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Archer Aviationがグラハン会社と提携してエアタク事業準備を着々と

eVTOLで先頭を走るArcherがエアタクの事業化/商用化に向けて周辺サービスを固めつつあります。
今回、米国130空港のグラハン/メンテ等の航空会社向けサービスを担うSignature社と提携を結びました。
来年に予定されるエアタクの実行に向けた空港でのサービス/メンテナンスを確保、スムーズな事業化に歩を進めています。

1;Archerがエアタクシー事業化に向けてグラハン会社を提携

 6/17にArcherはSignatureAviation(SA社)とのサービス供与に係る連携覚書を締結、米国の多くの空港におけるオペレーション機能を確保。
 SA社は米国で130以上の空港で事業展開、都市間の航空移動のインフラとArcherのサービスを合わせたビジネスを確実なものにする。加えて、Beta-Techとの連携も通じて各空港に必要な充電インフラも整備
 ArcherはUnited航空とも提携しており、事業連携の中でニューアーク(EWR)とシカゴ(ORD)を代表とする複数拠点でエアタクシー事業を開始予定
(ArcherのCEO;Brian Burnhard氏のコメント)
-[SA社とも力を合わせ、都市の航空移動の未来を支えるインフラ整備/前進させることに興奮している]
-[NYやシカゴなどの大都市の航空資産の電動化に注力することで、持続可能で効率的な航空旅行の実現に向けて重要なステップを踏んでいる]
-[今回の提携で全米の着陸拠点NW確立/エアタクシー拡大/航空機と都市交通の連携などを通じ、乗客に信頼性の高い輸送サービスを提供できるようになる]

2;その他

 SA社は英国本拠の空港運用サービスを提供する業界大手で、[フライトサポート][ファシリティサービス][技術サポート]を展開する
 [フライト];給油/グラハン/乗客やパイロットへのアメニティ供与
 [ファシリティ];駐車場/格納庫のレンタル/オフィスレンタル/広告
 [技術サポート];制限区域内での機材の保守/検査及びAOGサービス

 ArcherはeVTOLの開発/製造で先頭を走っており、UAE/インド/韓国でのエアタクシーサービスの実行計画など、旅客/貨物の電動空輸技術の商用化に向けて動いている
 米国では商用eVTOL運用開始へのFAA認証を取得済みでだが、旅客サービス前に主力機;Midnightの微調整に注力してきた

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