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2022.10.24 さて、「マーケティング」やっていきましょう。

10月24日(月)
先週、私の「弱み」についてお話ししました。
で、今克服しようとしているのが「国語力」と「マーケティング」という話でした。
で、この2つは本当に真面目に時間をかけて勉強してるんですね。まあ、弱点なんて言ってられないからです。

今日はそのうちの「マーケティング」について、この土日で勉強してて「なるほど!」と思ったことを、自分の頭の整理も含めてお話ししたいと思います。少しつきあってください。
鈴木製粉所が「マーケテイング」に強いチームになれればと思っています。



まず、「マーケティング」の登場人物は3人です。

①自分(自社)・・・自社製品としてどんなものをどんな感じで作ってるのか?強みと弱みは?
②顧客・・・お客様はどんなものを欲しがっていて、どんな課題があるのか?
③競合・・・どんなライバルいて、どんな事情でどんな商品をどんな方法で売っているのか
で、それぞれを理解しなければなりませんが、一番難しいのは、圧倒的に「顧客」の理解についてなんですね。

ドラッカーも、マーケティングとは「顧客の欲求からスタートする」って言ってました。

その「顧客」の理解を難しくしている理由を3つ挙げてみます。
・顧客の多様性
 お客様にはいろんな人、いろんな価値観の人がいて、自分と全く違う考え方する人がいる
・時代の変化
 時代はいつもどんどん変化する
・顧客は本音を言わない(言えない)
 お客様は何度聞いても上部のニーズしか言ってくれないので、アンケートやちょっとヒアリングした程度では顧客を理解したことにならないし、お客様の言うことをそのまま鵜呑みにしてもうまくいかないですよね。でもヒントを聞かなければいけません。
この辺りは、マーケティングの基本中の基本でもあるので、うちの会社の価値観に「インサイト」(隠れた欲求・心理)という言葉を入れている訳です。


こんな感じで、「顧客」を理解することは難しいんですが、それを可能にするのもやっぱり「マーケティング」なんですね。
そもそも「マーケティング」とは、顧客を理解するためのありとあらゆる無数の方法を、世界中の人が何十年もかけて試行錯誤した、壮大な実証実験の結果です。
なので、こういうのが苦手な我々が「マーケティング」を使わない(勉強しない)というのは、下手な鉄砲を撃ってるだけってことになるんですね。



で、勉強していくと、使えそうな法則がいくつか出てきます。
時間がないので一例だけ挙げると・・・

『第一想起されたものは無条件に売れる』という法則です。
第一想起とは、そのカテゴリーで一番最初に思いつくヤツです。
例えば・・・
「蕎麦といえば山形」
「そば粉といえば鈴木製粉所」
もしそうなったら、うちの会社は安泰ですよね。
難しいけど、方向性としては大いにアリだと思います。

でもやっぱり、一気には難しいですよね?
じゃあ、今日から実践できる方法としては、もっとさらに細かいカテゴリーに絞るというのは手だと思います。何かの細かいカテゴリーでNo.1になるってヤツです。
これは、うちのお客さんが悩んでいる時にも使えて、
さらしなといばここ!とか、山菜と言えば・・・ゲソ天と言えば・・・みたいなヤツです。



つまり、
まずそのカテゴリー内で、必死に顧客の欲望は何か?取りこぼしている部分は何か?を考え、
その次にそれを伝える方法として、キャッチコピーや、伝えるメディアを考える
って感じです。


朝礼で話せる時間は限られてますが、「マーケテイング」をあんまり難しく考えないで、まずやってみるってことが大切だと思います。


それでは今週もよろしくお願いします。


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