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インドで銃突きつけられて悟った話🇮🇳

どうも、すずだいです。
今回は、約10日間インドに滞在して感じたことや学びを書きます。当該noteは、こんな方におすすめ。

・本気で世界を変えたいと考えている挑戦者
・事業作りをしてるいるビジネスパーソン(起業家, 事業家)
・世界をより前に進めたい人
・幸せの定義が知りたい人

そもそも、どうしてインドに行ったのか?

インドに行った理由は、”日本の閉塞感”の解像度を上げたかったからです。

最近、ひろゆきなどの登場により流行ってる「日本オワコン」のような自国への諦めに対する解像度を上げたかったのと、同時にそれらを解決するために何がセンターピンになり得るのか知りたかったからです。そこで、最近人口1位になった国に行けばヒントを得れるのではと思いインドに行きました。

デリー到着後の悲劇(喜劇)

現地時間の22時にインディラ・ガンディー(デリー)国際空港に到着しました。その後、SIMやモバイルWifiを持っていなかった僕は、現地のタクシーの運転手に声をかけられ、予約していたホテルに向かいました。この時までは、初めてのインド旅に胸を高鳴らせていました。

タクシーに乗ってから約10分後、運転手がとんでもない発言をしました。「そこのホテル、コロナの感染者出て今日閉まってるらしいよ」と。それを聞いた僕は、「本当かよ!?確かめたいから、ホテルに電話してくれないか?」と返答し、運転手はホテルに電話をかけてくれました。ニセモノ??のホテルマンは「ホテルは空いてない」と一点張りでした。

その後、(電話相手は、多分グルだが)海外旅行の経験が浅い僕は、彼らを疑うことなく、「じゃぁ他のホテルを紹介してくれない〜??」と運転手に頼んでしまい、スラム街の暗いマンションの一室に連れられましたw。

暗いマンションの一室のイメージ

その部屋で強面のお兄ちゃん五人に囲まれて、
「2〜3泊分のホテルを予約してあげるから、約8万円だせ!」とお金を要求されました。また1人は拳銃?らしきものを持っていたので、めっちゃ怖かったですw。

悪党のイメージw

運が悪いことに、クレジットカードを持ってくるのを忘れてしまい、全財産は7万のみでした。(読者の皆さんはクレジットカード持って行きましょうw)要求された8万には1万円ほど足りません。かなりの時間、脅されたのですが、本当に7万しかお金を持っていなかったので、どうすることもできません。

そこで、何を血迷ったのかカバンの中に入っていた髭剃りを1万円以上の価値があることをプレゼンし、差額の1万の代わりに貰ってもらい解放してもらうことにしましたw。(実際の価値は、1000円くらいw)
「日本では2万円の価値がある」「この髭剃りはアンダーヘアの処理にも対応している」と言った具合にうまくプレゼンをして、なんとか価値を認めてもらい、無事に解放されました!!
 

無一文になってから

そんなハプニングがあり、無一文になってしまったのですが、
インド人の子供たちと一緒に物乞いをしたり、優しい日本人の方が助けてくれたり、たまたまインドに来ていた友達にお金をもらったりと、いろんな人達に助けていただき、無事残りの期間を楽しく過ごすことができました!
改めて感謝です!みんな本当にありがとう!!

Thanks, my friends and bro.

教訓として渡印する方は、これだけは覚えておいてください。

【(インドで無一文になってしまった)日本人への教訓】
インドで日本人に事情を説明したら100%お金を恵んでくれます。ですので、無一文になったら、まず日本人を頑張って探してください。応援してます。(本当に困ったらtwitterに連絡ください。頼りになるインド人紹介できます!)

すずだい渡印日記

 

本編|インドで学んだこと

ようやく本編です。少し冗長過ぎました。
ここまで読んでくれた方は、

  • 本気で世界を変えたいと考えている挑戦者

  • 絶賛インドで無一文になっている方

のどちらかに該当すると思います。
ここからは、特に1番目(本気で世界を変えたいと考えている挑戦者)の読者を想定して学びを共有しようと思います。

それでは、いってみましょう!
 

学びその①「信頼について」

インド旅でほとんどのサービスのコアバリューは、”信頼”であることに気付きました。

例えば、プラットフォーム型のサービス(政府、SNS、メルカリなど)を考えると、より明確に理解できると思います。メルカリを例に考えてみましょう。仲の良い友達間の取引のように、既知の人間同士であれば、メルカリは必要ないです。「自分が持っているモノを友達に渡し、友達が自分に対してPayPayやお酒を奢るなどの対価を支払う」で取引が完了します。
しかし、知らない人同士(匿名)での取引ではプラットフォームのような信頼性を担保する仕組みが必要になります。これが(プラットフォーム型の)サービスが必要な理由です。

この”信頼”を民主化しうるテクノロジーが昨今話題のブロックチェーンだと思うので、この領域は引き続きウォッチしていこうと思います。

話を戻します。

上記の考え方に至ったキッカケは、インドのカレー屋です。

近くにいたイギリス人がインドカレー屋Aでクレジットカードを使ってカレーを買おうとしてました。
しかし、A屋さんではクレジットカードが使えないとのこと。その時、カレー屋Aは何をしたか。近くの服屋Bにクレジットカードの機械を借りたのですwめちゃくちゃ面白くないですか、これ。

つまり、イギリス人はクレジットカードで服屋Bにお金を払ったのです。
で、その代わりカレー屋Aは服屋Bに現金でお金をもらっていたのです。すごいの一言。まさに、Increadible INIDIAです!
サービスが整っていない分、周りの人同士で課題を解決するという人の力強さを垣間見ることができました。

 

学びその②「幸福について」

2つ目は、「幸福」を再定義することができました。
仲良くなったインドのバラナシ(ガンジス川で沐浴できる地域)の友達は、

  • 100円でカレーを食べて

  • 0円で友達と談笑したり歌を歌う

など自分の欲望に忠実で幸せそうでした。

僕も実際に体験させてもらったのですが、すごく幸福感を感じることができました。よくいう話ですが、「発展途上国は幸せじゃない」みたいな価値観は日本やアメリカの神話であるということを肌で実感しました。

僕がよく言っている「世界を変える」「時代の転換点を作る」には先ほどの神話が前提としてあったので改めて自分の志を考えるキッカケになりました。
上記のインドとアメリカ等の幸福感の差分は、時間軸が違うだけであり、良し悪しはないと考えてます。

とはいえ、短期の幸福を追求するにしても、長期と短期の幸福を理解した上で、”短期の幸福を追及する”方がクールだと思うので、2つの幸福感を理解できるためのインフラ作りに今後尽力します!

 

学びその③「人生はなんとかなる」

3つ目の学びは、”人生なんとかなる”です。

もちろん全てが”なんとかなる”とは思っていませんが、
上記のスタンスを持つことで、”なんとかなる”まで自らの手でキッカケを
作るためのアクションをし続けれるのです。

”なんとかなる”というスタンスは、

  • ビジネスパーソン(事業家)だと、ペインに対してのソリューションを考え抜けたり、行動し続けれたりする。

  • 起業家だと、自分のビジョンを信じ抜ける。

のように、”なんとかなる”は、”絶対にどこかに答えがある”というスタンスであり、それらは行動量と改善サイクルを最大化するのです。

 

最後に

インド旅で、最初のイシュー”日本の閉塞感”の正体は、

  • 人口減少

  • 少子高齢化

の2つだと身をもって理解しました。

これらの事象を変えるのはすごく難しいです。とはいえ、前述の”絶対にどこかに答えがある”というスタンスが重要です。

インドで「日本人です。」というと、
「日本!TOYOTA!SUZUKI!」と言われます。一見誇らしいことのように思えますが、全くそんなことないです。なぜなら、これらは30年前の日本の資産なのです。つまり、僕らの先祖がすごいのであって僕らは、その資産の消費しかしてないんですよね。

以下は知識人からの引用ですが、「なぜ過去30年間に世界的に成功するサービスが生まれていないのか」という理由は、日本の市場規模が十分に大きく、日本国内でシェアを確保することに満足してしまったためらしいです。これが、日本の国際的なプレゼンスを低下させてしまった要因なのです。

今後ますます日本市場はシュリンクしていくので、
逆説的ですが、日本発のグローバルサービスが生まれる土壌が整ってきます。だからこそ、僕らの世代でもう一度日本のプレゼンスをあげれるようなプロダクトを作らないといけません。
この命題に使命感持って挑み続けたいと思います!もっと精進します!!

バラナシ、そしてインドで出会ってくれた全ての人、本当にありがとうございました!!また、会いましょう。

すずだい

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