中途採用のひとが感じていること3選
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
開発部署の管理職をしているので、他部署の方と話す機会があります。
仕事の話はもちろんですが、ちょっと立ち話で雑談をすることも。
それが、けっこう面白いんですよね。
ぼくは高卒なので、総合職の方の話はとくに興味深い。
ちょうど知らない世界を知ったので覚書としてまとめます。
中途採用者の感じること3選
ぼくの勤務先は本当にクソでかいです。
製造業なので、従業員数も桁違い。
自動車部品メーカの超大手です。
最近の転職市場の活況もあり、中途採用者とお会いする機会も増えてきました。
歴代の社長は生え抜きの社員ばかりなので、昔ながらの雰囲気は感じていましたが、転職してきた人たちは違和感をめちゃくちゃ感じているそうです。
1. 報告会がめちゃくちゃ多い
なにをするにも会議、稟議、相談、事前相談、打ち合わせ…。
名称は様々ですが、しっかり時間を確保してじっくり説明する場が多すぎる。
中途採用者はクチを揃えて言っています。
「異常だ」と。
やらなきゃいけない業務に追われているのに、上司への報告資料をまとめてからの会議。
本当に多いとのこと。
多いなとは思っていましたが、やっぱり異常だったんだ…。
それでもしっかり利益出てるからすごい会社です。
2. 報告内容は「できました」
上司への報告では「できたこと」を伝えるのが社内常識。
報告会でうまくいっていないことを報告するなんてのはありえません。
「そんな報告は聞きたくない」
「できるまで報告会なんか開くな」
「できないことを報告するなんておかしい」
こういった上司の発言を聞いたこともあるし、こういう文化なのは間違いありません。
これも社外を経験した人からすると、異常な状況。
変だとは思っていましたが、やっぱり異常なんですね。
3. 安全のための労力がハンパない
現場の安全対策が異常です。
現場の作業者は理解していないと思いますが、作業者が怪我をしないようにジャブジャブとお金を使っています。
工作機械が安全対策で+100万円なんてのは当たり前。
めちゃくちゃ安全に力を入れています。
生技をやるとわかりますが、償却費を抑えたいのに安全がジャマをしてきます。
絶対に妥協させてくれないので悩ましい。
そして必死に作り上げた生産ラインで、どうやったかわからない方法で怪我をするバカが現れますからね…。
中途採用者はまた転職していく
中途採用の方々は、また転職していく方が多いかも。
職場によりますが、入れ替わりが激しいところもあります。
やりたい仕事じゃなかった
職場の雰囲気が合わない
組織の体質が合わない
よくある理由ばかりですね。
転職したいのにできない人は給料が高いから。
課長まで出世すれば年収1,000万円オーバー。
世帯を持っていると動きづらくなりますよね。
総合職のひとも大変ですね。
高卒はラクですよー。
転職できないけど。