こんなに泣けるとは。進撃の巨人。

ついに二千年の謎に触れてしまった女こと、スズキサイハです……。

小学生の頃に出会ってから、現在のゆがんだオタク道を歩むきっかけとなった漫画”進撃の巨人”をついに……、ついに読了致しました！！！！！！
ここからは、一切のネタバレを書かずに進めていきたいと思います。やっぱ読まないと感動って伝わんないからさ！

と、そんなことは置いておき。今一番悔いているのは、なんだかんだの忙しさを理由に、全巻買ったまま放置しておいた自分のこと……。
俺の馬鹿野郎！！！　何故はやく読まなかった！！！
しかも最終回を迎えてから約二年が経ってたっていうのによ！！！
もうこれは、しばらく余韻が抜けないです。

……でも、それ以上に

めっちゃ泣いた……！！！！！

よくある、推しが死んで泣いた(T_T)　みたいなものではなく、もうほんとに、登場人物たちの心情や、一生懸命さやなんやら。ダッと、涙が溢れて仕方なかったです。もう20巻超えたあたりから基本どの巻でも泣きました（そもそも涙もろいってのもあるけど）。

頼むから全人類読んでほしい。というか、こんな時代だからもっと読んでほしいです。

初めの頃は、みなさんも少しは知っている（かもしれない）”巨人が人を食べちゃう”という衝撃的な世界観と、それに抗う人物たちって感じだったんですよね。

勿論、その頃もバリバリにしびれる世界観に惚れこんで、私は人生の道をたがえてしまうわけでもありますが……。ええ、そうなのです。某がまだ小学生だった頃……、人生初の”推し”なるものと出会ったのもこの作品だったわけです。

皆さんも大方分かっているでしょう。ええ、我らが人類最強の彼ですよ！！　兵長！　ほんと推せる！！！
今でも推してます、ほんとに。潔癖、チビ、顔怖いなどなど、字面では推せる要素少しも無いって感じの人物ではありますが、なにより心強い（し、ハンジさんとの絡みがめっちゃ好きで……）。彼が来てくれれば何とかなるっていう、まさに人類の希望ポジと、たまに見え隠れする哀愁感に心を揺さぶられます。でも自分だったら嫌だな～、あんなに沢山の人から期待されんのは。
んでもって足癖悪いところがえっちです。（超超超個人的観点）

そんな世界観から一変。人間同士の争いが増えてきて、巨人どうこうよりも陰湿でより血なまぐさい展開になってきたところから、この作品はどこへ向かうのだろう？　と疑問を持ちました。そう、先ほど話した20巻数を過ぎたあたりでしょうか。
ここからがある意味”進撃の巨人”の本編だったと私は思います。

この後ぐらいから、心揺さぶられる展開が多すぎて、ページをめくる手が震えました、冗談抜きで。はやく続きを知りたいのに、読むスピードが追い付かない……！　えっ、ちょ、この後どうなんのよ！　って心の中で話しかけながら読んでましたね。なんだか、久しぶりにコンテンツの醍醐味を味わった気もします。次どうなるのか居ても立っても居られない気持ちは久しぶりでした。

というか、こことここ繋がってたんか～い！　と叫びっぱなしでした。もう、なんなら一話の”あのシーン”から”あの伏線”はあったのです。ネタバレになるからって濁してたらすげぇ曖昧な文になっててちょっと笑うけど、ほんと読んで「え～～！！！」ってなって欲しい。

もう一巻から読み返したい気分です。というか、読み直します。もうすごいんだもん。でも、理解するのにたまに頭使うかもしんない。ただ、それさえも良い時間でした。ありがとう。

そんなこんなで”進撃の巨人”は幕を閉じたわけですが、のんびりと、何度でも読み返したいですね（大事なことは二回言う）。この作品、ずっと好きです。
余談なのですが、好きすぎて一巻何種類も持ってるんですよ。通常版、関西弁版、英語版など。他にも欲しいので（せっかくだから）、見かけたら教えてください。買います。

また進撃の話はどこかでしたいと思いつつ、ここで一度おさらばいたしましょう！
ではでは、まったね～～～