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<人間だもの>「相田みつを」と行動経済学をつなげて考えてみた 木曜2限⑤

10月13日木曜日2限の「スタディ・スキルズ講座」の5回目、<人間だもの>をキーワードに、相田みつをから行動経済学につながる議論をしてみました。 2017年ノーベル経済学賞 リチャード・セイラー - Wikipedia
            <第5回のふりかえりを自由に書いてください>

【4年】
◆行動経済学や相田みつをを元々知ってはいましたが、改めて見て刺激を受けました。また、共通点や意見を感想をグループワークで話した時に、自分の捉え方とは全く別の見方をしていたので新しい発見でした。普段の生活環境や気心知れた人は居心地が良いけれど、一歩外に出て新しい人と話すことで、新しい価値観と巡り合うことができ、柔軟な考え方や視野の広さを手に入れることができると思いました。そういった柔軟な考えを取り入れられる場をこれからも増やしていきたいです。

◆セイラーの「ナッジ」や「現在バイアス」を聞いて、すごく思い当たる節があった。とはいえ、これからも「お得だな」と思った方向へ行動指定しまうと感じるので、そういう場面で思い出すだけにとどまるのではないかと思います。
相田みつをについての番組については、初めてどういう人物であるのかを知ったが、正直とても真似できない生き方をした人であったのだと感じた。
また、本来人が合理的な行動をとると仮定して考える経済学の中で、非合理的な生き方の極端な例であると思われる相田みつをの言葉に影響を受け、人の非合理的な行動について調べていることが少し面白いなと感じました。

【3年】
◆人間のだらしない部分を利用しようとする経済学と受け入れようとするみつをの考え方が全く異なっていて興味深いと感じた。私の家には、みつをのカレンダーが掛かっているが、今まで気にして読んだことはなかった。今回の授業でみつをの言葉に何度も共感する部分があったので、今後は疲れた時には読んで見ようと思った。

◆今回の講義を受けて行動経済学という学問は非常に面白いと感じた。消費を促す企業のマーケティングの戦略は常に念頭に置いて生活することで無駄な消費を防げるし、ナッジに関しては自分が社会人になってからも使える考え方であるので勉強になりました。
相田みつをの幸せに対する価値観は共感できるものがあると感じました。現在はインスタグラムなどのSNSで人の幸せを知ることができるため、自分自身で幸せの基準を持つことは大切なことだと思いました。

◆これまで意識せずに過ごしてきたなんでもない日々が大切であることを改めて実感した。これからはそのことを意識して日々を生きていこうと思った。

◆今回は二つの映像を見た。1つは行動経済学というより人間らしさを追求した経済学でなぜ人は馬鹿げた行動をするのかを研究している人についての映像、もう1つは相田みつをの生涯とその人間らしさについての映像だった。どちらもより人間らしさというところに焦点があった。私は特に1つ目の行動経済学に関心を持った。経済学はどこか理性的な行動をする人を対象にしているように私も感じており、自分だったらこうするのに、と考えたことがあるからだ。

【2年】
◆今回の授業では、行動経済学と相田みつおについての映像を見た。行動経済学の動画では、どちらかというと人間のマイナスな特性(面倒な手続きはやらないなど)を利用しているなと感じたが、相田みつおの動画では悪いところも含めて人間であるため、そのような部分も受け入れるべきだというメッセージが込められていたように感じたので、人間の悪い一面を受け入れた、というのが二つの動画に共通したことであったのではないかと思う。また、合理性を求める経済学に非合理的な「人間味」を取り入れたという面で、行動経済学はより実用的なものなのではないかと思った。

◆相田みつをの詩を深く考えて読んだことはなかったが今回の授業で相田みつをがどういう人間だったかを知ることができた。行動経済学はあまり近しい学問だと思ってなっかたが、案外身近にあることを知ってもっと気づいていきたいと思った。モノを売る人の努力が少し見えた気がした。

◆今回、行動経済学と相田みつをさんについて知りましたが、どちらも興味深い内容でした。行動経済学では逆転の発想を鍵にして、消費者の心を掴むと言う心理学的な側面が多く見受けられました。現代のマーケティングの理論にはもちろん、自分や所属団体などを律するためというような、普段の生活にも応用できることが多くあると思うので、今後機会を見つけて触れてみたいです。
相田みつをさんに関しては今まで「人間だもの」のフレーズしか知りませんでした。映像を見て、同じ題材で何度も書き直したり、必要なところ以外削ぎ落とす精神など一人の人間の生き方を知ることができてよかったです。

◆相田みつをさんの事は名前しか知らなかったのでビデオを見ることで生い立ちや名言を知れてよかった。みつをさんの様々な言葉をきいて、私は今をがんばって精一杯生きようと思った。

◆行動経済学は非合理的な人間の心理・行動を経済理論に組み込む学問で、相田みつをの詩に通じる部分があるそうだ。私は相田みつをの言うしあわせと経済学(や政治)の目的は、同じ言葉で表現し得るが対照的だと思った。相田みつをはしあわせの基準は自分で決めると言ったが、経済学や幸福度ランキングでは一般的な指標がある。この講義では出てきた意見を次の授業につなげていくとのことだが、英単語を対義語と一緒に覚えるように、反対のこととつなげることでも広げていけるだろうと思った。
番組を観たあとに感想を話し合ったが、なかなか思いつかず、同じ班の人たちの話をろくに聞かずに考えこんでしまった。このような場合に備えて観ながらメモをとろうとしたが、そもそも引っかかる部分がなかった。この授業に限らず、意見などを求められる場面では何も感じなかったとしか言えないことがしばしばなので、他の学生の感想をよく聞いて、どのように切り込むかの参考にしたい。
先生がホワイトボードに番組の要点や登場人物を書き出していた。クローズアップ現代に出演していたセイラー先生や大竹先生は私も気になった。講義で出てきた事物を書き留めてあとで調べれば、学びをさらに深められると思う。
同じ班の人が、一定以上の金額を購入すると送料が無料になると言われると買ってしまうと、ナッジの例を挙げていた。私もそのような売り文句を見たことがあるが、ナッジの説明をされても思い出せなかった。応用力のなさを感じるとともに、具体例を自分でも探すことは大切だと思った。

◆今回の授業ではノーベル賞を取られた方の動画と、相田みつをさんの動画を視聴した。
その中で、ノーベル賞を取られた方の動画では人々の行動の人間らしさに注目して、経済学を考えることを学んだ。
実際、人間はほかの要素によって、経済学のなるところと必ずしも、同じになるとは限らない。それについて知ることが出来た。
相田みつをさんの動画では、彼の生い立ち、なかなか目立たなかった時代についての話を見ることが出来た。今まで相田みつをさんという人物については知っていたが、深くは知らなかったので見ることが出来たので、良かった。

以上、12人。

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