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2022.5.30 「天保そば」を昨年とは別の切り口でお話しします。

5月30日(月)
6月1日から「幻の山形天保そば」の発売が始まります。
昨年は3つの切り口で紹介しました。
「懐かしい想い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」
つまり、そばの花言葉の3つです。


天保そばは、世界一の物語を持ったそばなので、いろんな切り口で説明することができます。
今日は昨年とは少し別の切り口でお話をしてみます。



①過去から現在への想い
天保そばっていうのは、横川家のご先祖様が天保の大飢饉を経験して、未来の子孫が大変なときに使って欲しい、食べて欲しいと、想いを込めて備蓄したそばの実です。
その子孫の方々が大変な時・・・それはやっぱり3.11の震災だということで、大熊町の方々に蕎麦振る舞いをして、横川家の祖先の想いを現在において形にしている訳です。

②現在から過去への想い
ご存知のように石臼館に展示してある「あの俵」に入って、現代にやってきたそばですよね。つまりタイムマシンに乗って過去からやってきました(タイムカプセルの表現の方があってるかもしれません)。
とすると、現在から見ると江戸時代のそばの味に触れるには、世界中で天保そばしかないんです。昔の人はどんな蕎麦を食べていたのか?そんな現在の我々の過去への興味に答えてくれる蕎麦なんです。

つまり、「過去から現在」へ向けたベクトルと、「現在から過去」へ向けたベクトルが交差した蕎麦・・・それが天保そばなんです。

天保のそばの魅力はまだまだ無数にあります。
ぜひ、皆さんもこの天保そば売り出しの期間に、世界一の物語を秘めたこの蕎麦に、想いを馳せて欲しいなぁと思います。

それでは今週もよろしくお願いいたします。


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