだクラフトフェアまつもとですが、その圧倒的ハイレベルなクラフトマン・クラフト作品たちを目の当たりにして、眠っていた私の中の創作魂が呼び起こされることは必然の流れだったのかもしれません。
1店舗1店舗が素晴らしく、見たこのないものからこんなの欲しかったというものまで、幅広いバリエーションに驚きました。
ブログネタにするために写真を撮るつもりで重たい一眼レフカメラを抱えて回っていたのに、そんなことするのも忘れてただひたすら見ていました...。
帰ってからあまりの写真のなさに後悔...。

会場到着が、前日のキャンプの思わぬアクシデントで遅れてしまい、すでに駐車場も満車で会場周辺もたくさんの人で賑わっていました。
松本市中心部にある「あがたの森公園」という広い公園が会場になっていて、駐車場も臨時があったり近くの大きなイオンの駐車場を利用できたりして、そこまで不便はなかったです。
予定より1時間押しの10時過ぎに、私たちを待っているクラフトの森へいざ!

1日じゃ足りない!会場全体像がつかめないまま終わったクラフトフェア

そこには、受付で配布されるはずの会場案内図がすでに足りなくなっており、まさかのレンタル制という賑わいぶりが待っていました。
子供が一緒だときれいに保てる自信がないので、案内図は受け取らずとりあえず気の向くまま歩いてみることにしました。
どんな配置で店が並んでいて、どこにトイレがあってどこに休憩所があるのかもわからないまま、ただひたすら流れに沿って歩いていきました。
公園のつくりも広々としていたので、ショップ数は300近くあったみたいですがそんなに狭苦しくは感じませんでした。
並木があったり、
起伏があったり
小川や滝があったり、
石垣に囲まれた緑の木立があったり、
と、変化に富んだ公園でした。
お店の並びもきれいにタテヨコで区切られているわけではなく、途中で道が2手や3手に分かれていたりしたので、その1方向のお店しか行かなかったところもあります。
割と狭い範囲をぐるぐるしていたのかなと、今思えば感じます。
案内図はやはりあったほうがよかったですね...。
たぶん、一日がかりでも全部を満足いくまで堪能できないんじゃないかなと思うほどに、個性豊かで飽きないお店ばかりでした。

とにかく、ショップの多さは突出しているでしょう。
全国いろんなところでクラフトフェアを開催しているみたいですが、この「クラフトフェアまつもと」に出店している店舗数はトップクラスの数を誇っていると思います。

・クラフト部門・・・232組
・材料・道具・情報部門・・・18組
・食品部門・・・41組
合計291ブース

2018年開催時

あちこちのお店の裏の方から大阪弁や外国語が聞こえてきたので、日本全国、はたまた世界からも参加されているのではないでしょうか。
科目も豊富で、その科目ごとにはっきりブースが区分けされているわけでもないので、流れに沿ってみているだけでもいろんな変化があって飽きませんでした。

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ガラスの風鈴を楽しんだ後に靴屋さんを覗いたり、
仕掛けのある金属アクセサリーを見た後に羊毛で作られた可愛らしい動物たちに触れたり、
大人も子供も同じように楽しめます。
飲食ブースだけはいくつかの専用ゾーンがありました。
そこに入ると、アートでちょっと疲れた頭もふっと解放される感じでゆっくり休憩ができました。

適度な木陰で暑さをしのげる

高い樹木が結構多くて、会場入り口からすでに涼しげな木陰が広がっていました。
ところどころにそういった木陰が点在しているので、広い原っぱみたいなところ以外はわりと過ごしやすい涼しさがありました。
もし木陰のない炎天下の会場だったら、こんなに長く続く大きなイベントにはなっていないんじゃないかな。(2018年で34回目)
木陰のある飲食ブース周辺では、レジャーシートを広げて優雅にピクニックしている方も少なくなかったです。
私たちも次回参加の際はピクニック装備必須だねと話しました。
それでも、小さい子供や赤ちゃん連れには限度がありますね...。
「お腹空いたー」「暑いー」「帰ろー」
コールが随所で聞こえていました。
そんな時は無理せず休憩ですね。
あとは、子供も興味を持ちそうなブースで店主さんと絡ませるとかね。
いろんな面白そうなブースがありましたよ。

仕掛けのある彫金作品や楽器、おもちゃ、糸紡ぎ、アクセサリー、などなど。

つい大人がはしゃいでしまって子供が飽きるパターンになりがちですが、一緒に楽しむという気持ちを忘れずのんびり回れるといいですね。

クラフトフェアで手作りの魅力を存分に堪能

一庶民の我が家にとって、日々の暮らしの中に作家さん手作りの一点ものを取り入れることは容易なことではありません。
しかし、

“安価な大量生産品で事足りるといってそっちを購入し、さして大事にも扱わず、壊れたり使えなくなったらまた買い替える”

という暮らしをずっと続けていたら、モノに対する低い基準ができてしまいます。
「小さい子供はよくなくすし、よく壊す」
ついそう思い込んでしまいますよね。
でも、小さいうちから大人も一緒になって本物を大事に丁寧に使っていくと、それがいつかその子の基準になり、高価であれ安価であれ「モノを大事にする」という精神がしっかりと身につくのではないでしょうか。
そういう意味で、「クラフトフェアで売っている1点物は高いからウチにはちょっと...」と敬遠して取り入れない人生を送るより、

良いもの、自分が心から欲しいと思うもの、手にとってワクワクするもの

そんなものを一つでも見つけて勇気を出して購入し、家族なり個人なりで大事に丁寧に使っていった先に生まれる価値こそは、プライスレスではないでしょうか。

子供にとっても刺激的なクラフトフェア

まだまだクラフト作品を見て回るより、公園で走り回って遊んでいたい!
そんな年頃の子供たち3人をあえて一緒に連れて回りました。
最初は文句も言っていましたが、途中から、
・普段行くお店では見ることがないような作品の展示方法
・個性的で面白い形状の作品

に圧倒されて、夢中になる様子も見受けられました。
「一輪挿しがかわいい」
「イヤリングが欲しい」
「このポシェット掛けてみたい」

と、さすが女子だな〜という発言も出てました。
やっぱりいいものに触れるという経験が大事ですよね。
良いものとは、「作り手の顔が見える、思いが伝わる」作品です。
“お母さんが作るご飯”みたいな感じで、
“あの人が作ったイヤリング”って捉えることができれば、
もちろん使い捨てには絶対しないだろうし、友達に自慢したり、褒められて誇らしさを感じたりするかもしれません。
また、そこで見つけたアイデアを取り入れて自分で作ってみる、親と作ってみるという意欲がわくかもしれません。
その経験がその子のセンスや感性に繋がっていきますよね、きっと。

クラフトフェアは食べ物も手作り満載で安心できる

飲食ブースの店構えもまたそれぞれ工夫されていてとてもセンスがありました。
メニューの書き方から店主さんの人柄が見えたり、商品の写真をただ見せるだけのアピールではなく、イラストで紹介してどこかしらに工夫を凝らしていたり、店作り自体を楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。
私たちは、

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↑練乳がけイチゴのかき氷と

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↑3種の胡椒のチーズケーキと

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↑国産小麦の天然酵母パンと、レモネードをおやつに食べました。
タイカレーや高原ならではの手作りソーセージ、天然酵母パンなどが比較的多かった気がします。
どれも美味しかったー!

クラフトフェアまつもとの後は?

2歳児込みの3人娘を連れての、我が家の初クラフトフェアはお昼ちょうどに終幕。
ぐずり出す前にいそいそと退散して、イオン内のインドカレー屋さんでカレーを食べてみんな大満足でした!
いや〜イオンが近くてよかったです。
ちょっと最新すぎて勝手がわからず戸惑いましたが、トイレや遊び場、飲食などなんでも揃うお店が近くにあると、子連れファミリーには嬉しいですね。
アートに傾いた思考を思いっきり『俗』へと引き戻してくれます。
こういうバランスもある程度大事ですよね。

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イオンでピカチュウと遭遇して嬉しそうでしたよ♪
クラフトフェアまつもと、行ってみたくなりました?
まだ行ったことがない方はぜひ開催をチェックして参加してみてください。
クラフト、という敷居が高そうなイメージが変わりますよ!
見るだけでも穏やかに子供と楽しめる価値の高いイベントだと思います。
私も、ひとつ気になったブローチがあったのですが、躊躇してしまい買わずに帰ったことを悔やみました。
一期一会。
心のままに行動することが大事だなと学びました。
そして、久しぶりに手仕事がしたくなりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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