言葉が出ないとき、思っていること
緊張で言葉が出てこない。だからこそ人に接する。
職場では常に緊張して、質問することもできない。だから一向に仕事ができるようにならない。常に迷惑をかけ続けている。
嫌われたくないという気持ち、周りの話し声、視線、意見を求められる状況に神経をすり減らしてしまう。頭の中がパンクしそうになることも多々ある。
私の前職は信用金庫の職員だが、全く向いていなかった。
接客、営業が全くできなかった。何かを言おうとしても、どもってうまく伝えられない。上司からは発破をかけられ続けたが、かえって追い詰められ、休職し、そのまま退職してしまった。
家の中ではそんなことはない。むしろ饒舌なくらいだ。気兼ねがないから湯水のように言葉がわいてくる。
外でも家の中と同じくらいに話せたらいいのに。
人から受ける圧迫感、プレッシャーに極端に弱い。
家と外での違いがあるとすればそれらだ。
けれど、どうすればプレッシャーに強くなれるのか分からない。
人からは、「慣れだよ」とよく言われるが、いったいどのくらい辛い毎日を乗り越えれば慣れるのか分からない。
それでも人のことが嫌いというわけではない。
嫌いだったり、どうでもよかったりすれば、そもそも人に伝えられなくて悩んだりしないと思う。
いつかを信じて、未来は見通せなくても、毎日仕事に行くしかない。
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