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バイデン政権がクリーン産業むけ雇用プログラムを復活へ

米バイデン政権が廃止措置となっていたClimate-Corp(気候部隊)の復活を企図しています。
環境/気候変動関連の職業訓練/雇用促進策ですが急速に成長する当該分野での人材育成/確保にが必要な措置かと。
一部報道で当該プログラム参画企業への補助策適用ともあり、注視が必要かなと。

1;Climate-Corp(市民気候部隊)の立上

 エネルギー産業の立上/成長促進に向けた有償訓練/雇用促進プログラムで、2万人程度の若年層を対象とする。
 (研修)設備メンテ/クリーン電力/防災/エネルギー効率高度化/環境法などの分野が対象
 (雇用)有償訓練を修了すると当該分野での就職が可能となるもの
 IRA初期版に盛り込まれていたが、法案作成の段階で共和党によるコスト観点での反対により廃止。[労働者のエンパワーメント]の施策として掲げられ、2030年までに米国の陸海域の30%を保護すること]を目標に据える

2;今後の予定

 今後数ヶ月以内に、政府は気候部隊の公式採用サイトを立ち上げる予定でWebサイトでは地域社会での仕事について学習/応募できる。法人も当該サイトにアクセスして気候部隊との連携方法(採用方法)を見ることが可能
 複数の連邦政府機関にまたがって実施される予定で、労働省/内務省/農務省/海洋大気庁/エネルギー省と連携する。必要予算はコストは既存施策の予算を割り当てる予定だが、歳出額/調達元は明らかにしていない
 NGO;天然資源防衛評議会のHeadは[クリーン電力/環境保護施策の推進は次世代への健全な投資で国の将来と形作るものだ]と声明を出している

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