引き続き「フェイクバスターズ」から考える、第4回の振り返り・木曜2限

 木曜2限「スタディ・スキルズ講座」の第4回は、引き続きNHKの番組「フェイクバスターズ」からの議論、また新聞を読んでの意見交換。今回もゲストには、番組を制作したディレクターの竹内さん、藤松さんにおいでいただきました。
<第4回の授業の振り返りを自由に書いてください。また、前回みんなが書いた「振り返り」を読んで受け止めたことなどもお願いします。>
(誤字なども直さず、原文のまま転載しています)

【1年】◆第四回の授業では、最近の気になるニュース、若者がテレビを見るようにするにはどうすればよいか、についての話し合いをした。最初の気になるニュースについて私の班で出たのは、トランプ大統領のコロナウイルス感染の話題や、JALの客室乗務員解雇の話題です。また、若者がテレビを見るにはどうすればよいかについては、若者が知っている有名人をゲストとして呼ぶ、番組の一部だけをYouTubeなどで投稿しそこから興味を持ってもらう、わざわざ録画はしないので配信サービス中心に切り替える、などの意見が出ました。全員がそれぞれ違う意見を述べたので、とても有意義な話し合いになったと思います。有名人を起用することに関しての柵を竹内さんが言及しており、一筋縄ではいかない問題であることを認識しました。
前回の振り返りを読んで、「誹謗中傷は受ける方も悪い部分がある。」と思っている人が意外と多く、その事実には驚きました。私は誹謗中傷を受ける側には何も悪い点はないと思っていて、ある人の人格否定や事実とは異なることを吹聴するのは、その人がいかなる行動をしようとも許されない行為だと考えていました。このように、色々な人の価値観に触れるという体験を実際にできたのはとても良いことだと思います。

◆ブレイクアウトセッションで新聞の内容について話し合った。竹内さんにも来ていただいた。トランプ大統領がコロナウイルスに感染したニュースについて話した。トランプ大統領がツイッターにあげた動画について本当に報道すべきだったのかなどテレビ局関係者ならではの意見を聞けてためになった。新聞を読むことの必要性についても他人の方の意見を聞けて理解することができた。

◆竹内さんの話を聞いてテレビの在り方が変わり、変化が必要なんだと思いました

◆私の班のほとんどが授業を受けてから新聞を読み始めていた。
新聞を読むことによって、少し頭がよくなった気がするとおっしゃっていたかたが多かった。

◆今回の授業で、対面とオンライン授業が交互に来たらなんかな、と言う方がいましたが、私は後期全てオンラインでしたが、対面とオンラインが前後に着ている人はオンライン授業を受ける場所の確保も必要で大変そうだと思いました。
新聞は字が細かくて難しい言葉が使われていると思いなかなか読む気にはなれません。しかし、同じグループになった方の新聞を読んでの感想を聞いて、興味を持つことが出来ました。いろいろな気になるニュースが見つかり、自分で調べてみました。見出しや写真を見て気になるニュースを見つけ、徐々に新聞を読んでいこうと思いました。

フェイクバスターズの出演者は専門家の方ばかりで若者が知らない人達がほとんどです。芸能人の出演より、取材に応じてくれた方々のことも考え専門家たちと真剣に話し合う方が良いと出ましたが、若者が知っている芸能人やYouTuberの出演や、難しいことですが実際誹謗中傷を受けた芸能人の方が体験談を話したりした方が若者への影響力はあるのではないかと思います。若者の視聴率を上げることを考え番組の構成を変えてしまうと、今見てくださってる高齢者の方の視聴率が下がってしまうのではないかということに共感しました。
テレビは録画で見る人が多いと思うので、そこも難しいところだと思いました。

◆私はLINEニュースはよく見ているのですが新聞はほとんど見ないので、能動的に気になる事柄を探していくのが大事。と先生がおっしゃっていたのを受けて、新聞記事を探すことによって能動的に物事を探していく習慣をつけたいと思いました。新聞の記事についてほかの人と話すと自分が考えていることとは違った意見が聞けて見聞が広がると思いました。ほかの人の授業の振り返りを読むことも同じで、着眼点が自分と同じでも思うことが違うこともあったりして面白いと思いました。前回の振り返りや今回の授業でもありましたが、NHKは(というよりテレビ業界は)、見ている人が少なくなってきているとはいえ一定数の人は今後もずっと見ていくと思うので完璧に廃れるということはないと思います。なので、テレビ業界の人が発信していきたいものやするべきと判断したものを放送していけばいいと思いますが、視聴者数を増やしたいだとか多くの若者に見てほしいだとかを思うのであれば、SNS界隈にいる人たちに伝わるようなツール(Twitter、インスタグラム、インフルエンサーとコラボするなど)を使い、しっかりと情報を伝えていくことが大事だと思います。

◆今回の授業では、1週間の間に見たニュースの中でどのニュースが印象に残ったかと言う意見交換をしました。自分の班ではドコモ口座の不正引き落としのニュースについて話されている方がいらっしゃって、その人の意見がすごく印象に残っていました。自分はドコモユーザーではないので自分には関係のない話だと思っていましたが、その人は実際に身に覚えのない請求書が届いた経験があるようで、実際にそうゆうケースに遭遇した人の意見を聞くと自分もそうなる危険性があるということを再確認することができました。NHKの若者視聴者数を増やすためにできることを話し合ったときには、コンテンツを細分化することで、視聴者が見たい番組を判別しやすいようにするという意見が出て、自分にはない発想で面白い考えだなと思いました。

◆今日は新聞の内容についてグループで話し合った。
ただ1人で読むよりも、そのことについて話し合うことで、自分とは違った見方や、新たな気づきがそこから生まれるので良いなと思った。

NHKに限らず、どの番組も、視聴者の年齢層はばらばらだし、人それぞれ好き嫌い別れるのは、ある意味、普通なので、沢山の人に見てもらう、というのも重要だけれど、それ以上に、今までずっとNHKを好んで見ている人を大切にすべきだと感じました。
NHKにはNHKの良さがあり、いきなり有名人をゲストに呼んでワイドショー化したりするより、番組の作り方については、従来のやり方のままで私はいいと素直に思いました。

竹内さんと同じグループになれて有意義な時間を過ごせました。
3回も続けて来て頂けていることに感謝しています!

◆1つ目のグループセッションでは新聞記事について話し合ったが、新聞に載っている以外のニュースについても話題が広がり楽しく議論することができた。1面に載るもの以外の小さな記事に着目している人もいたので、自分も今度からもっと丁寧に新聞を読もうと思った。
2つ目のグループセッションではどうすればテレビの視聴者が増えるのかについてだったが、振り返りの内容や私も含め案が「テレビがYOUTUBE化」してしまうものばかりだと感じた(一つの番組を短くする。もっと専門的なコンテンツにする。若年層をターゲットとした企画作り)。自分が好きなものを選択して好きなタイミングで観ることができる今やはりテレビはオワコン(あえて嫌な言い方をさせていただきます)なのだろうと考えてしまった。正直に言うと解決策は「毎回話題になるようなドラマを作る」くらいしかないのではないかと思う。
なので次回からは前期でやった「WHO I AM」などの別のテーマについて話したいです。

◆一人では気づかなかったことを他の人と共有することで、新たな発見があった。また、興味のなかったニュースを読んでみようと思えた。情報は1人で学習するより人と共有する方が見解が深まり、見聞が広がる、ということを学んだ。

新聞の文字数を調べてみたところ、約50万4000字であった。なかなか全てに目を通すことはできないけれど、自分の興味を引いた見出し、写真の記事くらいは読んでみようかなと思う。それらが習慣になれば、自分の付加価値を高めることができる。

NHKを若い層に見てもらえるようにするには
混迷を深めたとおっしゃっていたが、皆に見てもらえる番組作りというのは難しいと感じる。私は、Twitterのトレンドに挙がったら気になって調べると前回の振り返りで書いたが、そもそもTwitterのトレンドにあがるというのが難しい。インフルエンサーや話題のタレントを使ったらトレンドにあがるかもしれないが、竹内さんのNHKの正義というのを聞いて、それも難しいと感じた。確かに必死の思いで情報提供した側からすれば、話題作りのためだけに呼ばれたインフルエンサーに出演されても嫌かもしれない。

今まで通りのターゲット層でいいのではという意見もあって、例えば誹謗中傷なら「三年A組」というドラマが世論を巻き起こした。ああいった学園ドラマは私たちにとって共感しやすい。だからといってそれをNHKに求めるのは違うような気がする...。次の授業でまた意見交換して、深めていきたい。

◆ ニュースについてのディスカッションでは、初めて聞くものや見出し程度しか知らなかったものについてより詳しく内容を知ることができた。また、四年生の方がいらっしゃったので、コロナ禍での就活のお話や大学生活のアドバイスなども詳しく聞くことができ、とてもためになった。改めて、オンライン授業で先輩の話を聞ける機会があることは貴重でありがたいなと感じた。
若者にも視聴してもらうための方法についてのディスカッションでは、自分と同じような、著名人が出演することで注目してもらう方法の他に、YouTubeで番組の前半部分を配信し、番組の存在を知ってもらいそこから視聴してもらうといった自分にはなかった発想を聞くことができた。また、ディスカッションの中で、テレビはリアルタイムで見られないときは録画するという手間がかかるが、YouTubeやその他の動画配信サイトはいつでも見れることができ、その差が大きく影響しているではないかという意見を聞き、確かになと、当たり前のようで自分では気づけていなかったことに気づくことができた。
最後に、みんなに見てもらうのはどんなに人気な番組でも不可能という話から、それぞれの年齢層に合った媒体での配信ができるよう、YouTubeなどの動画配信サイトをテレビと同等の媒体として機能できるように力を入れていくべきなのではないかと思った。
ディスカッションや振り返りを読むことで、自分と同じことを感じた人がどれくらいいるのか、また反対に、自分とは異なる考えはどのようなものがあるのかを知ることができとてもためになった。

◆今回初めてブレイクアウトルームでNHKの藤松さんとご一緒しました。その時に、藤松さんを含めた番組制作者の方々の苦悩をひしひしと感じて、テレビの裏側の世界を目の当たりにした感覚がしました。自分はテレビを見る機会が少なくなった側の人間ですが、自分がテレビを見る条件が何か、という視点から若者のテレビ離れを考えてみるべきなのかなとも感じました。
前回の振り返りにおいて、SNSを利用したり、スマホを利用して番組の内容を知ることが出来るようにしたりといったことを解決策として挙げている人が多いように感じました。私もその一人でした。しかし、すでにNHK+というアプリを活用すればスマホでも番組を視聴できること、それを利用する若者が多くはないことを考えると、問題の本質は視聴方法ではない別の部分にあるような気がしてきました。。

◆今回、新聞を読んんで話し合い、私達のグループでは対面授業について話し合いました。今私達に関係あるトピックだったのでいろいろなことを話し合うことができました。他のグループはトランプ大統領の早期退院について話していたところが多かった印象です。
振り返りを読んで色んな考え方があると改めて思いました。NHKが今後どうあるべきか、またテレビ離れが進んでいる中テレビ全体としてどのように変わっていけばよいのか改めてまた考える余地があると考えました。

◆最初のグループトーク
自分は10月7日の東京新聞の記事にあった、三井住友銀行がネット未利用の人から手数料を取ることになった点について話をさせて頂きました。
最後のグループトーク
どうやったら若者にNHKの番組を見てもらえるかに着いて話し合いました。グループトーク中にはきちんとした回答は出ませんでしたが、各グループの発表を聞いて、自分なりの意見が出ました。

まず放送する時間について、深夜帯が望ましいのではないかと考えました。理由としましては、若者は現在夜遅くまで起きている傾向があり、その時間帯のテレビはゴールデン帯と違い、どの局も通販番組などのあまり面白くない番組となっていて、その時間にテイストの違う番組を取り扱うことで若者の目を引くことが出来るのではないかと考えました。
次に、番組の構成については深夜帯ということを考え、内容の暗さに負けない、明るい雰囲気を番組の始まりとし、逐一番組の雰囲気をコロコロと深刻な所は暗く、専門家やスタジオの場面は明るく変えていくことで、スマホを弄りながら見ている人も逐一テレビに目を向けると思いました。
それに深夜帯に報道するメリットは他にもあり、深夜になると人は本能を制御する脳機能が低下するため、誹謗中傷をしていた当人は今まで逃げてきた「誹謗中傷は悪いこと」という事実に向き合いやすくなると考えました。

◆本日もまた、NHKの竹内氏と藤松氏に来ていただいてもらい、話を伺った。
まず先週の講義で課された新聞の購読について4,5人に分かれて話し合った。
私は主に自宅に配送される読売新聞を読んでいる。特に1ページ目の見出しと4ページから6ページにかけて掲載されている国際や経済に関する記事を閲覧することを習慣づけている。
その中で今回私が話題に出したのはトランプ氏のコロナ感染であった。
そうしたところ、彼が未承認の薬を投与されたことや、74歳でコロナにかかり2日で退院するのは驚きだという意見があがった。
他には石原さとみさんの結婚やANAの採用数の減少が話題にあがった。
次にゴーストバスターズに関する考えを再びグループに分かれて語り合った。
私が配置されたグループでは藤松氏も参加していただいた。
その場で私たちはもっと専門的に掘り下げていくことや30分といった時間枠に囚われるTVではなくYouTubeに短く小分けにして公開するといった内容を話した。
しかし藤森氏によると、専門家の出番を多くしてもどのくらいの人がみるのか不透明であり、またNHKの視聴者の平均年齢は65歳であるが若者にも見てもらいたいと考えていて、どの層に向けて発信していくかNHKのなかでも混迷を極めているということでした。

◆今回は主に新聞とnhkはどうやって若者に伝えることについていろいろ話し合いました。いま最も注目されているニュースはやはりコロナウイルスに関するニュースです。
nhkがどうやって若者に伝えるかということについていろいろ話しました。グループのメンバーがほとんどテレビあるいはnhkを見ていないです。みんなが解決策をいろいろ考えました。
前回の振り返りを見ると、みんながいろいろ深く考えてきて、長く書きました。私が全然考えていなかったことはたくさんあり、それを見てみんなが素晴らしいと思います。私はなかなか思いつかないです。今後はきちんとニュースとかを読んで考えて、自分のアイデアを磨きたいと思います。

◆第四回授業ありがとうございました。
今回も話題としてどうすればテレビを見るようになるかとありましたが、自分には解決策等わからなかったので見ない原因について考えていました。
自分だけかもしれないですがテレビに出ている芸能人や番組に関するゴシップや汚い部分の話を度々耳にし、テレビというものに信用がなくなってる気がしました。

【3年】◆今回は、若者のテレビ離れやNHKに対する関心の薄さに対しての意見交換を行いました。正直なところ、スマホなどテレビより身近で馴染みやすい端末が普及し、テレビへの関心を取り戻すことは難しいという結論にいたり、よい解決案は挙がりませんでした。NHKへの関心という点では、よりカジュアルさを意識した番組作りを行うべきなのではないかという意見に対して、制作者側の信念との葛藤があり、NHKはやはり視聴者層を限定して、その少ない層の中で拡大を図ることがベストなのではないかという、妥協案に落ち着いてしまいました。考えれば考えるほどチャレンジングな議題であると感じました。

授業後に行った誹謗中傷に関する議論を興味深かったです。特に日本と海外の有名人の好感度に関しての違いは面白かったです。私が感じたのは、日本人は出る杭に対して、多少の親しみやすさ、共感しやすさを求めているのに対して、アメリカなどは完璧さ、ヒーローであることを求めているのではないかと感じました。

◆生徒の皆さんのテレビに対する意見を聞いていて面白く感じました。若者の世代に人気のあるYouTubeのように番組を短くすればいいというような意見もあって面白いと思いました。斬新な意見も何かキーとなるような気がしました。

◆今日気になったニュースを取り上げるディスカッションでトランプ大統領がコロナウイルスに感染したニュースを聞いて驚きました。最近コロナの感染状況や近況をニュースで見なくなり自然と自分はそう言ったニュースから遠ざかっていたので情報収集は大事だと気付かされました。新聞は自分は紙媒体で今数少ない情報収集源なのでいいと思います。なのでこれからは情報収集をし常に自分の中の情報をアップデートしていきたいと思います。

◆今回の授業や前回の振り返りでいろいろな意見を聞いた上で私が思ったことは、これから先テレビの在り方が大きく変わっていくのではないかということです。以前までは一家団欒でテレビを囲むような光景は一般的でしたが、これからは一人でスマホやパソコンを使って、見たいときに興味のあるものだけ選んで見るという形態が主流になり、ほかの様々な動画配信サービスなどと対抗していくことになると考えられます。だから若い人の視界にテレビが入れるようには、そういったサービスを充実させるべきだと思います。

◆nhkの番組がどうすれば見られるかについていろいろ話し合いましたが、高齢者がみる固い印象というのがやはり高くて私自身も全然見ません。同年代の人はそういう人が多いと思うのでそもそも見てもらうのは難しいと思いました。誹謗中傷をする人がその番組を見ても相手の気持ちなんてわかるわけもないと思います。なので結局誹謗中傷というのがなくなるためにはその人自身がどうにかするしか対策はないんじゃないのかなと思いました。

◆マスメディアの情報をみんなで共有すると自分が今まで知らなかった視点が加わり、興味や理解が広がっていく。
受け身ではなく自ら情報を取りにいく姿勢が大切だと感じた。
若者がNHKを見るインセンティブを高めるために、インフルエンサーの出演や、それこそSNSを活用した番宣も必要なのでは。

◆みんなのコメントペーパーを読んで。
沢山のアイディアがあり、とても良い考えだな、と思うのと同時に、ディレクターさんの慎重な判断や決断で番組が作られていることを実感しました。若者にテレビを見てもらう為に考えられたアイディアも、番組を制作した軸からズレてしまうと違う方法もないか試行錯誤して、困惑しているという表現がぴったりだと思いました。
私はテレビをあまり見ません。その理由としては決まった時間の制約があり、その後もダラダラと見てしまうからです。その点、アプリはドラマや映画が好きな時間に観れるので活用しています。テレビに拘らないのであれば、アプリの配信に強化しても良いのではないか、と考えました。

◆グループトークをすることで 自分が得た情報の再確認や新たな発見があったりメリットを多く感じとれました。

◆NHKの視聴者の年齢層は違うし、それぞれの年代が興味深い内容を配信するのは難しいのかなとも思った。また、NHKのイメージは人それぞれによって違うなと改めて思ったが、やはりNHKらしさや良さをもっと多くの人に知ってもらえたらいいなと思う。今回の講義で新聞を読んでの意見交換では、みんな違う記事を読んでいたりしたので面白かった。他の人の意見を聞けるのは聞いていて楽しいし、私も人に伝えるのがもっと上手になりたいと感じた。

◆人にモノを伝えるという力を成長させるには、自分が常に情報のネットワークを持ち、広く世界を知ること。そしてその仕組みについて構造的に理解することが大切だと感じた。
今回の授業を通じて、自分には情報やニュースをキャッチするネットワークがまだまだ足りないと感じた。

◆私たちの班では新聞でお互いが気になったこと、記事についてそれぞれ話し合い、そこから論点を討論しあって理解を深めていった。まずはJALのレディース&ジェントルマンの挨拶が変わったことに対して、普段意識していなかったから見えた視点というものに新しい発見があった。個人的には普段から意識していなかったことでも、それを変えることによって意義を感じる、そして損する人がいないのであれば喜んで受け入れるべき変化であると思う。他にはGO TOキャンペーンの制度設定において、利用者も消費者も販売者も混迷を極めているということである。鳥貴族を代表とした錬金術などといった制度の不安がまだまだ見受けられ、今後の改革に期待を込めて今後も動向を追っていきたいと思う。ほかにも首相の動向をより多角度で知れたり、男性の育児休暇の取得が義務化された件においては藤松さんの意見をいただいたうえでデメリットやメリットについて考えられ、とてもいい時間を過ごせた。また、みんなそれぞれのNHKの良さをわかった上での意見交換は非常に混迷を深め、今後どうしていけば、若者にメッセージを届けられるいいコンテンツが作れるかということで、今後の議論においてもとても堀りがいのある議題だなと思う。なにかいい方法はないのだろうか...

◆他の人が気になったニュースと自分が気になったニュースは、共通している所も多かったが、あー!そんなニュースもあったな!と思わされることが多かったので面白かった。また、振り返りの中にフェイクバスターズの企画を考えるのはいい案だと書いてくださっていた方がいたので次回からはそれについてもっと詳しく話してみたいと感じた。

◆ グループで話し合うことで、自分だったら興味の持たないニュースを知ることができて面白かったです。男性の育児休暇に関して、取りやすい環境にするべきだと漠然と考えていましたが、給与のことを考慮すると、強制にすることが良いとは一概には言えないのだろうと考えました。また、電子版だと読みやすいため、これからも続けたいと思いました。
他の人の提案を見て、自分の考えられなかったことがたくさんあり勉強になりました。また、グループで話し合うことで、考えを深めることができよかったです。ただ、グループによっては話し合いに参加しない方もいて少し気になりました。

◆自分たちが読んだ新聞記事について話し合い、自分が感じたことの共有、自分では気付かなかったことを新たに知ることができ、良い機会だった。
また、自分が一番興味をひかれた記事が他の人はそうでもないことも面白かった。

前回の振り返りを読んで、自分では思いつかない意見があると、なるほどと思い、自分の意見は実現困難な意見だったのではないかと感じた。
実現可能そうな意見を読むと、この人は考察力が高いなと思った。
NHKについての話は今回で3回目だったが、いろんな人の意見を聞いて、「NHKは高年齢層をターゲットに、ニーズに合ったものをこのままを作り続ければいいのではないか」と私は思った。
いろいろなメディアから情報を得られるようになった今、それぞれの世代に合ったメディアから情報を得ればいいだけで、NHKが無理して若い世代を意識しなくても良いと思った。

◆本日体調を崩してしまい、講義を受けることが出来ませんでした。申し訳ございません。

◆go to travelキャンペーンについて、間に合わせで様々なキャンペーンをやった感じがすごくて、制度などが追いついてない感じがして、もう少し策を何かしら講じる必要があるのではないかとブレイクアウトルームの方達と話して思いました。
また前回の振り返りとしては、やはり、今の若者世代にNHKの番組を見てもらうには、もう少し新しい展開が必要ではないのかと感じます。皆さんの意見として多かった、やはり題材が固いとか、内容が教育番組のようになっているなど、変更していくことは難しいかと思いますが、今後変えて行けたらもう少し若者世代にも伝わるのではないかと思いました。、

◆新聞を1週間読んでみての考えたことを話し合うブレイクアウトセッションでは、私を含めた3年生3人と、1年生1人、それから藤松さんのグループでした。全員、先生が進めて下さった新聞を毎回読んでいたのが意外で、元々新聞を読む文化が私に無かったので続くか不安だったのですが、習慣化すると毎日新たな発見ができて面白さを見出せています。先生もおっしゃっていましたが、新聞をただ読んでいるだけではなく、こうして定期的に内容について話し合う機会があると、自分は目を向けなかった記事に新しい視点を生み出すことが出来て新鮮な感覚がしました。内容に関しても、1つのニュースでもそれぞれの置かれた状況が違うので考え方はそれぞれであり、違った見方を知ることができました。また、藤松さんに育休取得が必ずしも良いことかというお話をして頂き、全く考えてもみなかったことなので新たな知識を取り入れられて考えさせられました。新聞を少し読んでいるだけでも、自分が今何に関心があるのかということを見直すことができ、流れてくるソフトニュースだけでなく、自分から情報を取りに行くという姿勢の大切さを感じました。10月中ですが、今後もこの機会に新聞を読んでいきたいです。
先週に引き続き、どうしたらNHKを見てもらえるかという話し合いについては3年生が私を含め3人、1年生が2人といったグループでした。私は幼い頃からテレビっ子だったので家族と一緒にいる、いないに限らず毎日見ているのですが、グループ内の大半は、最近はテレビを見ないという人が多いことに驚きました。NHKとか半沢直樹とか関係なく、テレビの必要性を考えてない人は見ないもので、結局スマホで見られる範囲で情報を受け取っているということがわかりました。その上で、テレビの存在が若者の中でそこまで重要視されていないのなら、わざわざ媚を売るように若者向けの番組に転換しなくてもいいのではないかと私は思います。確かに話題のインフルエンサーやアイドルが出演すれば、ファンが見るかもしれませんが、ファンの中だってわざわざいつも見ないテレビを付けてまで視聴する気は起きないという人はいると思います。私にも好きな女優さんがいますが、最近よくドラマのスピンオフでネット配信限定のドラマなどがありますが、わざわざインストールして月額を払ってまでは見たくないなと思うのでそれと同じかと思います。NHKさんの作る番組は大学の授業で教材として使われることもあるほど、専門性に特化していて信頼度のあるメディアの印象があり、出演する専門家の方は知らないけど、きっとNHKさんがゲストで呼ぶくらいだから最先端の情報を持った人なのだと思って視聴します。それこそ新聞の話ではありませんが、正直NHKさんの番組は自分から「見に行こう」と思わないと見ない番組が多いですが、見ればすごく興味深い話題が多く、真面目なイメージだけど信頼できるというそれがアイデンティティで他局にはないことだと思います。だからその体制が崩れてほしくないと思うので、確かに視聴者の平均年齢層は高いかもしれませんが、このままでいいのではないかと話し合う内に私は思いました。スマホもテレビも新聞も使う人はずっと使うし、違う方が便利だと思う人は転換していくし、それは仕方のない現象だと私は考えます。

【4年】◆講義中や振り返りにも出ていましたが、NHKが若者にこだわる必要があるのか、という意見はかなり賛同できました。正直テレビというデバイス自体が時代に取り残されつつある中、テレビにこだわっていくのはかなり厳しいと思います。若者向けはPCやスマホ、高齢者向けはテレビなどのように住み分けをしていくのも面白いと思います。

◆若年層がテレビ視聴率を上げるにはどうすればいいのか?
・YouTubeなどの活用
→番組をフルで出すか、パート毎に小分けにするか
・若い層に人気なインフルエンサーの出演
→若い層が見るきっかけになるかも
→NHK制作サイド的にはワイドショー的なノリは気が引ける
・SNSを活用してみたいと思わせる
→予告編などをSNSで流せば番組本編を見てもらうきっかけになるかも

テレビは、その番組が放送される時間にテレビの前にいなければならないというのが今や弱点になっているような気がします。YouTubeやAbemaTVを活用していつでもどこでも見られる環境があれば見る人は少なからず増えるかもしれませんが、まずは若い人の興味や関心にフィーチャーした内容を考えていく必要があると思います。

◆私は大抵の場合大々的に報道されているものや新聞の第一面を飾るものに興味を惹かれてしまうが、小さい見出しのものや自分の生活に関係ないものに興味を惹かれている人もいたため、目に止めていなかったニュースの存在をされてよかったです。

前回の振り返りについては、教養番組とニュースのイメージが強く、幼少期には見ることもあるが成長していくにつれて離れていくのではないかという考えはその通りであると思いました。

◆GWの話のまとめの中で、芸能人の不倫問題についてのニュースが以下略 といったような話題が出ていました。若い人たちの中でニュースを見るときの中心が芸能である人の割合がとても気になりました。

誹謗中傷の問題の報道について、私個人としては竹内さんの番組への熱意を非常に感じた回でもあり、若者たちにもよく考え問題意識を持っていほしいのではないかと感じました。
しかし問題意識を持ち自分の意見を持つというのは難しいことであるし、議論を交わしたり今ある知識を吟味することで意見を得られるのは自分の意見が間違っている可能性を受け入れられる人間だと思うので少数派ではないかと思います。
だからこそ浅い内容であればワイドショー化が視聴者数を獲得できる?深い内容なら一部の人に分かっていただける?そんな意見の間で揺れているのではないか感じました。

また、誹謗中傷が悪であるかどうか、さらに自殺することは悪か、についても議論どことではあると思います。自殺者を悪者扱いするのは感情的には非常に気の引ける行為ですが、残された人々を後知恵バイアスに駆りたて、次の自殺者を生んでしまうという論(芸能人の自殺は実際に研究データがあると聞きます)、は無視できない意見・事実だと思っています。

◆ディスカッションにおいて、我々の世代のテレビの使い方の観点から話し合いを始めた。YouTubeで見たい動画だけを見るように、「見たい番組は録画して見る」というのが主流のようで、「見たいものをピンポイントに見る時代」だと直観する(ザッピングでテレビを見る文化の衰退)。また、ラテ欄だと自分が見たい番組がどれかわかりづらいとのことから、テレビ自体をつける習慣が薄れてしまった側面も垣間見た。
それを受けて、番組の内容というよりも、広報に関する話し合いを行った。10分程度の内容で分けてYouTubeにアップロードすることは、雑多としていて信頼性を欠いた情報の氾濫する現在のインターネットにおいて、NHKというブランドを活かせる手法であると思う。制作の立場からも、番組内容を大衆向けにわかりやすく編集するより、伝えたいことが明確化するのではないだろうか。
コロナ禍でテレビの若年層視聴率は増加したという数字を見た。これは、若者の時間を家の中と外のコンテンツが奪い合った結果、テレビが敗北していたことを示すと同時に、今若者にテレビの文化を習慣化させれば光明は見えるということだと思う。

◆ 今回の授業によって、私芸人の生活を通じて、プライバシーが重要なものだ思う。情報化されたプライバシーの領域が、社会のあらゆる場面に持ち込まれ(電車内で多くの人が携帯電話のメールをやりとりする光景!)、そのことによ り、社会活動の中で不断の自己監視が必要になるという社会。その先に待つのは、私たちが、監視を欠いては生きられなくなるという結末だ。
監視への依存が高まることによって、私たちはプライバシーの領域を確保し、またそのことによっていっそう監視への依存を強くするというループ状態 に陥ってしまう。こうした社会は、果たして望ましい社会だと言えるだろうか。少なくとも、何らかの形において、過剰な監視への依存が生じないような歯止め を用意する必要があるのではないか。
重要なのは、領域的プライバシーの根拠となる「自己情報のコントロール」へと向けられる欲望を、一定程度に抑えるための処方箋だ。たとえば、デー タとして保存される情報は、常にある程度の漏洩のリスクに晒されていること、あるいは、ウェブサイトに載せた情報は、予期せぬ読まれ方をすることがあり得 ること、こうした「情報化ゆえの限界」について自覚した上で、コントロールできるものと、そうでないものを峻別し、過剰に監視に依存しないプライバシーの あり方を模索するという作法が、いま必要とされているのではないか。そうでなければ、まさに個人情報の利用そのものが"オール・オア・ナッシング"で捉え られるような、実りのない議論しか出来なくなってしまうと考えている。

(12日現在37人が記入、15日現在40人が記入)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?