私とコロナと失業保険⑧

さて長く続いた失敗体験
普通に受給手続きを行っていたら貰えていたであろう失業保険に対してのデメリットはかなり大きかったかもですが…
メリットがない訳ではないと思ったので
私なりにあったメリットもまとめておきたいと思います。

ちなみに、私のケースはコロナ解雇後に働きまくったので、ややこしいのですが…

デメリットはコロナ解雇後すぐに受給した場合と比べた内容
メリットは働いた事で起こった内容にしますね。


デメリット

・失業保険受給までに2ヶ月の給付制限が出来てしまった
・コロナ解雇の為最大210日の給付期間が90日に
・国民健康保険の免除額が少なくなる
・手続きが複雑になる
・今回のケースでは精神的負担

メリット

・受給期間満了日が延びた
・仕事体力の維持
・未曾有の事態で未経験分野に挑戦しやすい
・失業保険と違い、収入が大きい


といった感じでした。
デメリットはこうして見ると……
今回の私のケースだと
言い方悪いですが、ある意味お得感の喪失って感じがします…ね…
メリットは、お得感というよりは、精神的に安定というか、充実した点でしょうか。
・受給期間満了日が延びた
は、わかりにくいので説明しておきますね。

失業保険は、離職日からの受給満了日が1年間となっています。
④で一度触れましたが、私の場合は離職日から8ヶ月が経過していた為、180日あった受給期間は既に120日になっており、家政婦のアルバイトをしながらだと、更に受給が減るばかりでした。
ですが今回、新たに離職票を作成して頂いて、私の受給満了日は延びたので家政婦のアルバイトをしても、受給期間が減らないという利点が出来ました。
(品のない考え方ですが)
それでも、解雇で受給した方が受給するだけならメリットが大きかったのですが…
いまは損得勘定抜きにして、違うお仕事にチャレンジ出来るきっかけになった事は本当によい経験になったなと思っています。

上記に当てはまらなかった事では、デメリットとして最後の月は半月しか勤務がなかったという事です。
これは、失業保険は、離職前の3ヶ月分の給与の平均額から出る為です。

私は工事現場のアルバイトで最終日をいつにするか打診があった際、25日位までは現場があるけど、その頃にはもう掃除の仕事が残っておらず、来ても仕事がない状態と伺いました。
15日までは忙しく、来て欲しいと言われた為、では15日まででと言う事になりました。
その時は、解雇の離職表で手続きで大丈夫と言うお話だった為、こちらの勤務は影響がないと思っていたからです。

それにしても、もし25日までと言ってたとしても通常の月よりは少なくなります。
通常月と同じようにしようと思えば、現場以外の社内のどこかでで何でもいいので月末まで働かせて下さいって言わなくてはいけません。
長く働いている職場ならまだしも、私には少々難しく感じます。
それでも、雇用保険のあり方的に、しっかり貰おうと思えば、本来ならばそうしておくべき…少なくとも25日まで働いておくべきだったのですが…
どちらにしても、解雇での離職表が使えると信じて動いていた事が大きな失敗でしたし、私が選んだ働き方は現行の雇用保険の在り方では受給面でのデメリットが大きかったのではと思います。

あと、今回感じた事は…

失業保険だけでなく、他の保険関係もそういう部分があるとは思うのですが…

受給に関しての制限が、むしろ雇用先を探しにくくしているのでは?と思う部分です。

例えば、失業保険を受給中に、受給期間を多く残して再就職先が見つかった場合に出る再就職手当があるのですが、それは公共職業安定所に紹介して貰った場合に限ります。

いまの、ネットで様々な求人が閲覧出来る環境で、それはどうなんだろう?と思います。

再就職先が、雇用保険に加入する条件とか、緩和の方向に出来ないのかなとか。

それと、手続きのIT化、AI導入は早急に進められないのか?

公共職業安定所の雇用契約も問題になっていましたが、そもそも知識が多分に必要な職種で短期の雇用というのは、労働者にも負担が大きいと思われるし、慣れてこられた頃に契約終了では人材として活用が物足りないように思います。受付に何人も人材が必要とか、手続きで担当する方に寄って誤差が起こる等…IT化やAIを導入する事で避けられる部分が多く感じました。

それでも、働く方々はプロフェッショナルであるよう相当な努力と精神的負担を持たれているように思います。

だからこそのAI導入は、国として取り組むべきではないかと感じました。

それこそ、働き方改革 のような。

私は今回のコロナ渦で
自分でも驚くくらい、何も出来ませんでした。
休業要請でお店が休みになっている間、アルバイトの許可も頂いてましたが仕事が全くなく
かといって何かを自宅で出来るような才能もなく
自分だけぽっかりとした空間が出来たような、不安で不思議な1ヶ月でした。

お仕事が再開された時の幸せや安心感は、忘れられない出来事でしたし、忘れないようにしたいです。

今回の出来事は初めての経験や思う事が多過ぎて……
いくらでも話が続いてしまいそうなのですが
この辺りでこのタイトルは終わりにしたいと思います。


知識が至らず個人的な主観を述べている部分が多々あったかと思います。

無知な者が、至らない常識のゆえにこそ起こす失敗と見解だとお慰み頂けますと幸いです。

ここまで読んで下さってありがとうございました。


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