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13曲目『アンダースタンド』(平成15年 2003)ASIAN KUNG-FU GENERATION

 前回のナンバーガールに続いて、オルタナティブ・ロックのアジアン・カンフー・ジェネレーション(以下、アジカン)の曲を取り上げます。
 アジカンは、ナンバーガールチルドレンであります。初期のアジカンの曲作りの随所に(他、ホームページやDVD等のソフトでも)、ナンバーガールの影響を色濃く受けていることがわかります。
 
 彼らの曲との出会いは、『リライト』(アニメ「鋼の錬金術師」のOP)ですので、多くのみなさんと同じようにメジャーデビュー以来、快進撃する彼らに私も引き込まれていきました。
 ナンバガ・チルドレンといっても、ナンバーガールと趣を異にしているところは随所にあり、曲自体はパンクやハードコアをメロディアスやポップにした感じです。モッシュやダイブなんかの激しいのは嫌だけどライブを観に行きたいわ~という当時の若い人たちを一気に取り込んだと思います。見た目とすれば、(ん?予備校生?)って感じ(失礼)ですし、ステージ上のパフォーマンスや動きもほとんどなく、じっとしていますから、ステージや照明での演出、ライブDVDでのカメラワークや編集を動きのあるものにするなど色々と工夫しています。

 初期の曲は、ほとんどが3分台で終わって、そこも、すっきり、パンクっぽくて好感が持てます。
 今回、紹介します『アンダースタンド』(彼らの初のフルアルバム「君繋ファイブエム」の収録曲)は、それこそ、カラオケ・アジカン部門での私の定番ソングでありまして、曲の入り、グルーブが大好きです。間奏時の合の手として、アジカンの『君という花』で使われる青森ねぶた祭りの「ラッセー」をこの曲でも使用します(笑)
 詳細は書きませんが、実は、大体、500人くらいのオーディエンスの前でもこの曲を唄ったことがあります(笑)小学1年生の時に、六送会で、学年を代表して、たった一人で1300人を前にして歌った時以来のビッグキャパでの歌唱でした(笑)

 余談ですが、彼らのCD、および、DVDのほとんどのジャケットは、中村佑介のイラストです。彼のイラストを好きになった私は、無謀にも、アクリルガッシュの手書きで、中村佑介風の年賀状のイラストを描いたことがありました。出来は、まあまあでしたが、1回きりです(笑)

♪『アンダースタンド』ASIAN KUNG-FU GENERATION(NANO-MUGEN FESより)
 作詞・作曲:後藤正文
https://www.youtube.com/watch?v=WsTsV3wmoEg