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異才を放て!ヘラルボニーの「ガイアの夜明け」を見て考えた 木曜2限①‐B

 【9月26日木曜2限第1回の宿題として】20日に放送された「ガイアの夜明け」は、ヘラルボニーの取り組みを取り上げていました。この番組は27日からTiverで1週間、無料で見逃し配信されます。27日からの配信で番組を視聴して、どう受け止めたか、自分の考えたことをまとめてください。次回10月3日の授業では、視聴したこの番組を基に意見交換したいと考えています。
【そのまま転載しています】

◆ヘラルボニーは、知的障害を持った人々の本来足枷となってしまっている部分を異彩と称して、可能性を広げる取り組みを行っているということで斬新だと思った。近年世界中でSDGSを目標にする風潮が強まっているので、もっとこの活動が広がって欲しいと感じた。

◆ヘラルボニーは、障がいのあるアーティストたちの作品を用いた商品を展開する社会的企業であり、その独自の経営理念がとても魅力的だなと思いました。彼らの作品は既存の枠にとらわれないオリジナリティに溢れており、唯一無二の芸術作品としての価値が非常に高いと感じます。さらに、彼らが顔を出しながら芸術作品を生み出している姿は、偏見を持っている人たちの先入観を壊すことができると思います。また、ただの支援活動ではなく、障がい者の方たちの才能を引き出しているところが素敵だなと思います。私はJALなど有名な企業がへラルボニーとコラボしているときいて嬉しく思いました。これからももっと障がい者の方たちの作品が世の中に出て欲しいですし、彼らの作品をみて偏見を持つ人たちが少しでも減ってくれたらいいなと思います。

◆ヘラルボニーは企業の名称で知的障害などを持つ多くの作家の方と契約を行い、作品を世界に共有していました。
 世界の移動手段である飛行機のコップのデザインをヘラルボニーの作家の方が作成し、QRコードから制作風景などを見ることができ、より近い距離感を感じることができました。
 日常のサポートを必要とする人と必要としない人では、どうしても給料面など多くの部分で差が広がってしまい生きにくい世の中という現状がありますが、少しずつでも差が縮まり、自信を持ってたくさんの可能性にチャレンジできる環境が整っていくと、新たな才能や発見につながると思いました。
 アートは言語の壁を越えてどこでも通じ合えるものがあるので、世界規模のビジネスを行うことにとても合っていると思いました。
 ヘラルボニーのアートがファッションのデザインの一つとして、日本だけでなくフランスを通じ世界へ発信されていく様子はとても面白いと思ました。

◆一般的に見て、障がい者の支援とビジネスは結びつかないと考えられていると思うのですが、このガイヤの夜明けで取り上げられたへラルボニーという会社は主に知的障害のある作家とライセンス契約を締結し、アートデータを基にしたライセンスビジネスを展開しているそうです。私自身、障がい者の方の仕事と言えば単純作業など労働単価の低い仕事をイメージしていたので今回こういう障がい者の方ならではの創造力を使い、報酬が高い仕事があるんだなということを知りました。このヘラルボニーという会社はそういった才能を持った方と消費者をつなげる点で重要な役割をしていると思いました。会社があるからJALといった大企業とコラボできるし、世界進出も考えられるんだと思います。創業者の松田さんは障がいを持っている兄がいて幼少期は周りのせいでそのことをひけめに思っていたけどでもその兄の影響でこの会社を設立するに至ったのは感慨深いなと思いました。思わぬ発想がビジネスにつながるしビジネスによって福祉にもつながると思いました。

◆学校で障害者の方々が描いた作品のグッズを売り出すプリントが配られる事がよくありました。すごく失礼な事を言いますが売れ行きが良いとは言えず、その印象から私はまだ障害者の方が描いたという点にすこし偏見の目をもってしまっているのが現状です。ただ今回このヘラルボニーの取り組みを見てこんなに大企業がコラボしてビジネスとなっている事に驚きました。ヘラルボニーとNikonのコラボカメラやJALの紙コップを見た時に純粋に欲しい!と感じました。またヘラルボニーと名付けられた所以や、双子のお二人の生き方、海外進出に向けてのスカーフへの熱意にとても感動しました。

◆ヘラルボニーの取り組みに非常に感心した。障害者が作った絵であるから関心を抱くのではなく、絵そのものに魅力を感じるのは、松田さんのマーケティングスキルによるものだろうと感じる.JALや海外の企業と協力することにより、より多くの人々にヘラルボニーの取り組みを知ってもらい、障害のある方々の芸術作品を見てもらう機会を増やしていく。それによってSDGSに対する理解だったり、障害を持つ方々の芸術に対する興味をわき立てるようになるだろう。松田さんは障害を持つ兄の翔太さんのことを長い間見てきたからこそ、そういった方々の魅力をいろんな人たちに知ってもらう方法を見出す力があるのだ。翔太さんが幸せになれば、似た症状を持つ方々の幸せにもつながるという考え方は、今後のヘラルボニー社の活動を支える大きな動機になるのではないだろうか。私は、障害を持つ方々に対し偏見など一切持たないが、世間一般で見るとやはり受け入れようとしない層も見られるかもしれない。ヘラルボニー社の活動はそんな少数派である人々の背中を押してくれるはずだ。工事現場の仮囲いに障害のある方々の絵を展示するというアイデアは革新的だ。現場付近の通行人の目にそれらの絵画が入ることによって、絵画の魅力を知ることができるし、企業の活動に興味を持つ人々も出てくるはずである。海外進出によって今後、ヘラルボニー社の知名度が上がれば、少数派に対する理解はもちろんのこと、彼らの能力、魅力を世界中の人々に伝えることができ、私もこの動画を見てその魅力をよく理解できたので、今後に注目である。彼らの絵画を様々な商品や場所で見てみたいものだ。多様性という言葉が強調される今日の国際社会で、多様性を生かした商品展開や活動を世界に発信しているのは同じ日本人として誇らしいことだと思った。

◆障がいを持つ方の作る作品がこんなにも魅力的で引きつけられるものだとは知らなかった。へラルボニーという企業を通して作品を作る方は自身の作品を世に出せて、私たちはこのような素敵な作品に出会う機会を貰えるとても素敵な企画だと思った。世界にもこの才能を持つ方が沢山いると思うので世界中にこの企業が広まればいいなと強く思った。

◆この話を見て感じたのは、知的障害を持つ人たちの個性や才能を、単に「支援の対象」としてではなく、対等なビジネスパートナーとして尊重しながら社会に広めていく姿勢がとても素晴らしいと思います。

◆番組の中で松田さんが「大切なことがカジュアルに楽しく伝わるように」と話されていました。ヘラルボニーの企画には押し付けがましさや説教くささがなく、スカーフやネクタイなどの商品を通じて生活の中で障がいのある作家さんの作品に自然と触れられるようになっていることが、とても理想的なSDGsの取り組み方なのではないかと感じました。

◆障がいを持っているということだけで社会では何かと特別扱いされてしまって、健常者と同じように社会で輝くということは難しくなってしまっている中、芸術という分野で社会全体の中で輝くことができるというのは非常に素晴らしいことだと感じた。また近年多様性が注目されているということが追い風になって大企業との繋がりも持てるようになり、さらに障がいを持っている方にスポットライトが当たるようになっていくきっかけになると思う。実際に海外進出も進んでいっているということで、世界中で更なる注目を集めていって欲しいと感じた。
ヘラルボニーを起業した方は、兄が障がい者で小さい頃はそのことを嫌に感じることもあったというが、今は「兄が幸せになってくれればよいと思っている」という言葉に感動した。身近に障がいを持っている方がいたからこそ実現できた事業だと思う。

◆障害者との関わり方に着いて改めて考え直していくべきだと思った。今まで障害者であったために、社会に相手にされてこなかった人もいるのではないかと考えた。障害者のアートだから素晴らしいではなく、アートとして素晴らしいと思えるようになっていきたい。

◆障がいのある方たちの絵はどこかピカソなどの近代のアーティストに似ているところがあると思い、逆にそのようなアーティストも障がいを抱えた人であったのかなと考えた。
絵には障がいのある方たちの見えている世界がそのまま表れていて、世界の見方が異なり面白いと思った。
絵をそのような人たちを守るため、SDGsの一環として1人1人として確立するための道具として活用しているのは有意義で素晴らしいと思った。

◆障害をただの障害としてみるのではなく、それも個性の一つであり、他の人とは違う特別なものとしてポジティプに考え、好きなこと、好きなものを自分にしかできない形で、自分にしか表現できない世界をアートとして完成させるということが素晴らしいと思いました。他人と違うことを悲観的に考えることは、自分の思考力や可能性の幅を狭めてしまうと考えました。

◆私が知っている身体障害者への活動は、バリアフリーや学校の特別支援学級というものがあったが、それらは身体障害者が健常者と同じように暮らす為に作られたもののように感じました。それに比べて、ヘラルボニーの活動は障害を持つ方のそれぞれの才能を異なる素晴らしいものとして発信していて、新しいビジネスでありながら、とても自然な福祉活動でもあると思いました。
また、ヘラルボニーの活動によって身体障害者に収入が入ることは、彼らの自信にもつながるのではないのではと思いました。番組の撮影期間だけでもどんどん世界にヘラルボニーという名が広まって行きながらも、変わらず障害を持つ方との密なコミュニケーションを取り続けていることが成功の秘訣なのではと感じました。また、そのような体制が変わらず続くことが、より広い範囲での認知に繋がると思いました。

◆中学校で「障害いじり」が流行っていたことに疑問を覚え、それが原点となり、障害を持った作家が活躍できるシステムを作ろうとした松田氏の行動力に感銘を受けた。それと同時に、番組の中で彼は「福祉と営利は水と油のような関係性であり、これを企業として一つにまとめるのは非常に難しい」と語っていたにも関わらず、その中で、フランスの企業大会で優勝するまでに至り、自分の中で構想していたビジネスモデルを双子の兄弟と実現させた。これは企業利益だけでなく、大きな社会的意義があると思った。

◆障害の方が描いた作品がどれも素晴らしくて驚かされました。値段もどれも飛び跳ねていらところにも驚きました。自分には描くことのできない作品で感動しました。特に色が明るい色が多くて惹きつけられる印象をもつ作品が多いと感じました。値段は高くて買うことはできないけど見ることはできるので一日中見てみたい、そして描いている人と話してみたいと思いましたら。

◆障害者の絵画や刺繍が作品として販売されていることを知らなかった。またカメラや会場にある壁画のデザインになっていて、普段の生活で意識していないところにも障害者の作品があると知った。作品をとても集中してつくっていた。社員の方が一人一人の個性を分かっていて、販売する際にエピソードを話しているのが素敵だと思った。仮囲いなど街に美術品があると人の心が癒されて治安も良くなりそうだと思った。海外の中でも高い評価を受けていて、受賞までの過程をみると感動した。この動画を通してヘラルボニーや芸術を知ったことを忘れず、どう活躍しているのか注目するのも大事だと思った。

◆まず、このような取り組みをしている企業の存在を初めて知りました。テレビで放送され、今後一般的に広まっていくといいと思いました。寝転がって描いたり、刺繍で描いたり、筆や木で描いたり、障害を持つ作家の一人一人の描き方やその人の個性などが、作品に表れていて、一つ一つの作品に魅力があると思いました。その魅力を海外へと発信し、本当にハラルボニーの代表の兄弟の理想になっていってすごいなと思いました。

◆ヘラルボニーが日本国内だけでなく海外にも広めていことうとする姿を見て、大変すごいと感じました。障がい者の人たちが活躍できる場を設けようと努力するヘラルボニー社の方々はSDGsだけではなく、障がい者の描いた絵と企業の商品のコラボを実現したりなど大変さや苦労が伺えました。ヘラルボニーを広めていくにはどのような行動が必要かということをTverで見て、私たちもヘラルボニーのことをより知って、理解していくのが大事なのではなかと思いました。そして、商品にヘラルボニー社の製品が使われていることを時々見て、自分たちも障がい者の方々やそのように活動している人たちのことを考える必要があるのではないかと考えました。また、経営していくにあたっていろんな視点から広める方法があるのだということが分かり、また視野を広げてものを見て、活動していくことも大事なことだということを今回の番組で知ることができました。ヘラルボニー社が障がいを持つ人たちやそのご家族を助ける架け橋になっているのだということを知りました。今回の番組で障がい者の方々にとって仕事を見つけるのが大変であるということや、私たちがそのようなことを理解していく必要があると感じました。

◆障害を持つ人の作品に対するリスペクトが相当強いから成せることだと感じた。収入の問題がある障害者にも利益が上がるように事業になっていていい循環が出来ているのではないかと感じた。

◆この放送を通して、社会における多様性とアートの力を改めて考えさせられました。ヘラルボニーが、知的障害のあるアーティストたちとともに新しい文化の創出を目指し、その取り組みが日本にとどまらず、海外にも広まっている様子が印象的でした。ヘラルボニーの取り組みは、単なるビジネス展開にとどまらず、社会全体に対して多様性の理解を促進し、新しい価値観を生み出す役割を果たしていると考えます。視聴者にとっても、自分たちの身近なところから新しい文化を作り出せる可能性があることを教えてくれる番組でした。

以上、21人。


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