長岡の伝統野菜を使った、おかずソース【SHO SUZUKI NIIGATA 長岡巾着茄子ゆずジンジャー】
こんにちは!The SUZUTIMES編集部の これえだ です。
今回ご紹介するのは【SHO SUZUKI NIIGATA 長岡巾着茄子ゆずジンジャー】。新潟の夏を代表する食材である「なす」を使った、オリジナルの瓶詰め調味料です。
長岡野菜でもある『巾着なす』についても詳しくご紹介していきます!
メイン食材:長岡巾着なす
巾着のような見た目からその名前がついた『巾着なす』。そのルーツは現在の新潟市江南区の亀田で育てられていた『亀田巾着』と言われています。
長岡では100年以上前から育てられており、夏の食卓を彩る、お馴染みの食材の一つです。
見た目も特徴的ですが、驚くのがハリのある実とその重さ。1つ1つがずっしりと重く、一般的なナスの触り心地とは異なり、中身が詰まっていることがわかる感触です。
そんな巾着茄子は、火を通すことでトロッと甘くなるのに煮崩れしない、加熱にぴったりな茄子。
長岡の郷土料理である「ふかしなす」は、皮を剥いた巾着茄子を丸ごと蒸して生姜醤油や辛子醤油をつけて食べるお料理で、まさに巾着茄子の良さをシンプルに味わえる一品です。
伝統野菜を守るために
長岡では身近な巾着茄子ですが、近年で栽培している農家さんが減ってきており、その生産量も減少傾向にあります。
背景には農業の担い手不足や農家さんの高齢化などさまざまな課題があります。特に伝統野菜は昔ながらの栽培方法を取り入れての作業になるので、効率が悪く、大量生産や流通には不向き。
それでも生産を続ける農家さんからは、「伝統を守るために」という強い志と、地元への想いを感じます。
「伝統野菜」についてはこちらにも情報をまとめています、お読みいただけると嬉しいです。
そんな伝統野菜を取り巻く環境や、農家さんの想いをこれからに繋ぎたいと考えて作られたのが本商品です。
商品:SHO SUZUKI NIIGATA 長岡巾着茄子ゆずジンジャー
1、B品の巾着茄子を使用
栽培が難しい上に、1本の木から30〜50個程(一般的ななすの半分にもならない量)しか収穫できない巾着茄子ですが、せっかく収穫できても、形が悪かったりキズが入っていたりすることで出荷できないものも多くあります。
とはいえ、見た目がちょっと悪いだけで、農家さんの手間暇や愛情、何よりも味わいは変わりません。
本品は、そんな規格外のものを積極的に買い取って使用しています。
傷や汚れのあるところを丁寧に取り除き、美味しく食べてもらえる状態にして消費者へ届ける。瓶の中には、生産者さんと私たちの想いもたっぷり詰めています。
2、巾着茄子の“らしさ”を伝える加工法
先に紹介した通り、巾着茄子の最大の特徴は加熱に強いことです。
加工品でもそれを体験していただけるよう、茄子の食感が楽しめる大きさと、加熱により強くなった甘みが楽しめる味わいにポイントをおき、しっかり煮つけて作る商品にしました。
3、お米に合う味付け
味付けのベースは巾着茄子と相性抜群な、『長岡産の醤油』と『生姜』です。そこに柚子の香りを加えることで、さっぱりとした味わいに仕上げています。
また、長岡といえばお米。本品をお召し上がりいただく際、食卓にごはんがあることをイメージし、ごはんが進む味付けにしています。
アレンジレシピ:巾着茄子とトマトの和風サルサ
<材料>
・SHO SUZUKI NIIGATA 巾着茄子ゆずジンジャー 40g
・玉ねぎ 40g程度
・トマト 50g程度
・塩 少々
・七味唐辛子(お好みで)
<作り方>
1、玉ねぎはみじん切りにして水にさらし、辛みを抜く。
2、角切りにしたトマトとよく水気を切った玉ねぎ、巾着茄子ゆずジンジャーをボウルで混ぜ合わせ、塩で味を整える。
3、お好みで七味唐辛子で辛味をプラス
バケットに添えるのはもちろん、お肉料理の付け合わせやちょっとした箸休めにもなる、”食べるソース”の出来上がり。
ベースの味付けがあるので、さっと作れるお手軽プラスワンレシピです。
最後に・・・
巾着茄子を『もっと知って、もっと味わってほしい。』『美味しく食べることで、巾着茄子とそれを育てる農家さんを守りたい。』そんな気持ちで作っている瓶詰め商品です。
長岡市以外ではあまり出回ることのない野菜だからこそ、こうして加工することで全国の方々にその存在を届けられると思っています。
詳しい商品情報はオンラインショップでご覧いただけます!
それでは、次回の更新もお楽しみに!!
これえだ