夢小説が読めなくなってた(´;ω;｀)

こんばんは～、スズキサイハです。

今回のテーマは”夢小説”について。題名からお察しだとは思いますが！
ただ、この記事を読む際に理解して頂きたいのは”夢小説アンチ”な記事ではないということです。
純粋に疑問が湧いた、という感じなので悪しからず。まあ聞いてもいいだろうという方はお付き合いください！

んでもって、その本題に入りましょう。
私がとある作品に人生と性癖をゆがめられてから早10年弱？　でしょうか。
コンテンツの様々な楽しみ方を知り、ネットの海を漂流しているなか出会ったのが——今回私の話したい”夢小説”なるものでした。

夢小説とは？　という方にざっくり説明すると、コンテンツ内のキャラと、筆者が据えたオリジナルキャラクターとの恋模様を楽しむといったものです。（本当にざっくり！　中には恋に全振りしない方もいて、幅広いと思います）形態のほとんどはネット上になると思います。

私も中学生の頃は”夢女”だったのですが——、本当に最近、二日前くらいにふいに思い立ち改めて夢小説を読んだ際、衝撃を受けたのです……何故か読めなくなっていたので！！！
もともと本が大好きだったこともあり、ネット小説という”手軽に誰かの小説がいくつも読める”という状況が魅力的で、毎日のように漁ってましたね～、懐かしい。
だからこそ、本当に天変地異かってほど、自身の変貌ぶりに驚きました。

正確には文字媒体として読めなくはないのですが、なんだか違和感がつきまとってしまい、どうしてか上手く内容が入ってこないというのが現状です。
なんでだろう？　そう思った私は、当時お世話になっていた夢小説のサイトへ。
もう、めちゃくちゃ探すの頑張りました！　さすがに閉鎖されてしまったかな～と思いきや、更新は5年以上前に停止しているもののまだ存在していました。本当にありがたい！

んでもって、試しにちらりと見てみると……、
あ～、ダメだ、やっぱり読めなくなってる……（泣）
客観的に見ても、世界観や設定がしっかりしているため、内容が幼すぎるから違和感があるということでもないようなのです。じゃあ、何故か。

探っていくうちに、同一のサイトにて”夢主”が男性で書かれていたものも発見しましたが……。これは、イケた！
その時一瞬脳裏に過ったのは、自分が夢女ではなく、腐女子になったために受け入れられなくなったのかもしれないと思った点です。

けれど、読んでいく中で、夢主が女性でも「これはやけにすんなり入るな」と思えるものもありました。以前に比べ違和感なく読めるものは格段に減ったものの、まだ楽しめるものも残っているのです。

結局のところ、自分が違和感なく読めたものの傾向として、夢主の性別に限らず彼女・彼らに”芯がある”ということが共通として見いだせる点かな～、と思い始めました。

というのも、基本的に夢小説の夢主は守られる対象だったり、”健気で華奢”という要素を含んだものが多いような気がするのです。
多数の人が連想する” The 女子代表”みたく。すべての作品がそうでないというのは勿論で、だからこそ私にも読めるものがあるのかなと感じます。

ただ当時に比べ、私が思う”女子らしさ”が、大半の夢主に求められるものとは遠ざかっていたのかもしれません。
そう考えると、少女漫画などでたまに見かける”あまりにも性格が良すぎる主人公”や、”完璧に限りなく近い可愛さ”を見せつけられた際に起きる違和感には、少し納得できました。

勿論、夢小説や少女漫画の醍醐味ってそこにあるような気もするのです。
それを求めている人がいる限り、それは素晴らしいコンテンツですし、作品たちを頭ごなしに全否定をしたいわけではないのです。
それは、本当に心から思っています！

自分の中で違和感を覚えるものは人それぞれで、自分が書いた小説の内容さえ、時が経てば理解しえなくなる物もあるくらいです。いや、本当に！
だからと言って、昔の自分ておかしかったのかな～とか思うことも無く、単純に見方が変わったのかなと気楽に考えています。

そう、以上のことから私の共感しえる夢主の共通点は——わかりますね。
一貫して”結婚できないアラサー”とか”キャリアウーマン”とか多かったです（どんな夢小説？？）。
どんだけ社畜に向いてるんだろうって、就活に足を踏み入れている自分のこれからが怖いです。ある意味夢小説に自身の未来を重ねてしまったのでしょうか。……ここは笑うところです。

はい！　ということで、人生生きていれば必然的に好みの傾向は変わるよね！　という回でした！　でも、楽しんでいた思い出はちゃんとあるので、ここにきて途切れてしまうのも悲しく……。
ちょいちょいかいつまみながら合うものを探して、気が向いたときに読んでいけたらいいかな～、と思っています。

今回は夢小説の話でしたが、この記事ないでぽろっと話した腐女子としての話もぼちぼちできたらな～なんて思いました！

ではここまでお付き合いいただきありがとうございました！
またどこかのネット上でお会いしましょう！
まったね～～～