第20回公演『ヒロイン・ア・ゴーゴー! 〜あの日の魔法少女〜』有人観客での全公演休止のお知らせ
三度目の、公演消失。
ナントカの顔も三度まで。
おかげさまで公演トバすのもすっかり慣れたもんですっ、あは♪
なんてわけないわけなわけですが、わけあって(わけを言う必要もないか……)
鈴木区10周年記念公演第3弾であり記念すべき第20回公演
『ヒロイン・ア・ゴ(長いので割愛)略して“ヒロアゴ少女”は、
有人観客での公演を全て休止とします!!
まじめなハナシ、短期間で公演をトバした演劇プロデューサーとしてはギネスもんなんじゃないでしょうか僕。規模はさておき。クゥー!
完成度97%のコメディ。
決断を悩んだ大きな理由は、この『ヒロイン・ア(割愛)ヒロアゴ少女、
現状、作品としては4月の上演を目指し3月末の段階で97%ぐらい完成していて、緊急事態宣言が5月末で解ければすぐにでも再始動→即・上演可能! というクオリティではありました。
が、やはり。
劇場で行う演劇……特にコメディにおいては「お客様ありき」が必須であり、県またぎの禁止令やら都内の感染者数の不安定さや不安感を鑑みるに、これはもう「人」を「集め」て「閉じ込め」る劇場公演は無理かなあと判断しました。
想像したんですが、どうしても「心から笑える」空間には程遠いなと。もっといいコンディションがあるんじゃないかと。そこでひたすら悩みました。
ほんとに面白い作品なんです、“ヒロアゴ少女”!
手前味噌ですが、ほんっとに面白い作品なんですよ!(二度言う)
どんくらい面白いかというと……
てわけで、上演台本を公開しちゃいます(無料でどうぞ)。
これでだいたい全体の1/4くらい。
ここから先、ももこは── 詩葉は── どうなっていくのでしょうか!?
結末は驚きの展開です。ね、面白そうでしょ!?
ぜひぜひ想像して楽しんでみてもらえたらなぁと思います。
で、こっちが
劇中オリジナルアニメ主題歌「まじかる・みらくる!」
https://www.youtube.com/embed/o1kEwEJBp18
MARINA NEOちゃんによる仮歌バージョンで、本編では戸田早奈美が歌います。
DVDのパックによっては、客演陣によるボーナストラック
(井料明里/原優子/そして篠田みなみver.)も楽しめちゃいますよ〜。
作品は残したい! どんな形でも。
──僕にとって、作品は子どもです。
生んだからには元気よく育って(巣立って)欲しいし、たくさんの人に愛される人生を歩んで欲しい。これまでの全作品においてそう願って生み出しています。このままイントゥお蔵ではいくらなんでも可愛そうだし、なにより、僕自身がいちばん大好きな僕自身が傷ついちゃう……!(たわごと)
そこで、決断しました。
第20回公演『ヒロイン・ア・ゴーゴー! 〜あの日の魔法少女〜』は、
劇場にて!
舞台美術の上で!
舞台照明の下で!
舞台音響を流し!
舞台衣裳を着て!
舞台やるぞってテンションで!
ガチでマジな撮影機材と精鋭スタッフの力を借りて映像収録し、
“映像作品”として世に出すことにしました!!
詳しくはコチラをご参照ください。↓↓↓
4つのパックをご用意いたしました(悪ノリ含む)。
DVD二枚組の過去最大ボリューム。面白要素もてんこもり。
DVDご予約フォームはこちらです。
https://ws.formzu.net/fgen/S21091847/
(※ご予約くださいました皆様のお名前がエンドクレジットに表記されます!)
みなさんの力を、僕らに、ください!!
こちらのDVDをご予約してもらえると、それが直接僕らの力にもなりますし、なにより僕らの作った作品がみなさんの目に、耳に、手元に、心に届くのだと思うと、それだけで想いが報われるのです……。生きた証になるのです……。
僕らでは作りきれない残りの3%を、みんなの力で埋めていけたらと願っています。
──ここからは、まじな話。
前述したとおり、鈴木は、いやさ鈴木区はこの2ヶ月で三本の公演を失いました。
今年はオリンピックの関係で夏〜秋に公演が打ちづらく、それで春先に公演をまとめたのが運の尽き。ギャンブルに敗けました。鈴木区的にこれまでの最大の赤字は、規模小さいわりにレコーディングに力を入れすぎた『ミュージカル時給探偵』の−1,600円でした(笑)。今回はその……ンびゃくま(自己規制)……とはいえ誰にとっても不測の事態ですけどね、こればっかりは。
話が逸れましたが、
DVDを世に出すことでこれらの損失が埋まるわけではないですが、こんな状況で作品まで失ってしまったら、気分的には絶望です。せめてもの足掻きとして、僕らのこの決断を支持してくださると、本当に、本当に、助かります。
劇場公演を打つ、というエンタメにおける最低限の約束を果たせなかった僕らですが、今回の企画へのご支援を、どうかご検討いただけますと幸いです!
それから最後に。こちら──
先日Twitterにて募ったアンケートの集計結果なんですが、すげぇ希望の光だなと素直に感じました。これを受けて、僕らは敢えて「中止」という言葉は使わず「休止」という表現を選びました。
演劇の持つ未来にすこしだけ希望を寄せられたらと、座組一同 願っております。そのときは大きな声でお互い笑い合える世界でありますように。
応援のほど、よろしくお願いいたします。 ぺこり。
劇団東京都鈴木区 鈴木智晴
『ヒロイン・ア・ゴーゴー! 〜あの日の魔法少女〜』詳細ページ
http://suzuki-ku.com/mahoushoujo/
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