Apple社ガジェットによるダイエット及び健康管理メソッド(§1/§2)

TL;DR

・健康を管理しないとお前は将来苦しんで死ぬ恐れがある。
・決意を持ってやっていけ。
・機器を使って楽して、楽しくやっていきましょう。

この記事は?

iPhone及びAppleWatchとそのアプリケーションを利用してダイエットと健康を管理するためのメソッドを記載するものです。
大筋としては、自身が再度ダイエットを敢行する為にまとめるものになります。

免責事項

健康に関する説は学者と時代によって大きく異なることが知られています。
そしてこの記事は学者以前にただの素人の過去の実績と現在の取り組み、必要な調査によって書かれているので、鵜呑みにしないで下さい。

§1 私達は健康になりたい

やり続けること

あなたは今、ダイエットと健康にとても関心があります。ダイエット、健康管理は続ける事が肝心であると各所で言われています。交通事故等の外的な衝撃を除くと、人間は何らかの要因による臓器不全などで死にます。つまり身体の健康を一定の水準に維持しなければ死んでしまうので、死ぬまで健康管理を続けるのが良いと思います。
健康管理に限らず、何かを続ける為に必要な事は以下の5項目が肝要ではないかと考えています。

・目的とゴールの設定(何故貴様はそれをするのか)
・記録の自動化(行動した実績の登録を自動、あるいは最小の動作で記録する)
・活動全ての見える化(積み上げた実績を確認する)
・叱咤激励(サボったら怒られて、成果が上がればナイスを貰う)
・楽しい(健康維持に必要な行為そのものを楽しくする)

動機が肝要

運動、ダイエット、健康管理、なんでもそうですが、続けるためには「何故」それをするのかという動機こそが最も肝要であると私は考えています。
死なないため、というのは現実感が無さ過ぎて無理です。なので、手近なところで、「健康診断で太り過ぎと出た」「露骨に体が重い」「ガジェット買ったからちゃんと使いこなしたい」「体をハックしたい」「体力をつけたい」etc...
誰でも思ったことはあると思います。今一度、決意しましょう。

具体例

結局本人が納得出来れば何でも良いのですが、良し悪しが出た私の(お恥ずかしい)例があるのでサンプルとして記載します。
・家族と別居して職場最寄りのシェアハウスで暮らす事になった。
・金が無い、食費を切り詰めると全部インスタントになって絶対にダメになる。
・めちゃクソ太ったし、健康管理とダイエットを最優先にしよう。
痩せてめっちゃモテたい。
・という口実でAppleWatchを買いたい。ついでにMacも買いたい。

結果どうなったかというと、
・5キロくらい半年で痩せた。
・健康管理と食費削減が必要なので料理が上手くなった。
・モテたいを常に意識しているので身だしなみ全般気を使うようになった。
結果、復縁した。
・モバイルSuicaくっそ便利。

しかし上記は最終的に破綻しています。
復縁して実家に帰ったら2年で25kg太った。
・何故か、目的が「食費の削減」を目的とした健康管理にあったから。
・復縁したから別にモテなくてもいい。
・離職して外に出なくなったからAppleWatch半年放置してた。
何もかもダメですね。

最初の目的設定は間違いなく上手くいってるんですが、復縁したあとに目的を再設定しなかった事に問題がありました。現在は前回の実績を元にしつつ、リトライに向けて思い出しつつこの記事を書いています。

豊島区某所の暮らし。築50年木造建築のシェアハウス暮らしはそれなりに楽しかった。V2アサルトバスターは今も棚に飾ってある大切な思い出。

意思でトリガーを引いたら後は全部デバイスにやらせよう

動機と目標を設定したあなたは決意がみなぎり、ダイエットを始めます。
達成は困難に思えますが、やり始めさえすれば、今発売されているデバイスがあなたをサポートしてくれます。

§2 デバイスを使い尽くそう

2019年の健康管理テクノロジー

あなたは小さい頃、アニメを見たことはありますか?
私達は今、かつてサイエンスフィクションに描かれていた世界に生きています。

伊藤計劃のハーモニーではWatchMeというシステムでナノマシンを体に挿入した上で全人類の健康が管理されているディストピアが舞台ですが、2019年3月現在、iPhone及びAppleWatchを利用するとある程度近いことが可能です。生きているだけでSF作品の中に入れる事は相当な興奮があり、VRが必要ではなく、拡張現実でもなく、現実がSFになっています。

具体的に詳しく / ハードウェア編

iPhone(スマートフォン)

記録したデータの集積先、閲覧する為のコンピューターとして、AppleWatchの母艦として機能します。ある程度のデータ取得機能はあるので今すぐ後述するヘルスケアを使い始めて欲しい。
私はiPhone8を使っています。

AppleWatch(活動量計/ウェアラブルデバイス/スマートウォッチ)

着るデバイスです。腕に端末を着ることで、各種データの取得を行います。活動量計というジャンルの製品は様々な会社から特徴的な機器が発売されており、取得できるデータの種類や精度、単体で使える機能が異なります。
正直AppleWatchが絶対優位というわけでは無いのですが、Apple社製品を組み合わせると花山方程式ウォーズマン理論でも良いです)でパワーが跳ね上がり、トータルで最強になる、という特徴があります。また、価格で悩む場合は、購入金額を減量したいkgで割るとどうでも良くなるので思考停止したい際にオススメです。
実際、叱咤激励と楽しさ、快適さ、という観点では競合他社より一歩抜きん出ていると感じます。
本当はseries4が欲しいのですが、必要充分というか存外頑丈で発売当初に購入したseries2が現役です。若干動作はもたつきますがストレスを感じるほどではありません。

具体的に詳しく / アプリケーション編

ヘルスケア(iOS)

現行iPhoneに標準で搭載されている、健康に関する情報を統合して管理、閲覧できるアプリケーション。無視してる方も居ると思うんですが、これだけでも起動してみて下さい。様々な健康管理系のアプリケーションが出ていますが、原則としてこのヘルスケアに情報を登録、引き出しが行われます。
全部手動で入力するのであれば、これ一本でも問題ないです。が、とんでもなく面倒で飽きると思います。

このように様々なデータが自動的にグラフで見れる。右肩上がりで成長しすぎて本当にヤバいことがよくわかる。徹底的にわからさせられる。

アクティビティ(WatchOS/iOS)

AppleWatchが他社製品と比較して一線を画する要素の一つ。外側から赤:ムーブ(アクティブエネルギーの消費)、黄:エクササイズ(運動時間)、青:スタンド(座りっぱなし防止)を表す3本の線を伸ばし、1日掛けて三重の円を完成させるもの。勿論計測はAppleWatchが自動的にやってくれる。
駅まで歩いた時間、昼休みに食事に出たときの歩行距離、勿論スポーツなどの活動など、時計を付けている間に行った全ての消費カロリーが計算される。これを毎日やると実績解除なども出来て達成感が凄い。

AppleWatchの待受画面。カロリー消費、エクササイズ、スタンド時間は常に意識付けるUIを作れる。

データの閲覧はiPhoneからの方が当然見やすい。時間辺りの確認も可能。この日は家事で動き回っていたものの、エクササイズ(一定時間歩き続けるが定義らしい)には該当していないので円の完成に偏りがある。

2年前に頑張っていた頃の月間データ。月単位での完遂は難しい…。

最新のWatchOSでは進捗の共有に加えて競争も出来るようになった。コレがまたモチベーション維持に効果覿面なのである。

ワークアウト(WatchOS)

ダイエットの方針については後述しますが、どうあれ健康のためには適度な運動は必要不可欠なもの。ランニングであれば走行距離やペース、心拍などを取得して適宜案内してくれます。また、AppleWatchにはGPSが搭載されているので、iPhoneを自宅に置いてランニングに出ても走行ルートが記録されます。特に距離や時間を定めず、散歩感覚で走るときなど、後から見返すのが楽しいです。

正確過ぎてビビる。

他社ウェアラブルデバイス+製品アプリの組み合わせ
前述の通り、基本的にはヘルスケアで統合管理される為、充分に使えます。仕事の都合やデザイン、価格面での難しさがあれば、ぶっちゃけ続きさえすれば何でも良いと思います。

余談:筋肉を信じろ①

世界を広く見ると、多くの人間は何かを信仰している事がわかります。
宗教が必要とは思いますが、学生の頃に弓道の先生が仰っていて心に残っている言葉に「世の中の多くは移り変わり、確かなものは無いけれども、何か一つ不変なモノを持っていると拠り所になる。私の場合は弓がそれ。」というものがあります。
人体から完全に失われる事がない、という意味で筋肉は不変です。筋力が上がると馬力の上昇を実感出来ます。また、筋肉は一度衰えても過去につけたラインまでは戻しやすいと言われています。筋肉は貴方自身なので、貴方が信じれば裏切りません。信じた分だけ健康になります。
もし貴方が今、何か辛いことがあるのであればご自身の筋肉を信じてみるのは如何でしょうか。少なくとも何か悪いものに騙されるよりは良いと思うのです。僕も当時、大変助けられました…。

長くなりすぎたので後編に続きます。

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