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「ソーシャルワーカーに求められるアセスメントスキルとは」社会福祉のレポートの参考にどうぞ。

現在、福祉分野にてソーシャルワークに携わり、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師を取得した拙者が下記の参考文献をもとに「ソーシャルワーカーに求められるアセスメントスキル」についてまとめたレポートです。広く発信したいと考え、noteに投稿します。後半部分は有料です。(本文2435字)

✔面接技術としての心理アセスメント,津川律子,金剛出版,2018
✔失敗ポイントから学ぶPSWのソーシャルワークアセスメントスキル,大谷京子,田中和彦,中央法規,2018

参考文献

心理アセスメントの根幹とは

 津川は、クライエントの全体像を捉えるためには、多角的多層的な心理アセスメントが重要であるとしている。津川によると心理アセスメントとは「対象(個人の場合はクライエント)が、今どのような状態にあり、本当は何に困っているかを把握し、どのような心理支援が求められ、どの介入が優先されるのかを選択し、どのようになることが望まれるかを見通すといった一連の過程」としている。アセスメントとはいわゆる「見立て」であり、適切な援助につなげるために多角的な把握をするための洞察と思考が必要となるといえる。

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