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母もさ、大人もさ、自分の人生を生きようぜ!

子どもが教える学校の校長の鈴木です。

今日はいつもとちょっと違うトーンで、ぶった切りトーンで書いていきます!テーマはこれ!

「母もさ、大人もさ、自分の人生を生きようぜ」


このコロナ禍で何の因果か、子ども達を集めたプロジェクトをすることになった私。そもそも、ママ友っていうコミュニティは私にとって疎遠だし、息子を公園に連れて行ったことも数えるほど。

もちろん息子は愛していますよ、大好きですよ。

だけど「いわゆる子育て」っていうものに、特に「子育て中の母」っていうものに、どこか苦手意識を抱くところがあって、ずーっと避けてきました。

それが、ひょんなきっかけから子どもが教える学校の校長をやることになった私。プロジェクトを進めながらもどこか感じる、「子育て界隈の違和感」について書き連ねたいと思います。

(気分を害しそうな方は、ここでそっと画面を閉じてくださいませ & 私の偏見も多分に含まれると思うので 笑)



一言でいうと、子どもと母親である自分を「同一視」している人があまりにも多い!


息子の学校関係のPTAとかで、LINE交換をすると衝撃を受けることがまぁまぁあります。

アイコンが「子どもの写真」だったりする人。

名前の表示が「〇〇ちゃんママ」みたいな人。

私は誰とLINEのやりとりをしているのでしょうか・・
この赤ちゃんは絵文字を上手に使って達者ね・・

っておい!!

それがLINEグループだったりすると、もう誰が誰で訳わからないわけですよ。カオス・・・笑

LINEやSNSのアイコンやプロフィールっていうのは、本当に分かりやすい一例です。

たかが写真されど写真。今の時代、LINEやSNSってある種、私という1人の人間の象徴じゃん。それが子どもの写真って・・

「お母さん自身のアイデンティティの崩壊」の序章じゃんって思うわけです・・・

想像してみてください。男性でパパになった方が、子どもが産まれたら自分のSNSのアイコンを「子どもの赤ちゃんの写真」にして、名前を「あっくんパパ」みたいに変える???

変えないよね??
ちょっと想像し難いよね??

だけど、それが「母/ママ」だとまかり通っているのが「異様」だと私は思うのです。

子どもが産まれたばかり、まだ幼い時、そういう思考に陥りがちなのはよーくわかりますよ。だけど、ずっとそのままじゃいけないと思うわけ。

だって、子どもが成人したのに、成人したわが子の写真をアイコンには絶対しないでしょう。笑

子どもが小さいから、可愛いから、そんなのは言い訳で、やっぱりさ。母だろうが、ママだろうが(一緒か)自分のアイデンティティはきちんと持たなきゃだめ、絶対に。


そんな私も、一瞬我を忘れそうな時があった。

っていうのはあれね。私自身も、そうなりかけた時があったからです。

息子を産んでまもなくの頃、はじめましての人と会うと、まぁ、軽く自己紹介しなきゃならないですか。

しかも、産後すぐは、同時期に出産したような母たちとの出会いが多い。するとね、自己紹介がこうなっちゃうわけ。

「この子、何か月です。あ、体重は結構しっかりしてて・・みたいな」最初のうちはそれも新鮮で、多幸感に浸れる(私母なんだ、みたいな)

だけどさ、これって冷静に誰の自己紹介だよ、おいって。

息子や娘を「盾」に自己紹介って実は簡単なんですよ。

何年生で~
こんなことが好きで~ ってね。

正直言うと、自己紹介って結構難しいです。私は何をしている人で、それはどんな思いからで。仕事をしているならまだしも、専業主婦の方だったら、余計に難しいと思うよ。自己紹介。

だからさ、無意識のうちに、自分自身が何者かを語るのを避けて、子どもを「盾」に語るようになる気持ちは痛いほど分かる。

だけどさ、それって避けちゃいけないんだよ。

母である前に「私」という1人の人間だからさ。


それって子ども達にとっても決してよくない。



多くの親は子ども達にこう求めますよね。

「自分の意見を持って欲しい」とか「人とコミュニケーションとれるようになって欲しい」とかさ。

でも、親である「母」が自分であることを放棄して(言葉悪いけど、LINEが息子や娘って、自分であることある種、放棄してるよね?)、そんな親の姿みて、子ども達は「アイデンティティ」を持てるんだろうか、「自分の意見」を堂々と言えるんだろうか。

(LINEの話はくどいからそろそろ辞めにしよう 笑)

例えば将来の夢についてでもいい。

一度もお母さんの夢を聞いたことがないのに、そのお母さんに「あんたの夢は?」って聞かれて、何の矛盾も子どもは感じないんだろうか。

薄々感じるんじゃないかな。おかしいって・・言葉にならない違和感を。


一番言いたい事。自分の人生を生きよう。


言いたい事は、自分の人生を放棄せずに生きようぜ。っていう事です。

自分の名前を堂々と語ろう。自分の自己紹介を堂々としよう。自分の思いを持とう。夢を持とう。それを行動しよう、っていうことです。

「母親」という役割にカモフラージュして生きない。
「会社員」という役割にカモフラージュして生きない。

その他の期待される役割や肩書で、カモフラージュしない。

子ども達はそんな生き方をしてないよ。望んでないよ。

特に、この5か月子ども先生達とたくさん出会ってきて、知らない人たちの前であれど、自分が何が好きで、何に心震えて、自分の主義主張をしている子ども達。

彼らを見ていると、もっと大人も自分の人生を生きようぜ、って勇気づけられるわけですよ。喝入れられている気がするの。

自分の人生を生きてない大人が、
自分は挑戦しないで、子ども達の挑戦を心から応援できるかな。
自分は夢を持たないで、子ども達の夢を笑顔で聞けるかな。

挑戦もしないで、夢も持たないで、長いものにただただまかれて、固定概念にとらわれて、子ども達の興味・関心・勇気・探求心・夢を「聞く耳」を持てるかな。

大人もさ、自分の思いを語ろう!自分のことを語ろう!夢を語ろう!

#アイデンティティの確立に 「プレゼンテーション」はめちゃくちゃ有効だと思うので、ここはまた別の記事に・・

とにかく、大人も自分の人生を生きようよ。真剣に人生を生きることを、茶化すのでも、斜に構えるのでもなく、「真正面から」向かっていってみようとって思います。

※7歳の息子を子育て中の私、子どもが教える学校の校長としてたくさんの可能性を持った子ども達と対峙している私、だからこそ私自身も「自分の人生を生きなきゃ」そう固い誓いと、自分への戒めも込めて♡


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