DIARY20240908
アルコール依存症について#5
8月末に壮大にスリップし凄まじく苦しい酒鬱も抜けてやっと断酒18日目。
4日続いた最後のスリップで酒鬱だけでなく、いくつかのピンチにも陥ったけど、奇跡的にトラブル沙汰は回避できて今に至っている。
数日飲みたくなった時の対策なども練って、最後のスリップ以降は高まる飲酒欲求も抑える事ができて再飲酒には至ってない。
去年の5月に請け負った仕事により心身共に疲弊しきって11月ぐらいまではノンアルコールビールを何本も飲んで気を紛らわせていたけど、12月に4年ぶりに壮大にスリップしてしまい8月末の最後のスリップでやっと落ち着いた。
しかし、アル中である自分の「落ち着いた」なんて全くアテにならない。明日またスリップするかもしれない。
19年の1月に初めてアルコール依存症の病院のミーティングに参加した時にカウンセラーの方にこう言われた。
「あなた達は今こうやって飲んでないだけでもすごい頑張っている。1秒、1分、1時間、一日、飲んでない自分をもっと褒めていい。」
普通にお酒を嗜んで飲んでいる方にはとても理解できないかもしれないけど、少なくとも僕は「飲酒」の目的がある日から変わってしまい、嗜むものではなく、ストレスや不安から逃げるものに変わってしまった。そしてアルコール依存症になった。なので1秒我慢することすら苦しい時がある。
飲酒生活の末期は仕事だろうが何だろうが朝からハイボールを飲み、昼には氷がパンパンに入ったグラスにウイスキーをなみなみ注ぎ、一口飲むたびに飲んだ分だけグラスに水を注ぎ、また一口。夜はぶっ潰れるまで飲む。
最終的には人前で字が書けない、茶碗が持てない。手すりを掴まないと階段を降りれない。(両手に何か持ったままだと階段の上り下りができない。)
などなど。
とにかくもう再飲酒は何としても回避して、普通の平穏な暮らしがしたい・・・。