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2021.8.6 サイエンスで品質管理

8月6日(金)
夏新が始まりまして、県産そば粉の製造もピークを迎えています。この忙しいときこそ大切なのが、品質管理かと思います。
特に新物のスタートや大手さんとの取引には、とても重要になります。

今日は、この「品質管理」について、うちの現状を踏まえてお話ししたいと思います。


ところで、鈴木製粉所の戦略は8つありますが覚えていますか?
で、その6番目に「品質管理戦略」があります。

これは、うちの会社にとって苦手だった品質管理を、得意にするという思いが込められています。
そしてその目的は、「いいものを作る」ためというより、「失敗しない」ためなんです。

そして、失敗しないためには「サイエンス」が必要です。
サイエンスとは「客観性」「再現性」です。

感情的に、「いい」「悪い」とか「美味しい」「まずい」というのではなく、客観的に評価するということと、
何度やってもという再現性で、誰がいつ評価しても同じ結果が出るという、普遍的意味も含んでいます。


そのために、数値化が必要です。
今は、そば粉の品質管理の項目として、次の4つで管理しています。
①色、②水分、③RVA、④官能(そば打ち・食味)

④官能評価をどこまでサイエンスに落とし込むか・・・
つまり、「客観性」と「再現性」を入れられるかがカギになります。
さらに、白色度計なんかも測定機械が変わっているので、その整合性は考えなければなりません。

お客さまが、いつでも安心して使ってもらえるそば粉をつくるために、サイエンスによる数値化は大切だと考えています。


「サイエンス」をベースにする。
これを鈴木製粉所の根底に流れる価値観にしたいと思っています。
 

それでは本日もよろしくお願いいたします。

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