【ウレタン塗装とは】オイル塗装との違いは?メリットや適切に依頼するポイントを解説します。
【ウレタン塗装とは】
ウレタン塗装はポリウレタンを主成分とし、油性塗料(シンナーなどの有機溶剤で希釈する油性塗料)と水性塗料の2種類があります。
それぞれ仕上げの条件や費用に応じて使い分けますが、工業製品では一般的に油性塗料を用いることが多いです。
部分的に使えるので、木材や木工小物の部分補修ができる
オイル塗装などに比べて艶出しに向いている
鏡面仕上げなどに使われるポリエステル塗装より費用を抑えて手軽に使える
といったメリットが挙げられます。プライマーで下地処理をした材料に下塗り、中塗り、上塗りと好みの仕上がりで重ね塗りすることができます。
【ウレタン塗装の事例】
ウレタンカラー塗装
スピーカーボックスなど大型の製品にもおすすめなウレタン塗装。吹付や刷毛塗り、ドブ漬けなどいろいろな塗装方法があり、アンダーコート、トップコートにポリエステル塗装を組み合わせるなど、製品の仕上がりや費用に合わせて柔軟な作業工程に対応しています。詳しくは以下の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ウレタンカラー塗装
材質が合板の製品にカラー塗装を施した状態です。
また、塗装業者に依頼することで、木目を消したり、お好みのカラーの割合を配合することが可能です。
ウレタンクリア塗装
トップコート塗装として製品をコーティングしました。計2回の多層塗装によって光沢感と艶が出た仕上がりです。
また、スプレーガンで吹き付けることで液だれしにくく、立体感のある重厚な仕上がりになります。
▽塗装工程はこちら
FRP樹脂製品
ウレタンスノーホワイト塗装後の製品です。
こちらの後工程では、ペーパーで塗装表面を研磨した後、艶消しクリア塗装でマットに仕上げます。
このように、ウレタンカラー塗装にさらに別の塗装を重ねて仕上げることもあります。
その他
ウレタン塗装は、 ABS・アクリル・プラスチックなどの樹脂素材・金属など様々な素材に対応可能です。協力会社の手配が可能ですので、対応素材についてご相談ください。
ウレタン塗装のオーダーをお任せください。
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したほかにも、水性ブラック塗料、バトン塗料を使用したオイルステイン塗装もございます。
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