元公務員がスペースマーケットに入社して1年経つので振り返ってみた #SPACEMARKET
初めまして、スペースマーケットでエンジニアをしている鈴木と申します。
この記事は スペースマーケットプロダクトチーム Advent Calendar 2019 の 12月12日の記事となります。
今年の1月にエンジニア未経験からスペースマーケットにジョインして1年が経とうとしているので、その振り返りをしてみたいと思います。
理系大学→市役所職員(事務)→フリーター
簡単に入社前までの経歴をまとめます。
仙台の大学を卒業後、2年ほど地方公務員として従事していました。
配属先ではIT業界とは程遠い、道路や公園のための土地を地権者から譲っていただく用地買収という業務を担当していました。
公共性が高くやりがいのある仕事ではありましたが、もっと専門性の高いスキルを身につけて、裁量のある仕事がしてみたいという思いから退職。
その後、約1年間のフリーター期間中にTwitterのボットやビットコインの自動売買システムなどを作る中でプログラミングにハマり、さらにインパクトのあるサービスをチームで開発してみたいという思いから、プログラミングスクールに3ヶ月通い、就職活動を開始しました。
サービスの面白さとエンジニアとして成長できる環境に惹かれてスペースマーケットにジョイン
就職活動では、自分が面白いと感じたサービスを開発している会社を中心に10社ぐらい話を聞きに行ったと思います。
その中でもスペースマーケットを選んだのは、次の理由からでした。
・とにかくサービスが面白かった
・ひたすら人がよかった
・めちゃくちゃ成長できる環境がある
・ほどよく柔軟な働き方ができる
詳細は以下の入社時のエントリーをご覧いただければと思います。
わからないことだらけであっという間に過ぎていた半年間
最初の半年間はわからないことが多く、ただただ周りについていくことで精一杯だったように思います。
入社時点ではRuby/Railsの基礎知識しかなかったため、スペースマーケットで採用している多種多様な技術やツールを理解して実装するだけでいっぱいいっぱいでした。
スペースマーケットが採用している技術スタックについては弊社CTOのブログ記事をご覧ください。
業務時間外で勉強することも多く、今思えばこの時期が一番たいへんだったような気がします。
そんな中、周りに助けてもらいながら以下のようなことを行いました。
1〜3月
・バックエンド(Ruby/Rails)の軽微な修正タスク
・githubからリリース情報を取得しAWS Lambda経由でslackに自動投稿させる
・外部API(sendgrid)を利用した全ユーザー宛てのメール一斉送信機能の実装
4〜6月
・CS用の自動払い戻しツールの開発
・マーケティング用ツール(mixpanel)の不具合調査とその修正
・消費増税対応(8%→10%)
徐々にできることが増え、手応えを感じ始めた下半期
7月以降はだんだんと知識のベースができてきたおかげもあり、できることが増えてきました。
それまでは自分一人で完結するような小さめの機能実装や内部向けの施策が多かったのに対し、8月には複数のエンジニアやデザイナー、PMと協業して新規機能のバックエンド実装を一人で担当し、自分が作った機能を実際のサービスに反映させ、大きな達成感を得ることができました。
他にも以下のような施策を行いました。
7〜9月
・SEO対策
・サイトマップの最適化
・新規機能にABテストを実装
10〜12月
・引き続きSEOとサイトマップ
・セキュリティ対策(AWS WAF)
・特定の条件を満たすユーザーにクーポンを自動付与する機能
最後に
エンジニアデビューの1年間を振り返ってみました。
大変なこともありましたがそれ以上に、新しいことにチャレンジして成長しながら達成感を得る仕事ができ、エンジニアになって本当に良かったと感じています。
明日の Advent Calendar の記事は、同じくエンジニアの 西尾さん です!
どうぞお楽しみに!
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