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2022.10.10 ドラッカーの「マネジメント」 ~顧客の創造編~

10月10日(月)
前回、ドラッカーのマネジメントの話の中から、「戦略」の話をしました。

後先が逆になりましたが、ドラッカーってどんな人?って言うと、日本で言うと松下幸之助や稲盛和夫で、その世界版というべき神様的な人なんです。
彼の得意とするところは、基本と原則なんですね。
そしてこの基本と原則に反すると、例外なく破綻する・・・と言っています。

今日は、その考え方の軸になる「企業の目的」からお話を始めます。


ドラッカーはこう言っています。
企業の目的とは「顧客の創造」である。

まあ、そうだよなぁって思う人も多いと思います。
で、そのために我々企業がすることは2つだけだと言うんですね。
それは・・・
①マーケティング
②イノベーション
2つだけって言われると、何だか楽になりませんか?

じゃあ、それぞれどういう意味かというと・・・

マーケティングは「顧客の欲求からスタートする」こと
・お客様が今どんな状態にあって
・どんな課題があって
・どんなものに価値を感じ、必要としているのか

つまり「=何を買いたいのか」なんですが、
私がいつも、『お客様の課題を必死に探しましょう』と言ってるのは、こういう所から来てる訳です。

イノベーションは「新しい満足を生み出す」こと
・よりよい製品を追求
・より多くの便利さを追求
・より大きな満足をもたらす

まさに「インサイト」への挑戦ですね。
ただそば粉を売ってるのではなく、業界や会社が発展していくために未来を創り出しましょう・・って感じですね。
私がいつも言っている「蕎麦2.0」の世界観です。


この「マーケティング」と「イノベーション」は、鈴木製粉所のすべての部門すべての人が意識すべき事です。

でも、あえて我々の「戦略」で言うならば、マーケティングは「お客様との信頼強化」「営業拡大」、イノベーションは「商品開発」「研究開発」と関係が深いと思います。

これからも、マーケティングイノベーションをどん欲に追及していきましょう。


それでは今週もよろしくお願いします。


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