見出し画像

2019年のEC市場は引き続き成長

経産省が毎年恒例のEC市場レポートを発表していますので、サマリを共有します。裾野としてはB2Cの方が中小企業/小規模事業者を含めた法人数としては多いとみられ影響も成長余地もあるのかと思いました(B2Bはモノタロウやミスミなどの様々な事業者が参入し、事業モデルとして確立→EC化率も一定飽和状況に)。
B2Cはコロナ禍ではあるものの、リアル接点の強さがデジタル化が進む中で再認識されているため、今後の成長ドライバーとして立ち位置が変わるのではないかと思っています。コロナに関係なく人間は衣食住&医職充(医療/職業/充実)が必要だし求めるし、地域密着であればあるほどRoyaltyという名の無形資産を持っているので、その接点は今後も重要で次はSMBの時代が来ると感じています。
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html

<サマリ>
・2019年のB2Cの市場規模は19.36兆円(YoY/+7.65%)でEC化率は6.76%(YoY/+0.54%)で、引き続き成長
・物販(10兆)/サービス(7兆)/デジタル(2兆)で大まかに「5:4:1」の割合、成長のけん引役は物販
 └物販の中でも衣料品/飲食物/電化製品の分野が多くを占め、成長もけん引。
 └サービスでは旅行/飲食/美容が太宗を占める状況
 └デジタルはオンラインゲームが1.3兆円とほとんどだが、電子書籍が0.3兆円まで伸張
・一方のB2B市場規模は352.96兆円(YoY/2.5%増)でEC化率は31.7%(YoY/+1.5%)。
・C2C市場規模は1.7兆円とYoYで9.5%増を記録している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?