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GogoroとUber-Eatsが連携して台湾電動化を推進

少し前の話ですがGogoroとUBERがUber-Eatsの配達員向けの電動バイク/バッテリー交換利用に関する協業の強化を発表しています。
配達に占める電動モビ比率を20%から40%に倍増させる計画で、そのための割引やステーション優先利用権などを付与するとのことです。
台湾でも一般的になっているフードデリバリ(美食外送)との電動モビリティ/バッテリーはやはり親和性が高いところであります。

1;GogoroとUBERの提携

 23年初めから両社は提携してEV利用推進をしているが、これまでの提携による配達パートナー向けインセンティブ総額が3000万ドルに達した
 具体的には、クリーン/持続可能な配達方法としてEVスクーター利用を促進すべくインセンティブ/割引を配達員に提供。提携期間は2年間、配達員に対して[Gogoroスマートスクーターの割引][バッテリー交換ステーションへの優先アクセス]を供与する
 提携目標は2025年までに配達に用いるEV比率を20%から40%に倍増させること

2;関係者コメント

(GogoroのCEO;Horace-Luke)
-[現代の最大の課題の1つは、都市交通をクリーン/持続可能なエネルギーに変えること。台湾での協業を通じてGogoroとUberは、Uber-Eats利用者がスマートモビリティを採用するハードルを下げている]
(UBER TaiwanのGM;Chai-Lee)
-[Uber Eatsの配達パートナーがGoGoroの電動スクーターとバッテリー交換を活用する姿を見てきた。今回の合意は強化するもの。]
-[台湾全土の都市をクリーンにし、2040年までに世界の全ての配送でCO2排出ゼロにする目標の達成に貢献する]

3;提携強化の背景

 Uberとしては電動スクーターは利便性/収益性/持続性喉の観点からも従来のバイクに勝っている認識
 Gogoroはバッテリー交換技術で世界の先頭を走っており、当該技術が地球環境に与える影響は大きい。バッテリーへの迅速/簡単なアクセスで、数秒で交換して標準的なガソリン補給よりもスピーディー
 現在、台湾には60万人を超えるGogoroスクーターユーザーがおり、130万個のバッテリーが存在。2015年以来785,000t以上のCO2が節約されたとする

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