見出し画像

EnviroSparkは調達資金をTesla充電チームの採用に投入

Teslaの充電部門閉鎖を受けて色々な動きが出ていますが、EV充電器ソリューション提供をするEnviroSparkが早々に採用に動いています。
先ほど調達した5000万ドルを採用に使って事業展開を加速する算段のようです。

1;EnviroSparkがTesla人材採用へ攻勢

 アトランタ拠点のEV充電Solを展開するEnviroSparkが自社HPでTesla人材の採用強化を訴えている。5月初週にTeslaからレイオフされた充電部門の人材登用で自社事業の急速拡大を実現する方針
 先だって調達した5000万ドルを元手に自社/FC双方で運営するNWの拡大と、EVインフラのアクセサビリティ向上を目指す

 創業者/CEOのAaron Luque 氏は採用に関連するe-mailで以下のように述べている
 -[創業以来最大の人材獲得の機会とみており、Teslaが充電インフラを拡大できたのはSuperchargerチームの優秀な従業員のおかげだと認識している]
 -[Basaltからの投資資金で我々が野心的な成長目標を達成するために、できるだけ多くの高度なスキルを持つ人材を採用したい]

 24/04にホテル/ディーラーなどと戦略提携を実施するとともに、EV充電NWの拡大により連邦政府からNEVI賞を受賞。RaceTrac/Waffle House/IHG Hotels & Resorts/Ford Dealershipsと提携、これまでのTesla/VW/Volta/StarWoodCapitalとの提携を補完するもの

2;EnviroSparkとは

 2014年設立のEV充電ソリューション企業で、EVインフラ拡大による集合住宅/企業/運転手のEVアクセシビリティ/意識向上を目指す
 サービスには、システム設計/導入資金調達/リース供与/オンサイト評価/販売後サポートが入っており、ターンキー型の事業を進める。
 現在北米全域に8500台近い充電ポートを設置しており、[品質;最高性能のEV充電器と最高品質の作業]及び[サービス;シンプル/正確/時間通りに完了する充電]を売りにする
 
 24/05に米国のインフラ投資ファンド;Basaltから5,000万ドルの調達に成功。調達資金は[EV充電環境に革命を起こす]ミッションの促進に向けた[所有/運営NWの拡大]及び[EV充電関連技術の革新]に使うとのこと。
 それ以前には2022年にUltra Capital主導で1,500 万ドルの資金調達に成功している

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?