おいしい幸せを感じる入り口は「香り」です
『おいしさ』の評価はとても曖昧ですよね。
お皿にのっている同じ食べものでも
人によって感じかたが違うから。
ある人には「おいしい!」と感じても
違う人にとっては「おいしくない」かもしれない。
この「おいしい」、「おいしくない」を識別
するのは実は脳なんです。
では何を表現して脳に訴えかけるか。
香りです。
おいしさを感じるメカニズムは
香りから入り
⬇️
舌を通して
⬇️
喉が記憶して
⬇️
脳が識別する
この順番です。
ちなみに舌は味を識別できないので
香りがいかに重要かがわかります。
例えば生ものを鼻をつまんで食べます。
🔘あじ
🔘たい
🔘まぐろ
🔘さより
🔘さんま
ほとんどんの人が魚の種類を
識別するのは難しいはず。
香りは脳に記憶されやすい感覚です。
ある香りから過去の記憶が蘇る現象は
プルースト効果と呼ばれています。
フランスの小説家プルーストの小説に出てくる主人公が
マドレーヌを浸した紅茶の記憶から幼少期の記憶が蘇る。
これになぞらえ特定の香りを嗅ぐことでその香りの記憶が
呼び起こされる現象。
おいしい記憶と香りは繋がっているのです。
こんな経験ありませんか。
ふと通りかかったパン屋さんから
焼きたてのクロワッサンのバターの香り。
その時に蘇るのは小学生のころ友達と
苦戦しながら焼いて食べたのと同じ香り。
香りは脳に記憶されやすい感覚で犬や猫に比べ
嗅覚がおとる人間でも数百種類以上は識別できる。
人間が持っている香りを識別
できる能力は想像以上です。
ある特定の香りを嗅ぐことで幸せに
なれるのならこんなに良いことはありませんね。
今回の記事はこちらを参考にしました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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