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「ひきこもりの定義および現状を踏まえた支援について」社会福祉のレポートの参考にどうぞ。

これは精神保健福祉士を目指して精神保健福祉学を専攻していた際の課題「ひきこもりの定義および現状を踏まえた支援」についてまとめたレポートです。
広く発信したいと考えnoteに投稿します。後半部分は有料です。(本文1233字)

(1)厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業,思春期のひきこもりをもたらす精神科疾患の実態把握と精神医学的治療・援助システムの構築に関する研究
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000807675.pdf(2023/5/7閲覧)
(2)生活状況に関する調査(平成30年度)
https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/life/h30/pdf-index.html(2023/5/7閲覧)
(3)江戸川区ひきこもり調査結果の報告書(令和 2年 3月 12日 )
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/15692/report_color_.pdf(2023/5/7閲覧)
(4)令和3年度江戸川区ひきこもり実態調査の結果報告書, 令和4年3月30 日
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/33977/r3_saisyuhikikomoricyousakekkahoukokusyo.pdf(2023/5/7閲覧)
(5) 10代・20代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン, こころの健康科学研究事業,地域精神保健活動における介入のあり方に関する研究
https://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1b.html(2023/5/7閲覧)

参考文献

 厚生労働省(1)によるとひきこもりとは、「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家 庭外での交遊など)を回避し,原則的には 6 ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念 」と定義している。平成30年度内閣府の生活状況に関する調査(2)では、社会的自立という指標をもとにひきこもりを「狭義のひきこもり群」と「準ひきこもり群」としたことが特徴である。社会の変遷、人々の意識によりひきこもりの解釈が変化することがうかがえる。

 一方、令和2年度の江戸川区ひきこもり実態調査(3)では、ひきこもり当事者は若年者より中年層が多く同居に親族がいる場合が大多数を占めた。当事者の年代は40代、男性、ひきこもりの期間が2年〜9年、きっかけは疾病という属性が最も多い回答となった。江戸川区はこの調査結果を踏まえ令和3年度に調査を実施している(4)。両者では対象や調査方法が異なっているため結果で明らかとなったひきこもりの属性は異なっており、令和3年度調査では、40代、女性、ひきこもりの期間は1年〜3年未満が多い結果となった。これは先の内閣府のひきこもりの定義の指標にもあるように社会の意識のあり方がひきこもりの定義を狭義と捉えるか広義と捉えるかによっても異なる点があると考えられる。    

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福祉分野のソーシャルワーカーとして、2021年社会福祉士(社会福祉系通信制大学卒)取得、2022年公認心理師(Gルート)、2023年精神保…

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