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GM/EVgoによる充電NWが着々と整備、1000基到達で式典実施。

 8月初頭にGM/EVgoの提携に基づく[大都市圏充電協力]の一環である充電機総数が1,000基を達成したとのことです。2021年にアップデートした両社目標に変更はなく、[25年末までに3,250か所の急速充電器設置]を目標として歩みを進めるとのことでリリースが出ています。

1;背景の提携

 GMとEVgoの提携は2020年に初めて発表され、2021年に目標改定を実施。
 -2020年;25年末までに[40の大都市圏x2,700の充電器]を展開
 -2021年;25年末までに[52の大都市圏x3,250の急速充電器]の展開
 23/08初旬で[39の大都市圏x1,000の充電]設置を達成。記念すべき1000基目はWoodlidge(IL)のショッピングモール近くのステーションに設置された。全体でみると急速充電機は230か所程度でピーク出力は350kWとのこと。

2;充電器

 EVgoの進める充電機はDelta-Electronics社製の物を多く採用しており、充電器には2つの出力(A/B)が装備され、2つの個別のストールから最大2台のEVに同時充電が可能

3;今後の進み

 EVgoは、GMが進める[Ultium-Charge 360Initiative]における推奨オペレーターであり、継続連携して充電NW拡充をすすめる
(EVgo/GM)
 両社は協力して[食料品店][小売店][市街地]等EVドライバーが時間を過ごす場所での公共充電アクセスの拡大を目指す。同時に、自宅や職場で充電できない[賃貸人][集合住宅居住者]などの顧客ニーズにも応える
 NW全体の健全性/信頼性向上に向けた取り組みや、GMのディーラー網を活かした顧客体験向上などでも協力を進める
(GM)
 EVドライバーが追加の支払認証を必要とせず、差込だけで充電を開始できる"Plug&Charge"を昨年に開始。また、Cadillac-Lyriq購入者むけ特典としてEVgo-NWで2年間無制限の無料充電を受けることが可能に。

4;その他

 今回1,000カ所目がオープンしたILはEV普及が加速、21年に普及促進法が可決成立。2030年までにEV登録台数100万台に達するという目標を掲げると共にIL環境保護庁が管理する新車両/充電インフラへの奨励金が創設された
 上記に加えてILではNEVIプログラムの一環として、今後5年間でインターステート沿いにEV充電ステーションを設置するのに1.48億USDを投下する方針

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