2021.11.29 鳥山明さんのライフハックが秀逸すぎる件

11月29日（月）
先週は今ハマってるアニメの話をしたんですが、ついにヒロアカも見終わってしまって、次にどこに行こうか迷子になっているので、オススメがあったら是非教えて欲しいなと思います。

そして先週は、昔のアニメのドラゴンボールの話もしました。
今日は、そのドラゴンボールの作者の鳥山明さんの「ライフハック」についての話です。
ライフハックとは、「生産性を上げる取り組みとか工夫」のことです。

私はよく生産性を上げましょうという話をします。
これは、いつの時代でもいつの瞬間でも、さらにいいものを追い求めることは、常に考えておかなきゃいけないからです。今のやり方が一番いいやり方・・・ということはあり得ないですよね。

工場でも営業でも事務でも、今よりもさらに生産性の高いやり方にチャレンジしないといけないのですが、そこにはちゃんと罠が用意されていて、品質とかお客様満足度が下がってしまっては大変なことになる訳です。でも、チャレンジを止めてはいけない訳ですね。

で、ドラゴンボールの鳥山明さんの話なんですが、「仕事を簡単にする方法」を常に考える習慣を持ってるそうです。

ドラゴンボールのストーリーでは、絶えず強い相手がやってくるんですね。
そして悟空（主人公）と戦う前に、敵が街を破壊してから戦い始めるんですね。
実は、これは作者が建物を描くのが面倒だからだそうです。
未来都市を細かく書いてたらものすごい手間がかかりますよね。
しかも、街が廃墟になってたら、描くのが楽なだけでなく、敵の残忍性や強さを示す事もできるんです。
つまり一石二鳥なんです。自分が楽になるのにお客様満足度を下げないんです。
トレードオフにならないんです。

さらにこの漫画では、スーパーサイヤ人といって無敵の状態に変身するんですね。
その時に髪の毛がアニメでは黄色くなるんですが、漫画では白色になるです。
これも、髪に色を塗るのが面倒だからだそうです。
漫画家の労働量を減らして、なおかつ主人公の強さを効果的に描ける工夫です。

殺人的なスケジュールをこなすために、生産性を高めてなおかつ読者を裏切らない工夫してきた訳です。

まあ何をするにしても、もっと簡単に済ませる賢いやり方はないか・・・
つまり「最小の努力で最大の結果を出す方法」を、常に考える習慣をつけたいと思います。

それでは今週もよろしくお願いいたします。