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2022.11.18 「パラレルワールド」を生きる

11月18日(金)
みなさん「パラレルワールド」っていう世界観を感じたことがありますか?
今日はそんな話をしてみます。

「パラレルワールド」とは、現在住んでいる世界とは違う、並行して存在するもう一つの世界のことです。「並行世界」ともいいます。
最近、世の中が世代間で分断されて、日常がパラレルワールド化してるなぁって感じています。

例えば、先日紅白歌合戦の出演リストが発表されました。歌手と歌のリストを見てみると、最近の歌は残念ながら知りませんし、なんなら読めません。逆に若い人は演歌の人を知らないかもしれません。昔は、美空ひばりとか松田聖子なんかは、ほぼすべての世代で認知されていたと思いますが、今はそんな歌手いません。

歌の世界だけでなく、そもそも若い人はテレビを見ないし、年寄りはユーチューブを見ないので、違う情報を元に生活している訳です。

こんな感じで「デジタル社会」になって急激に分断が進み、異なった世界が2つ(あるいはそれ以上)あって、それぞれ同時並行的に(パラレルに)進んでるのが現代だと思います。

このように、若い世代とベテラン世代がそれぞれ違う世界で暮らしている訳ですが、厄介なのは、同じ日本に住み、同じ言葉を喋って、同じ様な顔をしているので、全く違う世界に住んでいることに気づかないってことなんです。

商売を考えてみてください。
例えば、アフリカでそば屋をするとなると、国も人種も言葉も違うので、価値観が違うことにすぐに気づきます。なので、現地の人を雇って戦略を練るハズです。
しかしながら、日本でそば屋をするときは、それと同じくらい世代間の価値観が異なるのですが、それに気づかないので若い人の意見を聞かなかったり、年寄りの意見を煙たがって失敗する訳です。


鈴木製粉所もいろんな世代がまじりあっています。お互いの異なった強みを明確に認識して武器にしながら、このパラレルワールドで商売していきたいと思います。


それでは本日もよろしくお願い致します。


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