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闘病、介護を振り返る⑭

2016年10月に母の手術(卵巣癌)
2017年2月に父の手術(S字結腸癌)
2018年1月からのお話。

母の検査結果そしてまた検査
前回の検査で再燃が確認さて、より詳しい検査をした後は
今後の治療方針を聞く事となりました。
母の自覚としては、消えた物がまた現れたという認識でした。
私は小さくなっていたものがまた大きくなってきたという認識。
恐らく母は消えたと思いたかったのかもしれない、と今になって思います。
2月よりまた月に1回の抗がん剤の治療をスタートする事となりました。
およそ9ヶ月ぶりの治療スタート。
カルボプラチン
パキルタキセル
アバスチン
またこの治療ですね。
流石に高齢の母には厳しいと思いました。
しかし、まだまだ母は前向きに取り組む姿勢でした。
再度の治療となり、父は「いつになったらお母さんの癌は治るんや」
と私に言いました。
父も母が治ると思いたかったのかもしれないと今思います。

その時の私の気持ち
大変だけど頑張ればまた治療しながらも皆で生活できると思っていました。
変な言い方ですが、癌と付き合う生活に慣れてきていたように思います。
最初の段階から主治医からは「癌と共存」と言われていましたから。
癌が消える事は無いと聞いていましたし、共存しての生活を覚悟していたつもりでした。
その後にはその覚悟が弱かった事を知る事になります。

2018年2月のお話でした。つづく・・・

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