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70歳のあなたは、どんな仕事をしていますか?

お元気ですか。StartingPointの鈴木敦子です。
今回のテーマは、「ライフサイクル」です。

定年は65歳へ。ずっと働かなくちゃいけないの?

2025年4月から、定年制を採用している企業の定年が65歳になる予定です。さらに「定年70歳」も検討されているとのこと。

つまり、「定年まで一生懸命働いて、老後はのんびり…」というスタイルは、過去のものになりつつ。

人が生まれてから生涯を終えるまでを、「ライフサイクル」と言います。

発達心理学では、次のようなライフサイクル理論が提唱されてきました。

ユング:ライフサイクル論(4段階)
エリクソン:心理社会的発達論(8段階)
レビンソン:ライフサイクル論(5段階)
スーパー:キャリア発達論(5段階)

どの理論も、成人期(20歳〜30歳)、中年期(40歳〜60歳)を経て、60歳以降を老年期と定義しています。

しかし、アクティブシニアの存在に代表されるように、これまで語られてきたライフサイクル理論は、実態に伴っていないと感じています。

ライフサイクルは、今の時代や個人にあった定義へとアップデートが必要です。

ライフサイクルとセルフイメージ

ライフサイクルを考えるとき、セルフイメージ(自分に関する認識)が不可欠です。セルフイメージは、心理的自己、身体的自己、社会的自己の3つに分けられます。

心理的自己とは、「自分で自分をどう定義づけていくか」ということ。

身体的自己は、「自分の体(健康)をどのように維持、あるいは変化させていくのか」です。

そして社会的自己は、社会との様々な接点に対して、自分がどう関わり、生きていきたいかを定義したものです。

「夫・仕事・会社」「母・子育て・家」のように属しているコミュニティでの役割に固定化されたセルフイメージでは、ご自身の可能性やライフサイクルが狭くなってしまいます。

3つの自己イメージを言語化し、自分の「こうありたい」セルフイメージをを具体化していく。そして、実際に行動していくことが、充実したライフサイクルへつながっていきます。

「会社勤めをやめて、好きなことで独立し、100歳まで働きたい!」や、「会社で可能な限り働きながら、地域ボランティアに関わりたい」など、ライフサイクルは人によってさまざま

わたし自身も今年50歳になりました。今までの理論だと人生の終盤になりますが、100年時代と捉えるとまだ半分。新しくセルフイメージをアップデートする必要がありそうです。

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ライフサイクルのイメージをアップデートする勉強会のレポートはこちらです。


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