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組織における「つながり」の意味とは

若手リーダーシッププログラムの3回目、テーマはつながり(コミュニケーション)。

会社側としてはさまざまな施策を試みているものの、一人ひとりの自分ごとに落とし込むためには、コミュニケーションに課題がある。ちなみにこれは双方にであって、組織と個人が双主体的であることは、これからの時代には不可欠な要素だと分かります。

生きた気づきが多かったのは、上司との1オン1について。施策としての有用性があり、社員の多くが必要性を感じているのに、うまく活用できていない。

それはなぜか。

1オン1自体を「目的」にしてしまっているからです。「これ大事だからやってね」と言われてよく分からずにやってみたものの、結局時間の無駄に感じた経験がある人はとても多いと思います。1オン1は目的ではなく「エンゲージメント」を高めるための手段ですね。

アメリカのリサーチ会社が5万人の勤労者にアンケートをとった結果、エンゲージメント(その他諸々にも)に関係のある因子は賃金やミッションステートメント以上に

毎日楽しく仕事ができたか
強みを活かすチャンスに恵まれたか
得意なことや好きなことをする機会を与えられたか

この三つが大きことがわかりました。

楽しいーfun
強みーcan
好きーwill

こう置き換えてみると、コミュニケーションはそれ自体が目的なのではなく、fun,can,willを満たすための手段であり、上司との1オン1はインパクトが大きいのだということが分かります。

現実をそのように捉え直すと、アイデアはどんどん出てくる。インプットが増すとそれはさらに加速していく。そんな生成的な場をみることができて、とても嬉しい時間でした。

本気の仲間をがっかりさせない覚悟、大事ですね。

次は年度を跨いで4月に。

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