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2021.3.5 そばと健康(抗酸化力の最新データ)

3月5日(金)
女子蕎麦が始まりまして、まずまずの出だしかなと思います。
今日はラジオの電話インタビューもありますので、村山さんに頑張ってもらいます。

さて、今日はそばと健康についての話題です。

そば業界全体の悩みとして、消費の低迷があります。どうやって蕎麦を食べてもらうか知恵を絞らなければなりません。
そこで一つの切り札になるのは「健康」だと思います。
健康に関しては、表現方法に細心の注意を払わなくてならないのですが、人生100年時代になってますます関心が高まる分野だと思います。

そばには健康関連のセールスポイントが数多くありますが、私は分かりやすくするために6つにまとめています。
・タンパク質が良質
・ルチンが含まれる
・ビタミンB群が豊富
・ミネラルが豊富
・食物繊維が豊富
・GI値が低い

これについては、私のブログに書いてあるので、ぜひ探して読んでみてください。

この中で、一番有名なのは「ルチン」ではないかと思います。
「ルチン」は、「毛細血管」の弾力を保ち、「血液サラサラ」の効果があるといった報告がされています。こういった抗酸化力についてはみんな割と関心があるんじゃないでしょうか。

抗酸化力については、測定方法によって優劣が変わったりもするので、私自身は少し否定的な見方をしているのですが、昨日の「日本農業新聞」でそば粉にとっていいデータが掲載されていました。

記事の内容は富山県の研究所から発表されたもので、ある測定方法で抗酸化力を調べた結果、「エゴマの葉」が119と最も高かったというものです。
で、他に高い数値が出たものとして「そば粉」が90、「玄米」が81、「黒大豆」が77、「柚子の果皮」が70、「生みそ」が45~51と高かったそうです。
そば粉はエゴマの葉っぱには及ばないものの、他の抗酸化力が高い食べ物を押しのけてかなり上位だったという結果です。

「そばと健康」の関係は、女子蕎麦にももっと使えるかもしれません。
眉づばのデータにも気を付けながら、これからもいろんな記事に注目していきたいと思います。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

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