Instagramストーリーズで理解する米国大統領選挙2020⑳
簡単に説明すると、
●11月3日に事前登録をした各州の有権者たちが投票した選挙結果をもとに、
●12月14日に各州知事が選出した50州、538人の選挙人達が投票をし、
その選挙結果は未開票のまま、慣習的に翌年1月6日に上下院合同会議にて開票されます。
その開票結果の開票を上院議長、つまり現副大統領のマイク・ペンスが行います。 そしてなんと、正当な理由があれば上院議長のペンス氏には拒否権を行使でき、上院・下院ワンセットであれば選挙人の投じた州の結果に意義を申し立て議論することもできるのです。
最終的には6つの州が訴訟・7つの州で重複選挙人の票も加算されています。
【7つの州の共和党が、独自の選挙人を選出】
上の黄色い州は、Dueling Electors(選挙人が重複した選挙区)となり、
つまり州知事が選出した選挙人たちはバイデン氏に投票したにも関わらず、両候補の得票数が接戦だった場合・もしくは今回の選挙のように不正の可能性が示唆された場合、州知事とは別に独自に選挙人を立て投票することが可能になり、実際に各州の共和党が選出した選挙人により投票されたトランプ票が追加で連邦政府に提出されたそう。
日本の選挙システムからすると「???」なのですが、このような事例により投票結果が覆された事例として、1876年大統領選ではラザフォード・ヘイズ候補(共和党)とサミュエル・ティルデン候補(民主党)の対決間で起きています。
(参照:https://toyokeizai.net/articles/-/363141?page=4)
※1月6日でした!
トランプ大統領のPRを見る
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1339284435456421892
もし現時点での数字が真実なら、
史上最高得票数で当選したバイデン氏。
トランプは歴代2位、つまりアメリカ憲政史上ツートップとなるわけです。
(@_@;)
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(つづく)
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