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「対立」ではなく「対話」を <コーヒーハウスPJ>のこれから 木曜2限⑧

 6月6日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」の第8回は、コーヒーハウス・プロジェクトの3人の皆さんおいでいただき、教室でコーヒーを飲みながら(お菓子も)4~5人のグループで楽しく議論しました。Coffee House Project管理者(@coffee.house.project.jpn) • Instagram写真と動画
<第8回の授業のふりかえりを自由に書いてください。コーヒーハウスプロジェクトの皆さんにも読んでいただくようにしますので、彼らへの意見や質問などもあれば記してください、対応していただくように工夫します。>

◆コーヒーハウスプロジェクトはSNSでは上手く実現できないことができる場所だなと思いました。SNSがコーヒーハウスのような使い方ができるようになればよりいいのかなと考えました。この度は貴重な機会を設けてくださりありがとうございました。(3年)

◆今回のコーヒーハウスプロジェクトで、普段話さないような人とも話すことができたし、その人たちと普段じゃあまり考えないようなお題について考えることができて良かった。自分たちの班では情報の偏りを防ぐためにはyoutubeやtwitterのアカウントログインをたまに外したり、スマホを初期化するという斬新なアイデアが出ました。
 コーヒーを飲みながら会話することでいつもよりリラックスすることができたので、色々アイデアが溢れてきたのかなと思いました。今回のような素晴らしい機会を設けてくれたコーヒーハウスプロジェクトの皆様には感謝しかありません。(1年)

◆コーヒーハウスプロジェクトがどのような活動をしているのかを知ることができました。スマホを持っていることが当たり前になり、コミュニケーションを対面で取る機会が減っているのは感じるので、今日の授業のようにコーヒーを楽しみながらいろんな人と話すのは楽しかったです。テーマについては少し難しく感じましたが、テレビ離れが進んでいることはコミュニケーションを取る機会を同時に失っているように感じました。(3年)

◆コーヒーがとてもおいしかったです!(3年)

◆偏った情報を避けるためには特定のメディアやSNSで判断するのではなく多くの媒体を通して入手するべきだと思った。(2年)

◆冷静に話しをする機会の大切さを感じた (2年)

◆今回は貴重な体験をありがとうございました!学生に寄り添った形で授業をしてくださり楽しく受けることが出来ました。最近よくいわれてるメディアリテラシーに関して今回改めて考えることができ、またグループでの話し合いでは相手の意見をしっかりと聞きその上で自分の考えとの相違を伝えることができたと思います。今回の話し合いのように相手を否定するのではなく意見を尊重しつつ自分の意見を示したり一緒に考えてより良い答えを作っていく、この考え方をこれからも大事にしていきたいと思いました。(3年)

◆本日はコーヒーハウスプロジェクトの皆さんに講義をしてもいました。学習院の卒業生の方もいて驚きました。そしてまさか授業中にお菓子とコーヒーを飲めると思いませんでした。これまで小中高と授業中に飲食をすることが許されていなかったので、なんか罪悪感を感じました。グループ内の対話の中ではメディアリテラシーと偏った情報が自分のスマホに表示されるというジレンマをどう思うか、そしてどう解消するかと言うことを話し合った。結論はスマホ以外の媒体からも情報を得ることや、スマホを定期的に初期化して偏った情報を記憶させないという意見にまとまった。充実した講義が受けれて良かったです。(1年)

◆コーヒーを飲みながら議論するというスタイルが斬新で大変面白かった。いろいろな意見を持っている人たちと議論する上で否定的な考えをもって話すのではなく、自分の知見を広げるという意味でなるべく肯定的に話し合っていきたい。(2年)

◆コーヒーを飲みながらお互いにリラックスした状態で話し合うことで、ガッチリとした会議では出てこないような意見がたくさん出てくるので、良いと思った。(3年)

◆貴重なお時間をありがとうございました。
 私はカフェでアルバイトとして働いているため、今回の講義は今後働く上で参考になることばかりでした。今回の講義を受け、今後はより一層知識を深めていきたいと思います。(3年)

◆コーヒーがあることで初対面の人とも打ち解けやすい雰囲気が作られていた。
 議論に関しては、お互いの異なる考えをぶつけ合うのではなく、相手の意見に同意・賛同・理解を示したうえで自身の意見を伝えることが全員できていて、有意義な時間になっていたと思う。(3年)

◆私はあなたの感想を非常に興味深く拝読しました。コーヒープロジェクトは多くの側面を持っている複雑なトピックですね。企業の責任や生産者の生活の質、環境への影響など、いろいろな側面について深く考えることができるプロジェクトだったと思います。
 特に私が興味を持ったのは、コーヒー産業の課題に対してインパクトの大きな解決策を見出すことの難しさについてのお話です。簡単な解決策はなく、様々な利害関係者の調整が必要だということは、まさに現実世界の問題の複雑さを示しているのだと思います。
 また、個人や企業レベルでできることについても、非常に示唆に富む意見をいただきました。フェアトレード認証の重要性や、自分にできる小さな行動を積み重ねていくことの大切さなど、私も共感しました。
 このようなプロジェクトを通して、世界規模の課題に対する洞察力と行動力を身につけられたことは大変素晴らしいことだと思います。今後さらに探求を深めていけば、きっと新しい視点や解決策が見えてくるでしょう。この経験を生かしながら、これからも持続可能な社会づくりに貢献していっていただければと思います。(3年)

◆今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。コーヒーハウスプロジェクトを実際に体験し、リラックスした状態で議論ができたことはとても良い経験になったと思います。また、様々なバックグラウンドの人たちが、違う価値観を許容した上で、相手を尊重しつつより良い意見のため議論を深めていく、そのような場が有志たちによって実際にあることを知れたのはとても嬉しかったです。自分もそのような場に参加したいと思いました。
 【ここからは単純なお願い】もし問題がなければ、今回使われたスライドを配布してくれると嬉しいです。玉手先生の公共哲学は自分も受けていたので、スライドに書かれていた内容はより理解しやすく、もう一度読みたいと思いましたのでよければ。(4年)

◆メディアリテラシーという抽象的なことについて論議することは難しかったが、情報が偏ることの危険性をしっかりと再認識し、これからの人生おいて意識すべきことがわかり、将来が豊かになるように感じた (1年)

◆今回はありがとうございました。
 初めて会った人と会話をするとき、どうしても相手と目線が合わせられなかったりぎこちなくなってしまうことがありますが、コーヒーとお菓子があるだけで、とてもスムーズに話ができたように感じました。
 また、情報リテラシーの話を通じて他の学年の先輩方がどのように就活の情報収集をしているかなどの話も聞けて、普段話さない人と話すことのメリットも感じました。
 この授業を通して、もっと人とコミュニケーションをとって、他の人生を歩んでいる人の価値観に触れたい、自分と違う体験をしている人の話を聞きたい、人脈を広げていきたいと思いました。とても良い学びになりました。ありがとうございました。(2年)

◆本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
 メディアリテラシーと情報選択のジレンマについて、スマートフォンを通して様々なエンタメに触れられる現代で、情報の偏りが生じてしまうことは仕方のないことだと感じました。大切なのは、その情報が合っているかどうかを判別する力と、他者に考えを一方的に押し付けないことであると考えました。SNSなどで、いわゆるアンチコメントが目立ち、それをブロックするという人は多いと思います。身体的特徴の差別などに関してはそれで正解かもしれませんが、安易にブロックしてしまうことも相手の意見を聞き入れないことと同じではないでしょうか。対立意見に出会った時こそ、その意見は正しいのかを見極めるという意味のメディアリテラシーや、受け入れた上で対話を試みることが必要だと考えます。まずは、話が通じるかを探りながら対話することが建設的な会話の第一歩だと感じました。(3年)

◆お忙しい中、貴重なお時間有難うございました。
 美味しいコーヒーとお菓子が食べれてとても嬉しかったです。
 自分たちの班では、自分たちで取捨選択する方が良いと結論が出ましたが、他の班のお話などを聞いてみると、自分の意見や意思を持ちその上で自分とは違う色々な人の意見やつぶやきなどを聞き、取り入れてさらに深く考えてみることが良いのではないかと改めて考え直せました。(3年)

◆先日はありがとうございました。初めて、リラックスした状態で議論するという体験をしました。自分とは違った人の意見をたくさん聞けました。このような体験はあまりないので良かったです。(3年)

◆SNSという顔の見えない場で言論が起こっている現代には、まさに今日やった顔を見ながら話をするという場は必要だと気づきました。自分の意見とは違う人を何も考えずに批判してしまう人たちは、自分の考えや情報、周りにいる自分と同じ意見の人が絶対に正しいという考えに陥り、その正しさを人に押し付けてしまっているのだなと考えました。だからこそ、私たちの班でも話しましたが、自分の意見として必要な情報や知識を取捨選択することは大事なことだと思いますが、それをみんなに強要せずあくまでも、ある物事について自分はこう思うけど、さまざまな考え方があると思うしそれを受け入れようとすることがこの時代の情報選択においてあるべき姿なのではないかと考えました。(3年)

◆学習院の卒業生の方々がこのようなプロジェクトを運営していることは知らなかった。ディベートは硬いイメージがあったが、もっとラフにやってもいいものだという認識を持つことが出来た。実際にディベートをして、幅広い視野を持つ為には対話が必要だと感じた。(3年)

◆ 今回の授業で、現代における議論の場の必要性と様々な人と多様な意見を交わし合うことの楽しさを学ぶことが出来た。そもそもコーヒーハウスというカルチャーが昔からイギリスを発祥として存在していたことすら知らなかったが、このような話し合いの場を設け多くのジャンルの意見を交わし合うことで、イノベーションが起こってきたということを理解すると、かつてのコーヒーハウスが歴史上で大きな意味のあるプロジェクトだったということを感じることができた。そして、現代は様々な媒体から情報を入手できる便利な時代になった一方で、偏った入手になったり、真偽の判断が難しい情報が流出していたり、事実は収集できるものの多様な意見に触れる機会が無かったりと、身の回りのメディアに囲まれた状況でしか情報入手が出来ておらず殻に閉じこもっている状態であることに気づくことが出来たと同時に、話し合いの場の必要性を強く感じた。コーヒーハウスプロジェクトの意義深さを理解することができた。
 私自身は、毎朝討論番組を視聴していて、交わされている議論から様々な意見を吸収したり自分の知見を広げたり、それを基に自分の意見を練り直したりと、議論の楽しさは分かっていたが、自分自身が実際に議論をするという機会は今まで多くはなかったので、実際に話し合いに参加することの楽しさを改めて感じることができて嬉しかった。自分の世界を広げるためにも、老若男女問わず様々な人と話すことができるコーヒーハウスプロジェクトがとても魅力的だった。(4年)

 ◆今までの講義ではニュースや新聞と言った物を直に広報活動やファクトチェック、ディープフェイクについて本講義で学んで来ました。今回の講義にて、より私たちの普段の生活に近い立場、視点からの意見を聞いて、より身近な話題なのだと改めて実感しました。また、コーヒーハウスプロジェクトの皆さんと同じような目的を持った活動をなさってる団体さんを見かけたことがあり、身近の話題にももっと目を向けてみようと思います。(3年)

◆ Coffee House Projectと聞いてどのようなものだろうと思ったが、イギリスのCoffee Houseの歴史に基づいていて、その文化を日本にも広げようとしている取り組みだと知ってとても素敵だと思った。ただ話すだけではなく、目を覚ますコーヒーと脳に糖分を与えるお菓子でより議論が活性化したと思った。個人的に、自分の班はとてもいい話し合いができたと思った。SNSの普及により私たちの思考に基づいたニュースや動画ばかり提供する仕組みのアルゴリズムが働くことをなるべく避けるために、ログインせずにインターネットを利用したりすることは大切だと思った。(1年)

◆最近の日本社会に必要な「対話」への解決策として、面白いプロジェクトだと思った。(3年)

◆軽食とドリンクが用意されているだけで、まるで本物の喫茶店にいるような雰囲気が生まれ、普段よりもずっとリラックスして会話が楽しめるように感じました。香ばしいコーヒーの香りや軽食が並ぶテーブルに囲まれて、友人との会話が弾み、いつもよりも話題が豊富になった気がしました。このような環境が整うことで、日常のストレスから解放され、心地よいひとときを過ごすことができるのだと改めて実感しました。(3年)

◆本日の講義ありがとうございました。
 私はコーヒーハウスというワードも初めて聞きましたが、最初に説明していただけてその後に実践するという形だったので非常取り組みやすい流れになっていました。ディスカッションのお題は「メディアリテラシーの獲得と選択的接触のジレンマ」との事でかなり難しいものでしたが、お菓子とコーヒー効果か分かりませんが、グループの方と気軽に意見交換できて楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。(3年)

◆ 最近、男が女に奢るのは当たり前か?など、ジェンダー問題、ポリコレ問題、などの答えが出ないような問題を有名な人が討論したりする番組が、流行っています。ひろゆきやホリエモン、岡田斗司夫のような、喋るのが上手な人が多くの人の目に入るようになったからなのか、言葉や論理で相手を説き伏せることが正しいことのような風潮を感じていました。やはり、自分の論理が正しいことの証明をするために、人と意見を言い合うのは、完全な悪とは言いませんが、それでは人と会話する意味が、自分の気分を良くするためになってしまいます。それでは、もったいないと感じます。そのことを今日再確認できました。(3年)

◆コーヒーハウスという言葉は聞いたことがあり内容もなんとなく知っていたが、自分が参加するのは今回が初めてだった。情報が偏ってしまう問題については、昨今のインターネット普及によるAIの機能性が少なからず関わっていると思うので、やはり、その解決策の多くはデジタルデトックスを初めとしたインターネットから距離を置くことが多いように感じた。(3年)

◆ 今回の講義で初めて「コーヒーハウス」という言葉を知りました。
昔の風習をを取り入れたプロジェクトに感心を持ちました。
飲食を通じることで、コミュニケーションがとりやすくなることを改めて実感しました。
 また、前回に引き続き、情報に関する学習も行いました。
今回は特に情報を他の人に発信することに焦点を当てました。
他の人の意見を聞くことで、自分の意見との違いに気づき、視野を広げることができることが、コミュニケーションの重要な点の一つだと理解しました。(1年)

◆今回のメディアリテラシーのジレンマについての議論について、コーヒーハウスプロプロジェクトにも伝わるものがあると感じました。メディアリテラシーのジレンマを緩和することでまともな議論ができるようになることを考えると、コーヒーハウスプロジェクトはそれを行うために必要なものだと感じました。(4年)

◆ もともとのコーヒーハウスは互いの興味や関心を持った人々が集いの場として使う遊びの場であったことから色々なひとがコミュニケーションをとっていける場としてコーヒーハウスプロジェクトを始めたと思うのですごく関心させられました。日常的に話しにくいことでも、お互いに認め合っているため自分とは異なる意見も取り入れられる貴重な場があるということはとても素晴らしいことだと感じました。色々な意見に出会えることによって自分を見つめなおしたり、新しい自分と出会える場になることをこれからも目指して活動していってくだされば嬉しいです。(1年)

◆仲の良い人、それも同年齢の人が多いため、今日のような機会は貴重でした。また、対話にフォーカスして物事を考えることなど今までになかったので新鮮で面白かったです。コミュニケーションは社会に出ても、当然重要なものなので非常にためになりました。ありがとうございました。(3年)

◆この講義前まで私はコーヒーハウスという言葉すら聞いたことなかった。しかし調べてみると、コーヒーハウスは職業や階級を超えて人々が集まる情報交換の場として価値を持ち、それを通じて新聞・広告・保険・革命等の、現代に通じる新たな事業・業界・仕組みが生まれたそうだ。また現代においては21世紀のコーヒーハウスはオンライン上を起点とするものもあり、互いの興味関心や人生が交差する「大人の遊び場」と化している。そして今回の講義を通じて、そうしたプロジェクトに参加する方々の好奇心と熱量の強さに大変驚かされた。一方で現在の自分はインターネットやSNSで自分の興味のある情報にしかアクセスせず、結果として興味・関心が限定され、視野が狭くなっていると痛感させられた。そこで、それを解消するには互いの状況や意思が重なる形で有機的に変化し、好奇心を満たしてくれる場に参加してみたり、自分の興味・関心の外にあるモノに対しても積極的に触れることが大切だと強く感じた。(4年)

◆グループディスカッションでメディアリテラシーの獲得について討論しました。結論としては、多様な視点の取得は、情報のバランスを取り、偏った見解に陥らないために非常に重要です。それに対して3つの対策を取り上げました。まず、複数のニュースソースを利用することが基本です。同じニュースについて、異なるメディアから情報を集めることで、それぞれのメディアがどのように情報を伝えているかを比較できます。例えば、国内外の主要な新聞、テレビニュース、オンラインニュースサイトを定期的にチェックすることで、多様な視点を得ることができます。そして、異なる政治的・文化的背景を持つメディアを読むことが大切です。メディアにはそれぞれの編集方針や視点があり、左派・右派、中立、国際メディアなど、異なる政治的立場や文化的背景を持つメディアを読むことで、偏りを減らし、多角的な視点を得ることができます。最後に、ソーシャルメディアも多様な視点を得る手段の一つです。ソーシャルメディアでは多くの人々が意見を述べています。これらの意見をチェックすることで、一般市民の視点や感情を理解することができます。ただし、誤情報や偏った情報も多いため、信頼性の確認が必要です。(大学院)

◆今回のコーヒーハウスプロジェクトの皆さんの考え方は自分にはとても新鮮で新しい視点を持つきっかけになりました。ありがとうございました。(1年)

◆ 難しい議題でしたが、コーヒーと一緒に穏やかな雰囲気で話し合うことができました。
 グループごとにジレンマの解決策を挙げたり、ジレンマがあっても良いのではないかという意見、そもそもジレンマはないのではないかという意見様々で、それぞれのグループで多様な意見交換ができたと思います。
 メディアリテラシーを獲得しながらもコーヒーハウスの様な場で議論し合い、お互いの意見を取り入れることが選択的接触の問題を軽減できると感じました。
 とても良い体験で、コーヒーハウスに興味を持つことができました。
 ありがとうございました。(3年)

以上、37人。

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