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闘病、介護を振り返る①

2016年9月〜2019年11月までの両親の闘病・介護についての事を残しておこうと思いnoteを書く事にしました。
自分自身は40代から50代になった時の出来事でしたが、自分の人生を振り返ってみて最大の出来事だったわけですが、それでも少しずつ記憶は薄れていく中で「残しておきたいなぁ」って気持ちが湧いてきたので少しずつ書いてみます。

癌の告知
2016年9月母が婦人科にて直腸瘤の手術の為、事前検査のMRI検査を受けました。直腸瘤の手術は無事に終えました。退院の当日朝に病院から会社に電話があり「至急でお話したい事があるので早く来てください」と。
仕事を早退し病院へ行きました。

お医者様「MRI検査で影がたくさんあり、詳しく調べる必要があるので、紹介状と資料を用意するので明日大学病院へ行ってください」と。

翌日にMRI画像などを持参し某大学病院へ行きました。母と2人で診察室に入りお話を聞きました。
主治医「卵巣が腫れているようなので、精密検査をする必要があります〜」
その後母のみ検査の説明をすると言われ診察室を出てから、主治医より私だけに話があり「おそらく卵巣癌です。かなり進行しているようです。出来る限り早く手術する予定ですので、術前の検査の予定を今日お伝えします」と。

この日からがジェットコースターのような日々が始まりました。
この時点では母は「嫌な病気なのかぁ?」くらいの認識でした。
私は主治医より『癌』という病名を聞いてしまったので、かなり動揺していました。

その時の気持ち
身近に『癌』患者がいなかった事もあり、初めての事ばかりで戸惑いました。
父、姉、兄に伝えたのですが、何故かその記憶がほとんどありません。
その時の自分の気持ちが大き過ぎたからかもしれないです。
考えたくはなかったですが、母の『生きる』残り時間を考えました。


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